図書館ブログ
2026年9月17日
令和8年度外国語資料普及事業 講演会「カナダから埼玉まで 世界を写すカメラマン」を開催しました
こんにちは。熊谷図書館多文化サービス担当です。
熊谷図書館では、9月6日(日曜日)に令和8年度外国語資料普及事業として、講演会「カナダから埼玉まで 世界を写すカメラマン」を開催しました。

多文化サービス担当では、毎年「外国語資料普及事業」と題して、多文化への理解を深めるための講座を実施しています。
今回は、カナダ出身の風景写真家・Peter Skov(ピーター・スコーヴ)氏を講師としてお迎えしました。

開催前からお問い合わせを多くいただき、ありがたいことに当日は満員となりました。
講演では、スコーヴさんが今まで撮影されてきた世界中の自然風景を収めた写真が登場!
次々と映し出される写真を、みなさん真剣に見つめます。
個々の写真についてのお話と共に、ベストショットを撮影するための苦労も語られました。

後半では埼玉の写真も登場。
「なにもないところ」とも言われる埼玉ですが、スコーヴさんは本当にそうでしょうか、と問いかけます。
スコーヴさんが撮影された埼玉の風景は、不思議と壮大な魅力に溢れています。
▲稲荷山古墳から見たさきたま古墳群
(Peter Skov(ピーター・スコーヴ)氏 2014年11月30日撮影)
質疑応答の時間では、次々と手が挙がり参加者から絶え間なく質問が続きました。
スコーヴさんは一つ一つ丁寧にお答えくださり、質疑応答の時間が和やかな交流の時間にもなりました。

参加者からは「写真を見て思わず声が出そうになりました」「自然の美しさ、神秘さを改めて感じました」などの感想をいただきました。
スコーヴさん、そしてご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。
今回の講演会は、10月1日(木曜日)から期間限定で後日配信を予定しております。
好評につき、9月27日(日曜日)まで受け付けを延長いたしました。ぜひお申し込みください!
電子申請サービス(後日配信)
また、図書館2階ロビーでは、今回の講演会に併せた連携展示を行っています。
スコーヴさんからお借りした写真や著作も展示しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
資料展「世界を写す外国語資料 写真で巡る風景」


2026年9月15日
「オカリナ・ミニコンサート」を開催しました!
こんにちは!熊谷図書館の視聴覚資料・図書館振興担当です。
8月8日(土曜日)に熊谷図書館1階鑑賞室で、「オカリナ・ミニコンサート」を開催しました。

アットホームな雰囲気で、小さなお子さんから大人まで楽しめるコンサートです。
コンサートの前には、ストーリーテリングや絵本の読み聞かせを楽しむ「おはなし会」もあり、多くの方が続けて参加してくださいました。

今回の出演は、オカリナとギターを中心に素敵な演奏をしてくださる「たまごさんど」のおふたりです。
会場の前方には楽器が並んでいて、子どもたちは興味津々です。
演奏が始まる前に、「オカリナの穴はいくつ?」、「ギターの弦は何本?」といったクイズをして盛り上がり、たまごさんどさんと子どもたちはすぐに仲良くなっていました。
最初は「アンパンマンのマーチ」「夢をかなえてドラえもん」といった、子どもたちになじみのある曲から始まり、皆さん集中して聴いていました。
次に登場したのは三線(さんしん)とオーシャンドラムです。
「三線」は沖縄など日本の南の地域に伝わる弦楽器で、蛇の皮が張られています。「何の動物の皮かな?」と聞かれると、子どもたちはトラなどいろいろな動物の名前を答えていました。答えが蛇だと知ってびっくりしている子もいました。
「オーシャンドラム」は丸い平たい筒の中に粒が入っていて、ゆっくり傾けると「ザザーッ」と波の音が聞こえます。面が透明なドラムもあり、中の粒が動く様子に大人も子どもも夢中になっていました。
なんと、このコンサートでは、オーシャンドラムの演奏体験もありました。
ドラムが客席に順番に回っている間、たまごさんどさんは「さとうきび畑」と「涙そうそう」を演奏します。
三線とオカリナの音に、皆さんが作る波の音が重なって、とても夏らしい音楽が会場に響きました。皆さん譲り合いながら楽しく演奏し、会場は一体感に包まれていました。


楽しい時間は早いもので、残念ながら終わりの時間が近づきます。
ここで、とても大きなオカリナが登場しました。大人が両手で持ってもはみ出るサイズです。
ジブリの作品でおなじみの「さんぽ」や「となりのトトロ」などが演奏され、大人も子どもも全員で歌い、大いに盛り上がりました。
最後に、図書館で借りられる楽器のことが分かる本や、楽器の工作本、CDの紹介をして終了です。

