講演会 「秩父事件 −革新か伝統か−」
平成23年度 県立熊谷図書館文化講座
「彩の国教育の日」「埼玉まなびぃプロジェクト」協賛事業、「文字・活字文化の日」記念事業
講師 : 秩父市文化財保護審議委員会委員 千嶋壽氏

- 日時
- 平成23年10月29日(土)
午後2時〜4時 (開場:午後1時30分) - 会場
- 県立熊谷図書館 1階集会室
- 対象・定員
- 中学生以上(定員50名 先着順)
- 申込み受付
- 10月1日(土)午前9時受付開始
- 申込方法
- 県立熊谷図書館2階カウンターで直接申し込むか、電話・FAXで「氏名・連絡先」を連絡してください。定員になり次第、締め切りとなります。
- (埼玉県電子申請・届出サービスは10月1日から受付開始)
明治14年(1881年)から実施されたデフレ政策、加えてヨーロッパ大不況における生糸価格暴落の影響をうけ、当時養蚕業に頼っていた秩父地方の農民の生活は、高利貸金融のもとに困窮をきわめました。
明治16年(1883年)、秩父地方の農民の間に、自由民権思想に接していた自由党員を中核とする「(秩父)困民党」が組織され、高利貸に対して負債の延期を求めます。しかし、その申し出は受け入れられることなく、ついに明治17年(1884年)11月1日、困民党は下吉田村椋神社境内に集まり、武装蜂起するに至りました。この動きは秩父郡内にとどまらず、長野・群馬両県下にも及びました。
今回は、秩父市文化財保護審議委員会委員の千嶋先生を講師にお迎えし、近代日本史上最大の農民蜂起ともいわれる秩父事件についてお話を伺います。
同時開催「秩父事件に関する資料展」
8月30日(火)〜11月24日(木)、秩父事件に関する資料展を県立熊谷図書館2階ホールで開催します。県立図書館所蔵資料のほか、年表や写真等を展示します。
→ 詳しくは、資料展示「資料からみる秩父事件 −「暴動」から再評価へ−」のご案内ページをご覧ください。
講演会「秩父事件 −革新か伝統か−」チラシ (PDF形式 337KB)
講演会「秩父事件 −革新か伝統か−」ポスター (PDF形式 381KB)
問い合わせ・申込先
埼玉県立熊谷図書館 人文科学資料担当
電話:048-523-6291 FAX:048-523-6468