埼玉県立熊谷図書館の空調設備工事について
【熊谷図書館を利用される皆様へ】
空調設備の不良につきましては、ご迷惑をおかけしております。
空調設備の不良の状況についてお知らせします。
【不良の原因は配管からの漏水】
当館の空調設備は、動力室で作られた冷たい水を、館内に張り巡らせた配管を通して循環させ、これに風をあてることで、冷たい風を得る仕組みとなっています。空調設備の不良は、この配管のいずれかの箇所で水漏れが生じていることが原因です。
このため、現在、建物の東半分は冷房ができない状態で、西半分(閲覧室のある部分)についても冷房の効きが悪くなっています。
【漏水箇所特定のための調査を実施】
現在、漏水箇所を特定するための調査を進めています。配管は、当館の床下や天井に張り巡らされていますが、建物の構造上、目視で確認できない部分が多いため、漏水箇所を特定するのは非常に困難な状況です。
また、調査は、配管の部分ごとに漏水の有無を確認する必要があり、そのたびに、館内すべての空調設備を停止しなければいけないという制約もございます。
このため、調査は休館日を利用して何回かに分けて実施せざるを得ないので、漏水箇所の特定にはかなりの日数を要する見込みです。
なお、改修等、修理の方法や時期は、漏水箇所が特定されてから検討することになります。
【閲覧室にエアコンを増設】
空調設備不良の影響で冷房の効きが悪くなっている2階と3階の閲覧室には、夏季の期間、エアコンをレンタルして増設しました。当館を利用される皆様には、長らくご迷惑をおかけすることになり、誠に申し訳ありませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。(2010.9.10)