図書館がおすすめする本 小学校高学年(5、6年生)

本を紹介(しょうかい)し、表紙の画像(がぞう)を掲載(けいさい)することについては、
各出版社(かくしゅっぱんしゃ)の承諾(しょうだく)を得(え)ています。

『くっつくふしぎ』  わたしたちの身のまわりには、くっついてできているものがたくさんあります。草の実、米、うるし、静電気(せいでんき)、磁石(じしゃく)、水や空気などなど。くっつきかたもいろいろです。にんげんはみじかなもののくっつく性質(せいしつ)を生かし、くふうをかさねながら、くらしをゆたかにしてきました。紙や着物からピラミッドやスペースシャトルまで。この本は君のまわりに隠(かく)れているふしぎのみつけかたを教えてくれるかもしれないよ。

  田中幸・結城千代子 文
 村田まり子 絵
福音館書店 2000年
『ツバメ号とアマゾン号』  「オボレロ ノロマハ ノロマデナケレバ オボレナイ」こんな暗号(あんごう)のような返事が、お父さんから届いたんだ。 やったね!僕たちノロマじゃないから、おぼれないものね!
ヨット「ツバメ号」に子どもだけが乗りこんで、遠くに見える無人島(むじんとう)に行けるんだ。
 さあ、夏休みの始まり…。 ウオーカー家の4人が、海賊船(かいぞくせん)「アマゾン号」の2人の女の子やフリント船長(せんちょう)と冒険(ぼうけん)に乗り出します。
アーサー・ランサム 作
 岩田欣三・神宮輝夫 訳
岩波書店 1967年
『しっかり生きるんやでエンちゃん』  1995年1月17日の阪神(はんしん)・淡路大震災(あわじだいしんさい)では6433人もの命が失われ、動物もたくさん死にました。飼い主とはぐれてしまった子猫のエンちゃんは、この恐(おそ)ろしい状況を懸命(けんめい)に生き延び、仲間の猫たちと助け合い、はげまし合い、時にはけんかもしながら、つらい別れも経験します。そして「生きていくことは、どんなことよりも大切なことなんだ」と、 心に深く思います。この物語は子猫のエンちゃんの目から見た、大震災の記録なのです。

