平成30年度　第1回　貸出文庫新着案内目録
予約受付開始 平成30年10月24日（水）午前9時から
項目は書名、書名よみ、著者、著者よみ、出版社、出版年、頁、内容説明の順です。
おらおらでひとりいぐも　オラ　オラ　デ　ヒトリ　イグム　若竹千佐子　ワカタ　ケチサコ  　河出書房新社　2017年11月　164p　７４歳、ひとり暮らしの桃子さん。夫に死なれ、子どもとは疎遠。震えるような悲しみの果てに、桃子さんが辿り着いた、圧倒的自由と賑やかな孤独とは…。新たな「老いの境地」を描いた感動作。第54回文藝賞、芥川賞158回(2017年下半期)
かがみの孤城　カガミ　ノ　コジョウ　辻村深月　ツジムラ　ミズキ　ポプラ社　2017年5月　554p　どこにも行けず部屋に閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然、鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先の世界には、似た境遇の７人が集められていた。胸に秘めた願いを叶えるため、７人は隠された鍵を探す…。2018年本屋大賞、埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2017年第１位
銀河鉄道の父　ギンガ　テツドウ　ノ　チチ　門井慶喜　カドイ　ヨシノブ　講談社　2017年9月　408p	家を継ぐべき長男だったが、学問の道を進み、理想を求め、創作に情熱を注いだ宮沢賢治。勤勉、優秀な商人であり、地元の熱心な篤志家でもあった父・政次郎は、この息子にどう接するべきか苦悩した…。紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父の視点から描く。直木賞158回(2017年下半期)  
草薙の剣　クサナギ　ノ　ツルギ　橋本治　ハシモト　オサム　新潮社　2018年3月　347p　世代の異なる６人の男たちと彼らの祖父母まで遡るそれぞれの人生を辿り、日本人の心の１００年史を描く。戦後日本の行き着いた先である現代のありようを根底から問い直す、畢生の長篇小説。
玄鳥さりて　ゲンチョウ　サリテ　葉室麟　ハムロ　リン　新潮社　2018年1月　246p　藩内で出世を遂げる三浦圭吾。しかしその陰には遠島を引き受けてまで彼を守ろうとした剣客・樋口六郎兵衛の献身があった。時が過ぎ、藩に戻った六郎兵衛は静かな余生を望むが、愚昧な藩主の企てにより二人は敵同士に仕立てられていく…。
光の犬　ヒカリ　ノ　イヌ　松家仁之　カツイエ　マサシ　新潮社　2017年10月　441p　助産婦の祖母の幼少時である明治期から、父母と独身のまま隣に暮らす父の三姉妹、子どもたちの青春、揃って老いてゆく父母とおばたちの現在まで。北の町に根づいた一族三代と、そのかたわらで人々を照らす北海道犬の姿を描く。深い静寂に満たされる長篇小説。第68回芸術選奨・文部科学大臣賞文学部門、第6回河合隼雄物語賞
本のエンドロール　ホン　ノ　エンドロール　安藤祐介　アンドウ　ユウスケ　講談社　2018年3月　381p　印刷会社の営業・浦本は就職説明会で言う。「印刷会社はメーカーです」。営業、工場作業員、ＤＴＰオペレーター、デザイナー、電子書籍製作チーム。印刷会社全面協力のもと、奥付には載らない本造りの裏方たちを描くお仕事小説。
上記内容説明は「トーハンマーク」から引用　　
１タイトルにつき20冊所蔵しています。　　　　　　　　
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電話(代表番号)０４８-５２３-６２９１　ファックス（図書館協力担当直通）０４８-５２５-２６６７