図書館ブログ
2026年8月12日
「女性のための起業入門セミナー&プチ交流会」を開催しました
こんにちは、熊谷図書館ビジネス・産業支援担当です。
熊谷図書館では、毎月1回、女性対象の創業相談会を開催しています。
創業支援センター埼玉から中小企業診断士の先生がお出でになり、マンツーマンで起業・創業の相談をすることができます。
一方で、起業・創業をはじめとしたビジネスは日々が決断の連続で、悩みや孤独感がつきものです。
そこで、起業の基本を学びつつ、起業をめざす仲間と思いを交わす機会となるよう、当館と創業支援センター埼玉とで「女性のための起業入門セミナー&プチ交流会」を開催しています。
今年のセミナー&プチ交流会は、7月1日(水曜日)に開催し、県内各所から18名が参加しました。
また、講師は森尚子先生(創業支援センター埼玉・中小企業診断士)にお願いしました。
当日のおおまかなスケジュールは、次のとおりです。
10:00 セミナー開始
10:15 ~ 第1部:図書館ビジネス支援室紹介・森先生の講義

(しばしの休憩)
11:45 ~ 第2部:プチ交流会

12:30 セミナー終了
第1部は、利用案内と講義です。
ビジネス支援室の司書からは、誰でも無料で使えるビジネス資料とデータベースをご紹介しました。
創業支援センター埼玉の森先生(中小企業診断士・女性創業支援アドバイザー)からは、起業する前に知っておきたい税や保険の知識、マーケティングの基礎、補助金のあれこれ、そして最も大事な「私はなんのために起業するのか?」というビジネスプランの立て方を教えていただきました。
*紹介データベース:市場情報評価ナビMieNa(別のページが開きます)
第2部は交流会です。
第1部講義の個人ワークで記入したビジネスプランシートを手に、4~5名でグループトークを行いました。
15分ごとにグループを入れ替え、参加者同士で今考えているプランや起業に至るいきさつを話し、聴き、時に尋ね、気持ちを分かち合いました。
ところで、熊谷図書館は県北にあり創業支援センターは県南にありますが、どちらの機関も、図書館相互貸借サービスや動画セミナー・オンラインなど、遠くを近くにするサービスを行っています。
また毎月開催の相談会や今回のセミナー&交流会のように、お近くにチャンスが巡ってくることもございます。
思いを生業にしたい、そんな時は、ぜひ2つの機関を目いっぱいご活用ください。
2026年8月11日
夏休みの調べ学習にも!新聞・雑誌担当のおすすめアイテム紹介
こんにちは!新聞・雑誌担当です。
このブログでは、県立久喜図書館の新聞や雑誌に関する「おすすめアイテム」を3つご紹介します。
「過去の出来事について調べたいけれど、インターネット検索をしただけでは情報が足りないな」「インターネットの情報は正しいのかな」という方におすすめです。
夏の調べ学習に取り組んでいる子どもたちや、保護者の皆さまのお役に立てますと嬉しいです!
それではスタート!
おすすめアイテム 1 過去の新聞が読める!マイクロフィルム
図書館にひっそり置かれているこれ、何だかご存じでしょうか。

「マイクロフィルムリーダー」といいます。
「マイクロフィルム」とは、資料を撮影し、縮小して記録・保存したフィルムのことです。紙の資料に比べて小さなスペースでも収納することができます。
昔の新聞が記録されているこの「マイクロフィルム」を「マイクロフィルムリーダー」にセットして、フィルムを回すと、新聞紙面が映し出されます。

当館では、明治~平成の時代まで、過去に発行された新聞をマイクロフィルムで見ることができるんです。
(新聞の縮刷版や原紙もあわせると、明治から令和の時代まで見ることができます。)
紙面はコピーして持ち帰ることもできます。
例えば、こんな使い方はいかがでしょうか。
- 50年前の今日、何があったか新聞記事を読んでみる。
- 自分の生まれた年とご家族等の生まれた年の新聞記事や新聞広告を比較してみる。
マイクロフィルムを使いたいときは、県立久喜図書館2階公開図書室の「案内・相談カウンター」までお声掛けください。マイクロフィルムの使い方や複写方法をご案内いたします。「?(はてな)マーク」が目印です!
おすすめアイテム 2 豊富なタイトル数!所蔵雑誌
続いてご紹介するのが、雑誌です。
久喜図書館2階公開図書室には雑誌コーナーがあります。

