令和２年度　第1回　貸出文庫新着案内目録
予約受付開始 令和2年年10月21日（水）午前9時から
項目は書名、書名よみ、著者、著者よみ、出版社、出版年、頁、内容説明の順です。
麒麟児　キリンジ　冲方丁　ウブカタ　トウ　KADOKAWA　2018年12月　308p　慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川追討令を受け、江戸に迫りつつあった。軍事取扱の勝海舟は徳川家を守るべく、決死の策を練る。官軍を率いる西郷隆盛との和議交渉にすべてを賭けて…。覚悟と決断を描く歴史長編。
祝祭と予感　シュクサイ　ト　ヨカン　恩田陸　オンダ　リク　幻冬舎　2019年10月　186p　また彼らに、会える。待望の『蜜蜂と遠雷』スピンオフ短編小説集!大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。入賞者ツアーのはざまで亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノ恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。他全6編。
背高泡立草　セイタカアワダチソウ　古川真人　フルカワ　マコト　集英社　2020年1月　143p　大村奈美は、母の実家・吉川家の納屋の草刈りをするために、福岡から長崎の島に向かう。吉川家には「古か家」と「新しい方の家」があるが、いずれも空き家になっていた。奈美は２つの家に関して、伯父や祖母の姉に話を聞く。第162回芥川賞受賞																						  
熱源　ネツゲン　川越宗一　カワゴエ　ソウイチ　文藝春秋　2019年8月　426p　日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ２人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。樺太アイヌの闘いを描く長編小説。第162回直木賞受賞
星に仄めかされて　ホシ　ニ　ホノメカサレテ　多和田葉子　タワダ　ヨウコ　講談社　2020年5月　354p　世界文学の旗手が紡ぎだす国境を越えた物語の新展開！Hirukoがつくり出した独自の言語、〈パンスカ〉が見知らぬ人々を結びつける。分断を超えた希望を描く、全米図書賞作家の新たな代表作。
ライオンのおやつ　ライオン　ノ　オヤツ　小川糸　オガワ　イト　ポプラ社　2019年10月　255p　若くして余命を告げられた雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決めた。そこでは毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があった…。毎日をもっと大切にしたくなる物語。
流浪の月　ルロウ　ノ　ツキ　凪良ゆう　ナギラ　ユウ　東京創元社　2019年8月　314p　再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人間を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ小説。2020年本屋大賞受賞																																												　
１タイトルにつき20冊所蔵しています。　　　　　　　　
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