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「図書館と県民のつどい埼玉2011」のようすをお伝えします!

「図書館と県民のつどい埼玉2011」案内リーフレット
 「図書館と県民のつどい埼玉」は、県内の公立図書館・高校図書館・大学図書館・子ども読書に関わる人々が結集し、県民の皆さんに、図書館や子ども読書のいまを紹介する年に一度の図書館のお祭りです。
 5回目を迎えた今年は、11月5日(土)、桶川市の桶川市民ホール・さいたま文学館で開催しました。

   案内リーフレット(PDF形式 2.5MB)


  ▼ 図書館と県民のつどい埼玉2011の記録を掲載しています 
  埼玉県図書館協会のサイトへリンク

記念講演 あさのあつこさんと中高生のトークセッション『いま、若者に伝えたいこと』

 記念講演には、『バッテリー』『bU』『THE MANZAI』などの作品で幅広いファンを持つ作家、あさのあつこさんをお迎えしました。
 今回は「図書館と県民のつどい」初の試みとして、あさのさんと県内の中高生を交えたトークセッションの形式で実施しました。

記念講演の写真 

 トークセッションに参加したのは、熊沢優愛さん(中学2年生)、関根瑞希さん(中学2年生)、長澤園乃子さん(高校1年生)の3名。司会は、県立川口北高校の小池由美子教諭がつとめました。

 あさのあつこさんは、とても明るくファンサービス旺盛な方でした。おかげで中高生たちも緊張を見せず、楽しそうに参加していました。

 スポーツは全くしないというあさのさん。アスリートの心理を克明に描けるのが不思議ですが、とにかく書くことによってアスリートの置かれた状況を知ろうとするのだそうです。

 先ごろ完結した『NO.6』については、終わり方をめぐるファンからのさまざまな意見・感想を紹介されました。

 また、あさのさんは成人した3人のお子さんをお持ちだそうで、娘さんとの楽しいエピソードもお話しされました。

 故郷である岡山県の美作に住み続けられるあさのさんですが、少女の頃には「ここからどこにも行けないのではないか」という閉塞感を感じたこともあったとか。

 そんな時、シャーロック・ホームズが主人公の小説をきっかけに読書の楽しみを知ることで、「他の世界にひらく扉」に触れたあさのさん。やがて「読む」だけでなく「書きたい」という気持ちが芽生えたそうです。

あさのあつこさん
 震災の後、『NO.6』をどんな風に完結させるか悩んだと語るあさのさん

記念講演写真 記念講演写真
 参加した中高生は大好きな作品の著者と話すことができ、とても喜んでいました。

あさのあつこさん
 会場に展示されたご自身の著作の前でスタッフと記念撮影

記念講演関係写真
 講演終了後、『NO.6』の登場人物「ネズミ」と記念撮影する中学生のお二人

「図書館と県民のつどい」のために、あさのあつこさんからいただいたメッセージ

みなさん、こんにちは。あさのです。

このごろ本を読むことは、旅に出ることににているなと、思うようになりました。
温泉に浸かって、日ごろの疲れをとったり、見知らぬ風景を眺め心身をリフレッシュしたり、思わぬ出来事に遭遇したり、多くの人間に出会いときに歓喜をときに恐怖をときに驚愕を味わったり。

わたしの本がみなさんをどんな旅に誘えるのか、とてもどきどきしています。よろしくお願いします。

  あさのあつこ

あさのあつこさんプロフィール
1954年、岡山県生まれ。1977年青山学院大学卒業。
岡山市にて小学校の臨時教諭を務めた後、結婚。3児の母。  子育てをしながら1991年『ほたる館物語』で作家デビューを果たし、 1997年、『バッテリー』(角川文庫)で野間児童文芸賞受賞、 1999年、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、 2005年、『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞を受賞。  ほかの作品に「火群のごとく」、「No.6」、「THE MANZAI」など多数。

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あさのあつこさんあてに寄せられたメッセージを紹介します

 あさのあつこさんにあてたメッセージを募集したところ、90件以上のメッセージが寄せられました。メッセージは会場で展示させていただきました。
 メッセージの一部を紹介します。

 現在卒論であさのあつこさんの文学について執筆中です。3月に私なりに「バッテリー」等を分析する中で、故郷美作市を訪れてみたくなり、幸運にもあさのさんの会の会長さんにお話をお聞きすることができました。作品の舞台と美作に共通点もあるように思いました。お身体を大切にこれからも私に沢山の作品を届けて下さい。(高校3年生)

 バッテリーとてもおもしろいです!今までピッチャーばかりに注目し、キャッチャーに注目することはなかったのでキャッチャーがこんなに重要なポジションだったとは目からウロコでした。(高校3年生)

 私は「テレパシー少女蘭事件ノート」シリーズが大好きです。蘭のボケとみどりのツッコミ(逆のときもあるけど)がなんともいえません!すごくおもしろいです。(小学5年生)