藤澤昇 作
どうぶつ出版 1996年
『やまとゆきはら 白瀬南極探検隊』  南極(なんきょく)かんそく船「しらせ」を知っていますか。その名前のもととなった「白瀬(しらせ)のぶ」 の南極たんけんを知っていますか。小さなエンジンを取り付けた帆船(はんせん)、開南丸(かいなんまる)が白瀬を隊長(たいちょう)に27名の隊員と船員、それに29頭のカラフト犬をのせ南極に出発したのは1910年のことです。長い船旅(ふなたび)のなか、犬たちが次々に死に、流氷(りゅうひょう)にも阻(はば)まれついに撤退(てったい)。翌年(よくねん)再び南極に挑(いど)みますが…。百年前、南極点をめざした人々と犬たちの壮絶(そうぜつ)な記録を布地版画(ぬのじはんが)で描いた絵本です。
関谷敏隆 作
福音館書店 2002年
『リンカン−アメリカ
を変えた大統領』
 アメリカでは、黒人が物のように売買されていた時代がありました。貧しい家に生まれたリンカンは、奴隷(どれい)制度をめぐる激しい論争のなか、大統領になります。「わたしは奴隷になりたくありません。だから、奴隷を使う身にもなりたくないのです。これこそ、わたしの考える民主主義であります。」とリンカンは言います。そして、南北戦争の勝利から暗殺(あんさつ)へ・・。この本は、当時の写真も掲載(けいさい)され、生きたリンカンが身近に感じられます。
 ラッセル・フリードマン 著
 金原瑞人 訳
偕成社 1993年
『クローディアの秘密』   誰だって、1回は家出したいと思ったことあるよね?主人公クローディアは、本当に家出をしたんだよ。しかも、自分よりおかねをもっていて、口の固い弟を誘(さそ)って、今の生活や自分からの脱出(だしゅつ)を望んだクローディアが選んだ場所は、ニューヨークのメトロポリタン美術館。そこでの生活は、なかなか大変!そのうち、2人は、ミケランジェロ作とされる天使の謎(なぞ)を探り始めるんだけど…。さあ、この本の題名の「秘密(ひみつ)」って? それは、読んだ人だけのお楽しみ。
E.L.カニグズバーグ 著
 松永ふみ子 訳
岩波書店 1969年
『クマよ』  "いつか おまえに 会いたかった 遠い 子どもの日 おまえは ものがたりの中にいた ところが あるとき ふしぎな体験をした 町の中で ふと おまえの存在を感じたんだ・・・気がついたんだ おれたちに 同じ時間が 流れていることに・・・" アラスカの自然とその中で生きるクマ。それらと共に生き、死んだ星野道夫さんの写真とことばがしずかにしずかに心にしみいります。
星野道夫 文・写真
福音館書店
(たくさんのふしぎ傑作集)
1998年
『フクロウを撮る』  ある日、山を歩いている滝沢さんの目の前に、フクロウが飛び出してきました。これから始まるフクロウとのつきあいは13年。フクロウの活動は夜ですから、写真をとる滝沢さんも夜起きていることになります。失敗を重ね、体調をくずしながらも、フクロウを観察し、写真を撮り続け、滝沢さんはこの本を作り上げました。
滝沢信和 著
岩波書店 2002年
『みみずのカーロ
シェーファー先生の
自然の学校』
 ドイツのメルディンガー小学校には、ゴミばこは小さなバケツ一つだけ。なまゴミはリサイクル。土にかえらないものは買わない、つかわない、すてない!こんな自然をたいせつに守っていく活動は、みみずのカーロが教室にきたときからはじまりました。
 これまでに子どもたちは、カーロが楽しく元気にくらせるようにミツバチをそだてたり、じゃがいもをつくったり・・。おかえしにカーロは、子どもたちにひとが自然にたすけられることをおしえてくれたのです。
  小泉みね子 著
合同出版 1999年
『くらやみ城の冒険』  くらやみ城に囚(とら)われているノルウェーの詩人を救出するという使命を帯びて、3びきのねずみが出発します。貴婦人(きふじん)のような魅力的な白ねずみミス・ビアンカ、冷静沈着(れいせいちんちゃく)な家ねずみバーナード、勇敢(ゆうかん)なノルウェーの船乗りねずみニルス。断崖絶壁(だんがいぜっぺき)にたつ城には、恐ろしく大きなネコもいます。危険がいっぱいのこの任務、彼らがどうやってやりとげるか、ハラハラドキドキの大冒険のお話しです。「ミス・ビアンカシリーズ」は全部で7冊出ています。
  マージェリー・シャープ 作
  渡辺 茂男 訳
岩波書店 1987年
『きみのからだの
きたないもの学』
 ゲロ、鼻くそ、ウンチ、ゲリ、おしっこ、つば、鼻水、耳くそ、ニキビ、水ぶくれ、おなら、げっぷ、あせのにおい、口のにおい、くさい足、ふけ、かさぶた、目やに、歯くそ。 人間のからだからでるきたなくていや〜なものばかり。さわるのもきもちわるい絵の本だけど、どうしてなのかよう〜くわかっちゃいます。にせもののきずのつくりかたなんかもでているので、すみずみまで見逃(みのが)さないように。
  シルビア・ブランゼイ 文
 ジャック・キーリー 絵
藤田紘一郎 訳
講談社 1998年
『モギ ちいさな焼
きもの師』
 今から900年前の朝鮮(ちょうせん)。チュルポという村は焼き物の村として有名でした。
 中でもミンの作る青磁(せいじ)はすきとおった緑に輝き、しかもやわらかな光をたたえ、たったひとつで、牛2頭と馬1頭以上の価値があるといわれていました。この焼き物の美しさとミンの技術に心ひかれ、いっしょに働くことになったみなしごモギ。
 やがて、チュルポに国王の使者がきて、王室の焼きもの師を一人選ぶことになったのです・・。
  リンダ・スー・パーク 著
 片岡しのぶ 訳
あすなろ書房 2003年

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