| 内容注記 |
内容: 東アジアの言語と『日本霊異記』 古代前期〈日本〉の言語認識と〈異言語〉,古代の漢文訓読文と『日本霊異記』,「景戒」の思想と『日本霊異記』 『日本霊異記』と中国六朝思想,自叙と内省,『日本霊異記』における「天台智者」と末法思想,『日本霊異記』と「天台智者」,景戒の夢と焼身,東アジア仏教文化圏との関わり 「縁起」と〈寺院縁起〉概念をめぐって,『日本霊異記』の注釈的性格,経典・注釈・説話,聖君問答と中国六朝論争,「極楽浄土」と個人の救済,冥界の王宮,外来説話と土着 仏教東漸と阿育王伝承,白い「〔ビ〕猴」と説話の様式,『日本霊異記』の筑紫説話,『日本霊異記』における祖霊祭祀,〈やまい〉と鬼神,東アジア仏教の理念と説話表現 『日本霊異記』の「貧窮」について,『日本霊異記』の〈女性〉観,『日本霊異記』の性愛表現,『日本霊異記』における〈呪殺〉,『日本霊異記』の「崇」と「誅」,仏典注釈の知的世界と仏教的知性 八世紀の三経義疏における「私」説,三経義疏と聖徳太子信仰,三経義疏と聖徳太子信仰,奈良時代・仏典注釈の世界と善珠撰述経疏の言説,善珠撰述『本願薬師経鈔』をめぐって,『本願薬師経鈔』と東アジアの仏典注釈,善珠『梵網経略抄』から見る「婬」と「呪術」の認識,智光『般若心経述義』,法進『沙弥十戒并威儀経疏』の「うた」 |