内容注記 |
内容: 読書する怠け者,世界の中心軸は存在しない ヨーロッパの閉鎖性,変化したヨーロッパの位置と日本の学問,西欧の無知日本の怠惰,愚かなり「日本特殊論」,西ドイツから見た日本,アジア人の見方,西ドイツ八都市周遊講演 近代日本とは何か,ドイツで私の講演がぶつかった壁,拒否される日本人の自画像,身構える西欧的自尊心,欧米人が描く日本像の奥底にあるもの,パリ国際円卓会議 日本の擡頭はどのように解釈さるべきか,西欧の自閉日本の無力,“西欧強迫症”を超えて,日本の知識人、いびつな西洋観の系譜,シュミット前西ドイツ首相批判 アジア各地に日本史資料館を,“日本の友”シュミット前西独首相に反問する,シュミット氏との論争不成立について読者への報告,異文化を体験するとは何か 漱石の文明論と現代,複眼の欠如西洋の見方・過去の見方,複眼の意味,河上徹太郎『西欧暮色』のもの足りなさ,横光利一『旅愁』再考,無心への飛躍,ドイツを観察し、ドイツから観察される ロンドンで考えたこと,「国際化」とは米国への適応なのか,「人の自由化」は悲劇的錯誤,「西ドイツ見習え論」のウソ,「国際化」は欧米人への適応ではない,ウラもオモテもない社会、ドイツよ,日本におけるドイツ語教育の衰亡,「労働開国」はどう検討しても不可能だ,外国人労働者問題における西ドイツの事情,穀物自給率の全体を高めよ,戦略的「鎖国」論,講演 知恵の凋落,文化とは何か 私の文化観,粗製濫造のマンガ文化,もてあそばれる「文化」概念,日本をとりまく「誤解」の構造,海外からの留学生を優遇する,掌篇 日本人の不思議なしぶとさ,ほか,日本を許せなくなり始めた米国の圧力 言葉なき国は滅ぶ,「欧米の挑戦」は受けて立つべし,「国際化」などという言葉は使うなかれ,日米双方にみられる自己錯覚,ほか4編 |