終演後も、楽器を近くで見たり触ったりしたい人が集まり、たまごさんどさんと楽しく交流していました。
アンケートでは「いやされました!!」、「子どもが参加できるプログラムでとても良かった」、「またオカリナコンサートに参加したいです」と、大変好評をいただきました。
素敵な演奏をしてくださったたまごさんどさん、そして参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
熊谷図書館では、子ども向け事業として毎月第2・3・4土曜日におはなし会も開催しています。詳細は子ども室のお知らせ・イベント のページや、埼玉県立図書館公式Xでご確認いただけます。
ご参加お待ちしております!
2026年9月1日
休館日特別イベント「本のタイトルで一句!」を行いました
こんにちは。久喜図書館の芸術・文学資料担当です。
8月17日(月)の休館日特別イベント「本のタイトルで一句!」では、図書館内の本のタイトルを組み合わせて五・七・五の句を作りました。
「書名川柳」、「タイトル川柳」、「背表紙川柳」などとも呼ばれるこのイベント、短時間にもかかわらず多くの力作が生まれました!
句の作り方については、8月7日のブログ「本のタイトルで句ができる?実際に挑戦してみました」をご覧ください。

作品と本の紹介
作成した句は、短冊に記入して発表しました。句を用いた本とともに紹介します。
「チョコレート おいしくたべる これでいい」
『ひと粒のチョコレートに』(佐藤清隆/文,junaida/絵 福音館書店)
『おいしくたべる』(松本仲子/監修,朝日新聞出版/編著 朝日新聞出版)
『これでいいのだ。』(赤塚不二夫/著 メディアファクトリー)
「あきらめない きれいな人の 歩き方」
『名医に聞くあきらめないがん治療』(田口淳一/著,あきらめないがん治療ネットワーク/監修 ブックマン社)
『きれいな人』(高橋たか子/著 講談社)
『マンガの歩き方』(オフサイド・ブックス編集部/編 彩流社)
「かくうの町 おばけ町の 雪女(おんな)」
『書物の王国 1 架空の町』(『書物の王国』編纂委員会/〔編〕 国書刊行会)
『お化けの真夏日』(川端誠/作 BL出版)
『雪、おんおん』(八木忠栄/著 思潮社)
小学生が作ってくれた句ですが、「ゆきおんな」は、『「ゆきお」んおん』と、『おばけのま「な」つび』を組み合わせて作るという、非常にテクニカルな句になっています。
「うみざざざ イルカとウミガメ きっとあえる」
『うみざざざ』(東直子/作,木内達朗/絵 くもん出版)
『現代日本生物誌 4 イルカとウミガメ』(林良博/編,武内和彦/編 岩波書店)
『きっとあえる』(はらまさかず/文,石川えりこ/絵 ひだまり舎)
「わたしはわたし 気の向くままに お茶のある暮らし」
『熊谷守一 わたしはわたし』(熊谷守一/著 求龍堂)
『気の向くままに 同時代批評1943-1947』(ジョージ・オーウェル/著,オーウェル会/訳 彩流社)
『お茶のある暮らし』(谷本陽蔵/著 草思社)
「雷の あとに青らむ 空の虹」
『雷のあとに』(中山聖子/作,岡本よしろう/絵 文研出版)
『青らむ空のうつろのなかに』(篠田節子/著 新潮社)
『虹 その文化と科学』(西條敏美/著 恒星社厚生閣)
いずれもすばらしい句ができました!
タイトルを上手く組み合わせて言葉を作り上げたり、自分の心情を形にしたり、気に入った本のタイトルを活かしたりするなど、参加者の皆さんが熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。
このイベントの魅力は、句を作る楽しさだけにとどまりません。タイトルを探して句を作る過程で、普段は見ることのない分野の本棚に目が向くようになります。参加者の中には「いろんなタイトルの本を探すうちに、読んでみたいと思う本が見つかった」と話していた方もいました。
よく知らない分野でも、面白そうなタイトルを見つけたら、ぜひ手に取ってみてください。新しい本との出会いが、あなたを待っています。
2026年8月28日
視覚障害者の読書方法をご紹介します!
皆さんこんにちは。
久喜図書館バリアフリー読書推進担当です。
暑い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
猛暑の日はおうちや図書館でゆっくり読書をするのはいかがでしょうか。
新たな発見があるかもしれません。
ところで、皆さんは目の不自由な方がどのように読書をしているのかご存じですか?
今回は視覚障害者の読書方法を二つご紹介したいと思います。
視覚障害者の読書方法 その1 「手で読む = 点字」
皆さんご存じの点字です。
点字は指先で触って読む文字です。六つの点の組み合わせで文字を表します。
自分のペースで読めるため、点字での読書は目で読む読書に近いと言われています。
点字には漢字とカタカナがなく、全てかなで書きます。そのため、一般の図書よりページ数が増え、本が分厚くなります。分冊されることが多いです。

