令和5年度第2回貸出文庫新着案内目録

予約受付開始は令和6年3月5日、火曜日、午前9時からです。
項目は書名、書名よみ、著者、著者よみ、出版者、出版年、ページ、内容説明の順です。

伝言　デンゴン　中脇初枝　ナカワキ　ハツエ　講談社　2023年8月　307ページ　18行　42文字程度
満洲・新京で暮らす、ひろみ。「尽忠報国」「一億玉砕」「五族協和」、そう信じていた―永遠に失われた、もう、どこにもない国。あの場所で見たこと、聞いたこと、そして、わたしに託されたことを、わたしは忘れない。『世界の果てのこどもたち（２０１６年本屋大賞３位）』。には書かれなかったもうひとつの真実。終戦間際の満洲を、圧倒的な事実に基づき描く。

この夏の星を見る　コノナツ　ノ　ホシ　オ　ミル　辻村深月　ツジムラ　ミヅキ　KADOKAWA　2023年6月　438ページ　19行　42文字程度
離れていても、空はひとつ。全国の中高生たちは天文活動を通じてつながっていく。２０２０年春、コロナ禍で登校や部活動が次々と制限される中、牛国の中高生は複雑な思いを抱えていた。茨城県の高校二年生、亜紗。渋谷区の中学一年生、真宙。長崎県五島列島の旅館の娘、円華。それぞれに天文活動に出会った生徒たちは、オンライン会議を駆使して、全国でつながっていく。望遠鏡で星をつかまえるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」開催の次に彼らが狙うのは―。

語学の天才まで１億光年　ゴガク　ノ　テンサイ　マデ　イチオク　コウネン　高野秀行　タカノ　ヒデユキ　講談社インターナショナル　2022年9月　334ページ　20行　45文字程度
語学は魔法の剣。学んだ言語は２５以上の辺境ノンフィクション作家による、超ド級・語学青春記。自身の「言語体験」に基づき、「言語」を深く楽しく考察。自動翻訳時代の語学の意味を問う。語学上達のためのヒントが満載。

木挽町のあだ討ち　コビキチョウ　ノ　アダウチ　永井紗耶子　ナガイ　サヤコ　新潮社　2023年1月　267ページ　20行　41文字程度
芝居小屋の立つ木挽町の裏通りで、美少年菊之助は父親を殺めた下男を斬り、みごとに仇討ちを成し遂げた。二年後、ある若侍が大事件の顛末を聞きたいと、木挽町を訪れる。芝居者たちの話から炙り出される、秘められた真相とは…。【第１６９回直木賞・第３６回山本周五郎賞受賞】

休館日の彼女たち　キュウカンビ　ノ　カノジョ　タチ　八木詠美　ヤギ　エミ　筑摩書房　2023.3　151ページ　15行　38文字程度
算数で「平行」を習ったときから、ひとには見えない黄色いレインコートに身をつつむことになったホラウチリカ。ある日、大学の恩師から紹介された仕事は古代ローマの女神像のおしゃべり相手だった―。誰もがコミュニケーション不全を抱える世界で、有機物と無機物の境界すら越えて、わたしとヴィーナスは手に手を取り合い駆け出していく。新しい関係性の扉をひらく無敵のシスターフッド小説！！

酔いどれクライマー永田東一郎物語　ヨイドレ　クライマー　ナガタ　トウイチロウ　モノガタリ　藤原章夫　フジワラアキオ　山と溪谷社　
2023.2　381ページ　15行　42文字程度
優れた登山家は、なぜ実社会で「遭難」したのか―。圧倒的な存在感を放ちながら、破天荒に生きた憎めない男の痛快な人物伝。

かっかどるどるどぅ　カッカドルドルドゥ　若竹千佐子　ワカタケ　チサコ　河出書房新社　2023.5　223ページ　14行　36文字程度
心もとない毎日を送る四人は、引きつけられるように古いアパートの一室を訪れるようになる。そこでは片倉吉野という不思議な女性が、訪れる人たちに食事をふるまっていた―。

上記内容説明は「トーハンマーク」から引用です。								　
１タイトルにつき20冊所蔵しています。　　　　　　　　
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