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資料展示「音楽で世界を旅しよう〜シルクロード編〜」のご案内

 シルクロードという言葉は、ドイツの地理学者リヒトホーフェンの著書「ヒーナ(チャイナ)」で、 中央アジアの交易路を「ザイデンシュトラーセン(絹の道)」と表現したことに始まるといわれています。

 今回の展示では、ユーラシア大陸東西の交流と繁栄を支えてきたシルクロードの諸民族の音楽文化を、視聴覚資料を中心に ご紹介いたします。

場所埼玉県立浦和図書館 2階
期間2009年8月4日(火) 〜 2009年8月30日(日)

「音楽で世界を旅しよう〜シルクロード編〜」資料リスト

今回の資料展で展示した資料をご紹介します。(2009.8.4)

音楽(CD)

モンゴル

タイトル(シリーズ名)出版者出版年請求記号内容紹介
モンゴル チ・ボラグの馬頭琴(ザ・ワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリー)キングレコード2008420/モ モンゴルの代表的な楽器馬頭琴(モリンホール)。内モンゴルの民謡に基づく楽曲など14曲を、馬頭琴の名手チ・ボラグが奏でます。
モンゴルの器楽(ザ・ワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリー)キングレコード2008420/モ 馬頭琴のほか、ヨーチン(楊琴)、リンベ(笛)、ヤタック(筝)、ショダルガ(三弦)、ヘル・ホール(口琴)のモンゴルならではの民族楽器の音色を堪能できるCDです。
超絶のホーミー〜モンゴルの歌(ワールド・ミュージック・ライブラリー)キングレコード1988420/チ ホーミーとは一人で二つの声を出すモンゴル伝統の発声法。「岩山を吹き抜ける風の音」をまねた、笛のような声です。
モンゴルのホーミー(ザ・ワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリー)キングレコード2008420/モ 音程を重視する器楽的なスタイルのガンボルドと、トーリ(叙事詩)やマクタール(讃歌)の弾き語りを得意とするヤヴガーン。ふたりの対照的なホーミーが楽しめます。
モンゴルの歌(ザ・ワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリー)キングレコード2008420/モ モンゴルにはホーミーの他、日本の追分によく似たオルティン・ドーという歌唱法があります。「長い音」という意味です。
内モンゴルの音楽(世界民族音楽大集成)キングレコード2008420/セ 伝統的なモンゴル音楽以外に、現代の作品も入っています。
草原の叙事詩〜モンゴルの「ジャンガル物語」(ワールド・ミュージック・ライブラリー)キングレコード1991420/ソ モンゴルの民謡、歌曲、語り物が収められています。特に、モンゴル族の英雄ジャンガルにまつわる壮大な叙事詩が圧巻です。本来は毎晩演じても1カ月以上かかるそうです。
草原のチェロ〜モンゴルの馬頭琴キングレコード1987420/ソ モンゴルの人々がもっとも信頼し、力にし、愛してきた馬。弦楽器の先に馬の頭を彫りこみ、馬頭琴の名で親しんできました。
草原の谺〜モンゴルの器楽(ワールド・ミュージック・ライブラリー)キングレコード1988420/ソ 初めて聴くのに懐かしい感じがします。馬頭琴はまさに草原のチェロです。
モンゴル 大草原に生きる音楽家たち(地球の音楽)ビクター1992420/チ 馬頭琴、ホーミー、オルティン・ドー以外の楽器や語り物も広く紹介しています。
美麗的大草原/イラナコロムビアミュージックエンタテインメント2005420/ビ 女性馬頭琴奏者イラナが奏でるモンゴルの伝統曲や民謡、オリジナル・ナンバーを収めたデビューアルバムです。
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中央アジア

