内容注記 |
内容: 一九八九年 世界史の急転回と日本,一七八九年 フランス革命観の訂正,侃侃諤諤、フランスの「自由」!,勝利した「自由」こそ最大の悲劇,共産主義の終焉 共産主義とは何だったのか,歴史の失敗と思想の失敗,ゴルバチョフが〔トウ〕小平になる日,ロシア革命、この大いなる無駄の罪と罰,ソ連消滅!動きだす世界再編成と日本,日本よ、孤立を恐れるな,フランス革命から天安門広場の流血へ,対中国外交をめぐる私の発言,一九七〇年代に見え始めていたイデオロギーの黄昏,小国はつねに正義か,不惑考,「再統一」に向かうドイツ人の不安な足踏み 一九八九年十二月における私の見通し,ドイツ統一は今や時の勢い,消えてなくなるはずのない東独人の東独愛国主義,統一ドイツの十字架,旧共産圏の人々のGefu¨hlsstau(感情のとどこおり),ギュンター・グラスと大江健三郎の錯覚,自由の悲劇,自らを省みて 政治家の顔,試される日本,日本人のなけなしの自我,合意社会日本の陥し穴,「アジアの統合」はない,欧米の傲慢は外交を考える前提である,アングロサクソンの後始末をしている地球,ポール・ケネディ『大国の興亡』を読む,空漠たる青年たち,教養の無力を知った時代,難民時代と労働力 当節言論人の「自己」不在,日本を米国型「多民族国家」にするな,人手不足は健全経済の証拠,外国人単純労働者受け入れは国を滅ぼす,受け入れ是非に米国の干渉を許すな,外国人技能実習と指紋押捺全廃の問題点,元シンガポール大使に苦言を呈する,「労働鎖国」のすすめ,新稿四篇 自民党「移民一千万人」受け入れ案のイデオロギー,外国人地方参政権世界全図,中国人に対する「労働鎖国」のすすめ,トークライブ「日本を移民国家にしていいのか」における私の発言,追補 孤軍奮闘の人 / 長谷川三千子著,『「労働鎖国」のすすめ』について / 西部邁著 |