- 点訳をして4分冊になった図書と原本の比較
活字と点字が印刷されているユニバーサル絵本は、目で絵や文字を読むことが難しい子も一緒に楽しむことができます。

- ユニバーサル絵本『ぐりとぐら ( てんじつきさわるえほん )』(中川李枝子さく 福音館書店 2013)資料番号:800417636
視覚障害者の読書方法2 耳で読む = デイジー(DAISY)
デイジーとは、Digital Accessible Information SYstemの略で、アクセシブルな情報システムの略称です。録音図書の国際標準規格なので、世界中で使われています。
見た目はCDと同じですが、1枚に何十時間も収録することができます。章やページ単位で移動ができ、再生スピードも変更することができます。
専用の再生機、パソコンやタブレット等で再生します。

- デイジー再生機「プレクストーク」
バリアフリー読書推進担当の貸出の9割がデイジーです。
デイジーには音声デイジー、マルチメディアデイジー、テキストデイジーがあります。音声デイジーは人の声で読んでいるもの、マルチメディアデイジーは画像付きで読んでいる部分をハイライトでき弱視の人が分かりやすくなっています。テキストデイジーは合成音で読んでいるデイジーのことです。
デイジー音声はこちらから聞くことができます。ぜひご視聴ください。
埼玉県立久喜図書館で発行した『健康・医療情報リサーチガイト@埼玉 改訂3版』デイジー版の冒頭約1分です。

- 『健康・医療情報リサーチガイト@埼玉 改訂3版』(埼玉県立久喜図書館 2024年発行)とデイジー版
いかがでしたか。
バリアフリー読書推進担当では、点字資料とデイジー資料の貸出も行っています。
点字資料やデイジー資料などについてもっと詳しく知りたい方は、県立図書館ウェブサイトをご覧ください。
「(動画あり)障害者サービスのための資料とバリアフリーの施設設備」
活字による読書が困難な方であれば、障害者手帳がなくてもどなたでもご利用いただけます。
ご興味のある方は、久喜図書館バリアフリー読書推進担当(電話 0480-21-2659)まで、
お気軽にご連絡ください。
2026年8月12日
「女性のための起業入門セミナー&プチ交流会」を開催しました
こんにちは、熊谷図書館ビジネス・産業支援担当です。
熊谷図書館では、毎月1回、女性対象の創業相談会を開催しています。
創業支援センター埼玉から中小企業診断士の先生がお出でになり、マンツーマンで起業・創業の相談をすることができます。
一方で、起業・創業をはじめとしたビジネスは日々が決断の連続で、悩みや孤独感がつきものです。
そこで、起業の基本を学びつつ、起業をめざす仲間と思いを交わす機会となるよう、当館と創業支援センター埼玉とで「女性のための起業入門セミナー&プチ交流会」を開催しています。
今年のセミナー&プチ交流会は、7月1日(水曜日)に開催し、県内各所から18名が参加しました。
また、講師は森尚子先生(創業支援センター埼玉・中小企業診断士)にお願いしました。
当日のおおまかなスケジュールは、次のとおりです。
10:00 セミナー開始
10:15 ~ 第1部:図書館ビジネス支援室紹介・森先生の講義

(しばしの休憩)
11:45 ~ 第2部:プチ交流会

12:30 セミナー終了
第1部は、利用案内と講義です。
ビジネス支援室の司書からは、誰でも無料で使えるビジネス資料とデータベースをご紹介しました。
創業支援センター埼玉の森先生(中小企業診断士・女性創業支援アドバイザー)からは、起業する前に知っておきたい税や保険の知識、マーケティングの基礎、補助金のあれこれ、そして最も大事な「私はなんのために起業するのか?」というビジネスプランの立て方を教えていただきました。
*紹介データベース:市場情報評価ナビMieNa(別のページが開きます)
第2部は交流会です。
第1部講義の個人ワークで記入したビジネスプランシートを手に、4~5名でグループトークを行いました。
15分ごとにグループを入れ替え、参加者同士で今考えているプランや起業に至るいきさつを話し、聴き、時に尋ね、気持ちを分かち合いました。
ところで、熊谷図書館は県北にあり創業支援センターは県南にありますが、どちらの機関も、図書館相互貸借サービスや動画セミナー・オンラインなど、遠くを近くにするサービスを行っています。
また毎月開催の相談会や今回のセミナー&交流会のように、お近くにチャンスが巡ってくることもございます。
思いを生業にしたい、そんな時は、ぜひ2つの機関を目いっぱいご活用ください。












