内容注記 |
内容: 日本の世間話,世間話と話し手 「世間話」の話,“知識”としての世間話,「女房の首」の話,呪術の転落,備北の話千両,解説(『能代・山本昔話集』),トリックスター頑張れ!,怪異と妖怪 精霊と咄,「一寸怪」の素姓,解説-四人の座敷わらしたち-,話の素姓,七不思議とは何か,現代の妖怪,“口裂け女”の消息,はなしの民俗 桃から産まれぬ桃太郎,悪病退散願い寝物語に,金太郎の「赤」は力の象徴,乳離れできぬ金太郎,時勢にあらがう荷風の筆,江戸の町奇談の舞台に,「こんな晩」今に続く素材,幸せ告げる奇妙な獣,乱世によみがえる「件」,時空超える「牛の如の者」,発展性ない現代の「牛女」,都市型妖怪「口裂け女」,“革新派妖怪”口裂け女,なぜ三人姉妹の末っ子に,話のカギ握る末っ子,読初で祝う初春,「祝儀物」用の「鶴亀松竹」,子どもも楽しんだ「百物語」,「百物語」にも作法あり,江戸から続く「四隅の怪」,不意に現れる一人,遊びに加わる座敷わらし,回って呼び出す異界の子,鼠の往来に「別天地」思う,大人にも人気「鼠の嫁入り」,貫く女性原理町人の心意気,中国の物語は猫が登場,猫が登場した理由とは,鼠よけの猫は日中共通,猫絵の殿様月に三百七枚,猫と狐は近い間柄!?,ほか12編,解説 怪異の話、そして話の怪異 / 齋藤純著,解題 世間話、現代伝説、話し手への視線 / 花部英雄, 常光徹著 |