「図書館と県民のつどい埼玉2011」 展示の紹介(高校図書館・公共図書館・本の修理相談コーナー)
「図書館と県民のつどい埼玉」は、公共図書館・高校図書館・大学図書館が垣根を越えて参加するイベントです。今年も各図書館とも趣向をこらした展示を披露しました。
それぞれ特色ある展示のようすをお楽しみください。

高校図書館展示「Welcome!高校図書館2011」
記念講演に関連した「拝啓あさのあつこ様」や、高校図書館の日常、各高校図書館の広報誌、埼玉県推奨図書や高校図書館司書が選んだイチオシ本などを展示。高校図書館の楽しい雰囲気を感じてください。
「拝啓 あさのあつこ様」
あさのあつこさんへのメッセージや、著作を展示しました。(著作の展示は、公共図書館部会が担当しました。)
高校図書館の日常をパネルで紹介
アイディアいっぱい 各高校図書館の広報誌が大集合
再現!高校図書館のカウンター
しおり作りが体験できる「体験コーナー」
先着順で新聞エコバッグをおみやげに配布しました。
「高校図書館司書が選んだイチオシ本」展示
「埼玉県推奨図書」展示
この他、「東日本大震災と埼玉の高校図書館」と題し、県内の高校図書館の被害状況などをまとめたパネル展示や、図書委員の活動を映像で公開するコーナーなどバラエティに富んだ展示が行われました。
公共図書館展示「東日本大震災の衝撃〜図書館は希望の灯をともせるか〜」
3月11日、東日本を襲った大震災。大震災に際して、埼玉の公共図書館はどのように行動したのか、市民への情報提供・支援の取り組みはどのように行われたのかを展示により報告しました。
また、被災地での支援活動の参加者から映像を使った報告も行われました。この他、図書館の被災状況などをアンケート結果や写真パネルを使って紹介しました。
避難所になったさいたまスーパーアリーナにおける図書館の活動
震災後、埼玉県では福島県の双葉町などから避難された方々をさいたま新都心の「さいたまスーパーアリーナ」に受け入れました。さいたま市図書館では、さいたま市の情報が記載された電話帳や地図などや、子どもたちのための絵本・読みものなどをダンボール箱につめ、「ミニミニ図書館」として避難所に持ち込みました。
その後、双葉町役場もアリーナに移転、双葉町教育委員会が開設する「みんなの学校」の図書館のため、さいたま市図書館から約1600冊の本が持ち込まれました。
3月末に避難所が加須市の旧騎西高校に移転するまで、さいたま市の図書館員とボランティアによって、おはなし会などの活動が続けられました。
東北地域の図書館被災状況を紹介するパネル
県内の自治体が作成したハザードマップを紹介
県内図書館の被害状況や、震災に関連して行われた情報提供の紹介
被災地での支援活動に参加した秋本敏氏(ふじみ野市立上福岡図書館)による報告
本の修理・相談コーナー 壊れた本、どうしよう!?捨てちゃう?それとも治す?
実際に壊れた本をお持ちいただき、修理道具や材料の紹介、簡単な修理のヒントをご案内するコーナーです。
東日本大震災では、多くの本が落下によって壊れましたが、壊れ方の特徴や治し方も紹介しました。
震災により落下して壊れた本
「修理の基本」紹介
ページ修理体験
修理の道具や材料の紹介、チラシ「本の修理」6種