〈終了〉【久喜】「令和3年度読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」
本講演は終了いたしました。ご参加ありがとうございました。
「読書バリアフリー」という言葉を聞いたことがありますか。
私たちの周りにはさまざまな理由で読書に困難がある人達がいます。障害や高齢などの理由で見えにくい人、発達障害などの理由で見えても内容が分からない人、肢体不自由や寝たきりなどで本が利用できない人達などです。
そんな人たちの読書を支援するため、公共図書館・点字図書館・学校図書館等ではいろいろな形式の資料を使って、多彩なサービス方法で資料や情報を提供しています。
この研修では、それらの資料やサービスをまるごとすべて紹介します。
みなさんの知らない機器や情報に触れてください。
読書に障害のある当事者はもちろん、家族の方、支援者、図書館関係者、学校図書館や特別支援に関心のある教職員、音訳資料等を作成している方など、この分野に関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。
「読書バリアフリー」の実際について、みんなで体験し、考えてみませんか。
バリアフリーに向けた図書館サービス研修のチラシ(表) (PDF:819.6 KB)
対象
図書館関係者、教育関係者、録音資料製作者、活字が読みにくい方、どなたでも
日程・会場
期日(1日目):令和3年11月4日(木) さいたま市文化センター小ホール、ロビー 170人
さいたま市文化センター
※さいたま市南区根岸1-7-1 (JR京浜東北線・武蔵野線 南浦和駅西口より徒歩7分) 駐車場:有料
※会場は県立久喜図書館ではありませんのでご注意ください。
期日(2日目):令和3年11月5日(金) さいたま文学館文学ホール 75人
さいたま文学館
※桶川市若宮1-5-9 (JR高崎線 桶川駅西口より徒歩5分) 駐車場:有料
※会場は県立久喜図書館ではありませんのでご注意ください。
内容
(1日目)11月4日(木)
10時 開会
10時10分 講演「録音資料製作と音訳者に求められる技術」 講師:安田知博氏(音訳講師・フリーアナウンサー)
- 12時 昼食、休憩
13時 記念講演「発達障害の子供を持つ親として思うこと 子育てから学びまで」 講師:牧野綾氏(調布デイジー代表)
14時30分 パネルディスカッション「読書バリアフリー法を活用して視覚障害者等への情報提供を 公共図書館・学校図書館・点字図書館の役割」 パネリスト:杉山雅章氏(川崎市視覚障害者情報文化センター所長)、牧野綾氏、生井恭子氏(東京都立鹿本学園)
- (終日、会場前ロビーで、障害者サービス用資料の展示と体験会)
- 16時30分 終了
(2日目)11月5日(金)
9時45分 開会
9時50分 行政報告「読書バリアフリー法とその基本計画」(文部科学省)
10時30分 講義「さまざまな障害者サービス用資料とその使い方、サピエ図書館の紹介」(県内県立・市立図書館職員)
- 12時 昼食休憩
13時 事例紹介「視覚障害者の最新の読書環境 点字・デイジーから電子書籍の音声読み上げ機能まで」 講師:荒川明宏氏((株)ラビット代表取締役)
- 15時 休憩
15時20分 さまざまな再生機器の体験会
- (終日、障害者サービス用資料の展示と体験会)
- 16時20分 終了
主催等
主催:埼玉県教育委員会、主管:埼玉県立久喜図書館、共催:埼玉県図書館協会
問い合わせ先
埼玉県立久喜図書館 バリアフリー読書推進担当
電話番号 : 0480-21-2659
読書バリアフリー法について
令和元年に制定された「読書バリアフリー法(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律)」は、すべての人が読書による文字・活字文化の恩恵を受けられるようにするための法律です。
第九条では、国及び地方公共団体は、各図書館について、点字図書館とも連携して、視覚障害者等が利用しやすい書籍等の充実、利用のための支援の充実、図書館の利用に係る体制の整備が行われるよう、必要な施策を講ずるとしています。