小学校1,2年生むけ 令和5年度紹介
れいわ6ねん冬(ふゆ)紹介(しょうかい)
黒部の谷の小さな山小屋
星野秀樹/写真・文 アリス館 2023年
雪(ゆき)がなだれこみ、夏(なつ)から秋(あき)にかけてのみじかいあいだしか行(い)くことのできない、黒部(くろべ)
の谷(たに)。けれども秋(あき)になると、たくさんの登山者(とざんしゃ)がやってきます。
6月、谷(たに)のかたすみに小さな山小屋(やまごや)がたちました。山小屋(やまごや)の仕事(しごと)のなかには、く
らくなっても小屋(こや)に着(つ)かない人をさがしに行ったり、こわれた道(みち)をなおしたり、きけんな仕事(しごと)
もたくさんあります。
冬(ふゆ)がきて、小屋(こや)じまいして山をおりる日まで、登山者(とざんしゃ)のあんぜんをまもっているのです。
つきよのアイスホッケー
ポール・ハーブリッジ/文,マット・ジェームス/絵,むらおかみえ/訳 福音館書店 2023年
「ビーバーいけにアイスホッケーをやりにいこうよ!」ぼくらがいうと、アーサーは「まんげつまでまたなきゃ」とい
った。「さいこうのこおりがぼくらをまっているよ」
けっこうのひ。さむさで、はなとほっぺたが、ちぎれそうにつめたい。ひざまでゆきにうもれながら、やまみちをすす
む。ビーバーいけのゆきをはらいのけると、あらわれたのは、まっさらのスケートリンク。
まんげつがかおをだすと、ぼくらはいっせいにすべりだした。
マシュマロおばけ
プリシラ・フリードリック/文,オットー・フリードリック/文,ルイス・スロボドキン/絵,小宮由/訳
瑞雲舎 2022年
コノヨノオワリ・タウンにおばけの家族(かぞく)が住(す)んでいました。今日(きょう)は引っこ(ひっこ)してきてはじ
めてのハロウィンの日。
3人の子どもたちは、人間(にんげん)のおもちゃにきょうみしんしん。
夜(よる)になると、エスターおばさんは人間をこわがらせるために子どもたちをつれてスーパーマーケットに行(い)き
ました。目の前(まえ)のおかしコーナーでつい3人はマシュマロを食(た)べ、すがたをけせなくなってしまいます。その
まま人間のハロウィンパーティーにさんかした3人は...。
れいわ5ねん夏(なつ)紹介(しょうかい)
ウィリアムの子ねこ
マージョリー・フラック/作・絵,まさきるりこ/訳 徳間書店 2023
「ミュー、ミュー、ミュー」
ポリウィンクル通りでまいごの子ねこがないています。
子ねこは、ぎゅうにゅうやさんやゆうびんはいたつのひと、みちゆくひとのあとをおってついていきますが、だれも気づいてはくれません。
ところが、小さな男の子ウィリアムは気がつきました。お兄さんとお姉さんといっしょにけいさつしょへとどけでると、子ねこのかいぬしだという人が次々とあらわれて...。
子ねこのおうちはみつかるのでしょうか。
きょうはふっくらにくまんのひ
メリッサ・イワイ/作 横山和江/訳 偕成社 2022
きょうはとくべつな日。おばあちゃんのナイナイが、リリに「いっしょに、にくまんつくろうか?」って言ったけど、「たいへん!!キャベツがないわ!」
6かいのバブシアにキャベツをわけてもらいにいくけど、そこではジャガイモがたりなくて、こんどは2かいのグランマのところに。リリはかいだんをいったりきたりのだいかつやく。
できたてほやほやのりょうりをもちよって、パーティのはじまりはじまり!そこにやってきたのは...?
やさいのはななんのはな?
宮崎祥子/構成・文 網野文絵/写真 岩崎書店 2023
おほしさまみたいな きいろいはな。はなのしたには、ほそくてながい、みどりいろしたやさいがあるよ。なんのやさいか、わかるかな?
みんながいつもたべている、だいこんやにんじんなどのやさい。
どんなはなびらで、どんないろかな。
はながさいて実るやさいもあれば、実っててからはながさくやさいもあるよ。
知っていそうで知らないやさいのはなを、カラーしゃしんでみてみよう。