内容注記 |
内容: 芭蕉論 板本『去来抄』の意義 「此木戸や」の条をめぐって,冒頭の一条をめぐって,「うらやまし」の条をめぐって,「先師曰」さまざま,「二三等」と「一等」,「かた腹いたし」ということなど,芭蕉が消されたこと,『去来抄』と『三冊子』 『去来抄』と『三冊子』,『去来抄』の魅力,『去来抄』の芭蕉,芭蕉と等類,作者と読者の信頼,無作為と安易,季重なりと取合わせ,他に聞く,闇の俳諧奉行,即興の苦心,功者の病,芭蕉と去来,俳句の二つの方法,「いやし」という事,蔦の葉の句,芭蕉における物と情,三尺の童にさせよ,俳句における私意,芭蕉の目指したもの,芭蕉の「気」,余念なき俳諧,「花の森」と「日の春」,内の勤めと外の工み,不器用な天才,手中の蝉,言い尽くさないこと,猿蓑 作者不詳という趣向,露沾邸の饗応,露沾邸句会の少年俳人,句を譲る,『猿蓑』の羽紅,等類という表現,季語の不整合,春雨の泥鰌売り,エロスの夜,鶉鳴く塀の内,遊女奥州,俳苑小景 芭蕉の初春,佐夜の中山,ほか67編,解説 / 松尾勝郎著,解題 / 槍田良枝著 |