 私は「NO.6」を友達にすすめられて読みました。理想都市NO.6で育った紫苑と理想都市NO.6に家族を殺されたネズミ。この二人が出会い、お互いに認め合い、助け合いながら困難に立ち向かい、成長していく話は、とてもたのしかったです。また、NO.6を支配したいがために、ネズミの故郷を襲った市長や、白衣の男を見て、人は自分のことだけを考えはじめてしまうと、ここまでひどいことをしはじめてしまうんだなと思い、紫苑やネズミその周りの人々を見ていると、誰かを想い、守りたいと思うことで、人はこんなにも強く、優しくなれるのだなと思い、感動しました。NO.6がその後どのような形になったのか、ネズミと紫苑は「再会を必ず」の言葉通り再会することができたのか、続きが読みたいと感じています。もしよかったら、その後の話を書いていただけるとうれしいです。これからも、あさのあつこさんのお話を楽しみにしています。(高校1年生)

 あさのあつこさんの作品で一番好きなのは「バッテリー」です。巧の我が道をゆくタイプと豪の凸凹コンビ最高です。豪が「おれがおまえにとってたった1人の最高のキャッチャーだって、心底わからせてやる」という言葉がかっこいいです。豪は努力して巧の球をとれるようになってすごいと思いました。その努力を私もみならいたいです。2人で1つ、2人のうちどちらかがかけてはならない存在というのが、すごくあこがれます。あさのさんこれからもがんばってください。豪・巧 最高!!(高校2年生)

 初めまして!!いつも、先生の本を読んでは、元気をもらったり、感動したり、励まされたり大笑いしたりと、楽しんでます。私が先生の本の中で一番好きなのは、『ガールズ・ブルー』です!!全体的にさわやかな雰囲気でとてもすがすがしいお話にもかかわらず、高校生独特の悩みや不安がありのままに書かれていて、読んでいて泣きそうになりました。里穂、如月、美咲、スゥちゃんといった登場人物が私は大好きです!!他の本、『NO6』や『バッテリー』『テレパシー少女蘭』『福音の少年』『ありふれた風景画』などなど…も大、大、大好きです!!これからも面白く、先生らしいお話をたくさん書いて下さい。応援しています!!(高校1年生)

 メッセージをお寄せいただいた皆さま、ありがとうございました!メッセージは、あさのあつこさんへ大切にお渡しいたします。

メッセージ写真 メッセージ写真 メッセージ写真
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分科会(子ども読書活動交流集会)

 分科会のようすを紹介します。「子ども読書活動交流集会」と銘打たれた分科会は、子ども読書に関わる皆さんの交流の場でもあります。

区分内容会場(定員)
分科会1シンポジウム「応援しよう!子どもの読書−学校・家庭・地域で支える」(パート2)
 パネリスト:司書教諭、学校司書、ボランティア
 コーディネーター:福田孝子氏(三郷市教育委員会 読書活動支援員)
さいたま文学館1階
文学ホール
分科会2ふしぎ発見! 〜科学の本と科学あそびを楽しもう〜
 講師:市川美代子氏(科学読物研究会会員)
さいたま文学館2階
講座室1
分科会3わらべうたであそびましょう 〜わらべうたで子育てのお手伝い〜
 講師:柴崎妙子氏(「にこにこわらべうたの会」主宰)
さいたま文学館2階
講座室2
分科会4読み聞かせ講座 「いま、えほんのちから〜被災地の子どもたちを支えたもの〜」
 講師:大井むつみ氏(東京家政大学講師、日本子どもの本研究会会員)
桶川市民ホール2階
大会議室

 第1分科会  第1分科会
 (分科会1)司書教諭、学校司書、ボランティアが参加したシンポジウム コーディネーターは福田孝子氏

 第2分科会  第2分科会
 (分科会2)科学の本と科学あそびを楽しもう  講師は市川美代子氏

 第3分科会  第3分科会
 (分科会3)わらべうたであそびましょう  講師は柴崎妙子氏

 第4分科会  第4分科会
 (分科会4)読み聞かせ講座  講師は大井むつみ氏

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展示のご案内

 大学図書館、高校図書館、公共図書館が展示を行いました。

  展示のようすは、下のリンク先をご覧ください。

区分内容会場
 大学図書館大学図書館のお宝、お見せします
 県内所在の8大学図書館と1機関が所蔵する“お宝”資料を紹介をします。
(参加大学・機関:跡見学園女子大学・国立女性教育会館・芝浦工業大学・城西大学・女子栄養大学・聖学院大学・大東文化大学・東洋大学・文教大学)
桶川市民ホール1階
ギャラリー1
 高校図書館Welcome!高校図書館2011 拝啓 あさのあつこ様 〜高校生からのメッセージ〜
 再現! 図書館カウンター リアルに再現したカウンターで、あなたも図書委員気分! ほか
桶川市民ホール1階
ギャラリー2
プチホール
 公共図書館東日本大震災の衝撃 〜図書館は希望の灯をともせるか〜
 未曾有の大震災に際して、埼玉の図書館はどのように行動したのでしょうか。市民への情報提供、支援への取り組み…被災状況についてのアンケート結果や写真パネルの展示から検証します。
 本の修理・相談コーナー 〜壊れた本、どうしよう!?捨てちゃう?それとも治す?〜
実際に壊れた本をお持ちください。道具・材料の紹介や簡単な修理のヒントをご案内します。
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[ このページに関するお問い合わせ先 ]
埼玉県立熊谷図書館 企画担当 Tel:048-523-6291 Fax:048-523-6468 E-mail:kuma-kikaku@lib.pref.saitama.jp