タイトル(シリーズ名)出版者出版年請求記号内容紹介
中央アジアの音楽(世界民族音楽大集成)OCORA1992420/セ アゼルバイジャン、ウズベク、ウイグルの民族音楽が収められています。
ウズベク、タジク、グルジアの音楽(世界民族音楽大集成)キングレコード1990420/セ シルクロードオアシス、ウズベキスタンやタジキスタンの音楽が楽しめます。
キルギス、アゼルバイジャン、トルクメンの音楽(世界民族音楽大集成)キングレコード1992420/セ キルギスの代表的弦楽器コムズやスルナイ(管楽器)、トルクメニスタンで最もポピュラーな弦楽器ドゥタールやテュイドュク(笛)などの演奏と歌を紹介。
ウズベクの音楽(ザ・ワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリー)キングレコード2008420/ウ シルクロードの拠点、サマルカンド、タシケントを擁するウズベク。宮廷音楽と遊牧の音が交り合う豊穣の国です。カルナイ(真鍮のラッパ)、タシュ(石のカスタネット)など珍しい楽器も聴けます。
タジクの音楽(ザ・ワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリー)キングレコード2008420/タ タジク族はイラン系民族ですが、隣国ウズベクの影響を受け、文化的にはトルコ系ウズベクに共通するものが多いそうです。
遊牧の詩〜中央アジア、ウズベクの音楽キングレコード1987420/ユ サマルカンド栄光の時代の記録によると「金の舌の歌手、甘い響きの演奏家たちは、ペルシア様式でアラブの旋律をトルコの奏法で、中国の方式に従いモンゴルの声でアルタイの拍子をもって奏した」ということです。まさしくクロスロード。
カザフスタン ドンブラが奏でる物語(地球の音楽)ビクター1992420/チ ドンブラとは棹が細長い弦楽器。名前の由来は弦を上下にはじくと「ドン・ブル」という音がするから。カザフの人々は夕食が終ると、誰からともなく弾き語りを始めます。軽快な旋律は馬が大地を駆ける様子を表しています。
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その他

タイトル(シリーズ名)出版者出版年請求記号内容紹介
中国少数民族の音楽(世界民族音楽大集成)キングレコード1992420/セ ウイグル族の音楽として6曲が入っています。ダプ(手鼓)の独奏のほか、ドタール(撥弦リュート)の弾き歌い、民謡の二重唱が楽しめます。
キャラバンの調べ〜ウィグルの器楽(ワールド・ミュージック・ライブラリー)キングレコード1991420/キ 多様な器楽曲をもつウイグル。レワーブ(弦楽器)、ギジャック(弦楽器)、ダップ(ドラム)、バラマン(気鳴楽器=息を使って音を出す楽器)などの独特なメロディが印象的です。
漢族と蒙古族の音楽(世界民族音楽大集成)キングレコード1984420/セ 日本の音楽文化は、中国大陸と密接な関係があります。漢族の音楽は日本の雅楽に深い影響を与え、蒙古民謡は馬子唄や追分に関連していると考えられています。
絲綢之路〜中国の音楽キングレコード1987420/シ 漢民族の伝統音楽の楽器である二胡、高胡、笛子、筝、琵琶による独奏15曲が収められています。
カラコルムの音楽(世界民族音楽大集成)キングレコード1982420/セ カラコルムハイウェイは中国からパキスタンへと続く道です。古くは仏教伝来の道でした。杏の花の美しいフンザとバルティスタン、賑やかなバザールが魅力のギルギッドの音楽です。
カラコルム山地の音楽キングレコード2008420/カ 上記CD「カラコルムの音楽」と同内容。
敦煌から正倉院への道日本コロムビア1987420/ト 国立劇場が10年の歳月をかけて復元した古代楽器により、正倉院に残されている古譜を演奏。
ニュー・インポシビリティーズ/ヨーヨー・マ,ザ・シルクロード・アンサンブルソニー・ミュージックジャパン・インターナショナル2007420/ニ ヨーヨー・マが設立し、自ら音楽監督を務めるザ・シルクロード・アンサンブルのライブ演奏。シカゴ交響楽団との共演もあります。
ヒーリング・エイジアVol.3/LIBOコンシビオ2000420/ヒ チョール(古いタイプの馬頭琴)の名手李波(リポー)によるヒーリングミュージック。
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映像(ビデオテープ)

