内容注記 |
内容: 宇沢先生が生涯をかけて教えてくれたこと / ジョセフ・E.スティグリッツ述,社会的共通資本への軌跡 一高リベラリズム、経済学との出会い,市場原理主義への疑問,帰国-ヴェトナム戦争の奔流に巻き込まれて,帰国して直面した「豊かな社会」の貧しさ,『自動車の社会的費用』を著す 自動車の社会的費用を問う,自動車の社会的費用と経済学,自動車は都市を破壊する,近代経済学の限界と社会的共通資本 正統派近代経済学の限界,市民の基本的権利と経済理論,勢いづく市場原理主義への懐疑,経済学の新たな課題と社会的共通資本の概念,社会的共通資本とコモンズ,社会的共通資本と都市,環境と社会的共通資本 公害・環境破壊規制の考え方,自然環境資本の位置づけ,温暖化対策の理論,地球温暖化の対策-炭素税と大気安定化国際基金の提案,医療と社会的共通資本 経済学的に見た日本の医療,医療制度にもしのび寄る市場原理主義,医療費抑制が招く危機的状況,社会的共通資本としての医療,望ましい医療制度,教育と社会的共通資本 教育の危機と経済学,ヒューマン・キャピタルという非人間的な考え方,リベラリズムと学校教育,社会的共通資本と教育,望ましい学校教育を求めて,農村とコモンズ 新古典派経済学の虚構と農業,農の営みの再生を求めて,未来への提案、これからの経済学 社会主義の限界,世紀末的混乱から二一世紀へ,リベラリズムの思想,新世紀を開く社会的共通資本の提案,二一世紀社会の構図 |