タイトル(シリーズ名)出版者出版年請求記号内容紹介
音と映像による新世界民族音楽大系15 ウズベキスタン1日本ビクター1994389/シ ウズベキスタンは東西1200kmにおよぶ大きな国で、音楽の様式も大きく4つの特徴的なスタイルに分けられます。楽器の種類が豊富で、多様な姿で発展しています。
音と映像による新世界民族音楽大系16 ウズベキスタン2 北オセット日本ビクター1994389/シ オセット人はコーカサス山脈をはさんで北と南に住んでいます。北側はロシア連邦、南側はグルジア共和国です。基本的にはロシア正教徒ですが、オセット語はイラン系の言語に属し、カフカス系の民族と共通の文化を基層にもっています。勇ましい民族で、テンポの速い激しい踊りの音楽が広く行われています。
砂漠の青空市場 トルクメニスタン(国立民族学博物館ビデオテークプログラム 5)国立民族学博物館1997389/コ 首都アシュハバードで毎週日曜日に開かれる青空市場では、生活に必要なものが全て揃っています。
トルクメニスタンの楽器ドゥタールづくり(国立民族学博物館ビデオテークプログラム 39)国立民族学博物館1997389/コ ドゥタールとは、トルクメニスタンで最もポピュラーな弦楽器です。職人の技がひかります。
トルクメニスタンの赤い絨毯(国立民族学博物館ビデオテークプログラム 40)国立民族学博物館1997389/コ トルクメニスタンの手織り絨毯は長い歴史を持ち、優れた工芸品として世界に送り出されています。絨毯の作り方とトルクメニスタンの生活を紹介しています。
悠久の大地を駆ける 中央アジアの少年と馬(世界の人と馬の文化シリーズ 10)日本中央競馬会1997389/ユ カザフスタンとキルギスタン。ここには黄金色に輝く美しい馬「アハルテケ」がいます。遊牧民の少年たちの夢は「アハルテケ」を自由に操り、風のように草原を駈けること。誇りと名誉をかけ、競馬レース「バイゲー」に臨みます。
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図書

書名出版者出版年請求記号内容紹介
カザフスタン 草原と資源の豊かな歴史の国/角崎利夫早稲田出版2007302.2961/カサ 「文化とスポーツ」(p96〜)の章に、語り伝えられている英雄叙事詩や伝統楽器についての説明があります。
モンゴルの馬と遊牧民 大草原の生活誌/野沢延行原書房1991382.2/N98 p250に「民謡の伴奏をする馬頭琴の奏者」の写真があり、民族音楽についての簡単な説明があります。
草原と馬とモンゴル人/楊海英日本放送出版協会2001382.226/ソウ 「駿馬の歌」(p79〜)の章で、モンゴル人と馬と歌について詳しい解説があります。
中央アジアを知るための60章/宇山智彦明石書店2003302.296/チユ 「現代に生きる伝統音楽」(p120〜124)の章に、楽器や声楽についての解説があります。
シルクロード 伴野憲司写真集光村印刷1998SA748/シル p38に民俗音楽を作成している職人が載っています。
スーホの白い馬福音館書店 1967E/A モンゴルの代表的な楽器馬頭琴の名前の由来の物語です。小学2年生の教科書でおなじみ、一度は読んだことがある方が多いのではないでしょうか。
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■館内で視聴覚資料の視聴ができます。

■ウズベキスタン大使館様、モンゴル情報センター様のご協力により、観光パンフレットを配布・展示しています。

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埼玉県立浦和図書館 産業資料担当 Tel:048-829-2821 Fax:048-829-2979 E-mail:ura-sangyo@lib.pref.saitama.jp