雑誌は、「自然科学」「技術・工業」「芸術」「言語」「文学」「健康・医療」といった分野ごとに並んでいます。スポーツ誌やファッション誌もあります。

これで全部だと思った方に、朗報です!
公開雑誌コーナーにあるのは「今年発行された雑誌の一部」だけです。
膨大な数の雑誌が、書庫に所蔵されています。
当館の所蔵雑誌は、購入・寄贈雑誌だけでもなんと665タイトルあります。(令和8年3月末時点)
購入雑誌のタイトルは、「埼玉県立久喜図書館 継続購入雑誌一覧」 のページで見ることができます。
例えば、こんな使い方はいかがでしょうか。
- 50年前と今年発行されたスポーツ雑誌を、読み比べてみる。
- 50年前に発行された料理雑誌のレシピを試してみる。

雑誌を探すときは、以下の案内をぜひご覧ください。
《資料を検索したい(雑誌)》(埼玉県立図書館ウェブページ)
読みたい雑誌が書庫にある時は、県立久喜図書館2階公開図書室の「貸出・返却・登録カウンター」までお声掛けください。職員が書庫から雑誌をお持ちします。
おすすめアイテム 3 読みたい記事を探せる!データベース
「知りたいことはあるけれど、どの新聞や雑誌に載っているかわからない」という方におすすめなのが、「データベース」です。
「データベース」を使うと、自分の調べたいことを「キーワード」等で検索して、関連する新聞や雑誌の記事を探すことができます。
県立久喜図書館で使うことができる新聞・雑誌の検索用データベースを、2つご紹介します。
新聞記事検索
「朝日新聞クロスサーチ」
1879年(明治12年)の創刊号から今日までの朝日新聞の記事を検索することができます。
例えば、こんな使い方はいかがでしょうか。
- 好きなアスリートの活躍を特集した新聞記事を探してみる。
- 地元のお祭りに関する新聞記事を探してみる。
雑誌記事検索
「Web OYA-bunko(大宅壮一文庫 雑誌記事索引)」
明治時代から最新まで、週刊誌やファッション誌などの雑誌記事770万件を検索することができます。
例えば、こんな使い方はいかがでしょうか。
- 「推し」の歌手に関する記事が掲載された雑誌を探してみる。
- 行ってみたい観光スポットに関する記事が掲載された雑誌を探してみる。
どちらのデータベースも、県立久喜図書館内のデータベース用端末で無料で利用することができます。
※「Web OYA-bunko」は、職員による代行検索です。
データベースを使いたいときは、県立久喜図書館2階公開図書室の「案内・相談カウンター」までお声掛けください。「?(はてな)マーク」が目印です!
今回は、新聞・雑誌担当のおすすめアイテムを3つご紹介しました。
ぜひ夏休みに一人で・お友達と・ご家族と、新聞や雑誌を読みに、そして涼みにいらしてくださいね。
お待ちしています!
2026年8月7日
本のタイトルで句ができる?実際に挑戦してみました
こんにちは。久喜図書館の芸術・文学資料担当です。
8月17日(月)に行われる休館日特別イベント「本のタイトルで一句!」は、本棚を巡り、気になった本のタイトルを集めて五・七・五の句を作るというユニークなイベントです。
しかし、本のタイトルだけで句を作ることはできるのでしょうか。
実際に挑戦してみたので、その様子と完成した句をご紹介します!
1.本のタイトルを集める
図書館内の本棚を巡って、気になった本のタイトルをメモしていきます。
この段階では「どんな句を作るか」は考えず、ちょっと気になるタイトルや面白い響きのタイトルをを手当たり次第に集めることが大切。できるだけたくさんのタイトルをメモしました。
以下は、実際に集めた本のタイトルの一部です。

2.タイトルを組み合わせて、句を完成させる
メモの中から、句に使うタイトルの組み合わせを考えます。
一つの句に使うタイトルは、2~4つを想定していますが、基本は五・七・五それぞれに1つのタイトルを使って、3つのタイトルで一句を作るのがよいと思いました。
メモしたタイトルだけで五・七・五の句ができればいいのですが、2つの組み合わせができても最後の1つがしっくりこない...ということがあります。そんな時は図書館の検索端末を使ってちょうどいいタイトルを探します。
例えば、「夜空にきらめく」と「星のタクシー」という言葉を組み合わせ、これに「輝く」や「光る」といったニュアンスの言葉を足したいと考えました。

「輝く」という言葉で検索すると、『燦々と光り輝く彩の国づくり』というタイトルの本がありました。
そこから「燦々(さんさん)と」という言葉を取って、こんな句ができました。
「燦々と 夜空にきらめく 星のタクシー」
『燦々と光り輝く彩の国づくり』(埼玉県総合政策部まちづくり支援課)
『創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある 海洋堂物語』(宮脇修/著 講談社)
『星のタクシー 車のいろは空のいろ』(あまんきみこ/作,北田卓史/絵 ポプラ社)
作った句をご紹介
このようにして五・七・五の句を作り、以下のような句ができあがりました。
「しあわせの 架空の王国 スゴイ未来」
『しあわせの牛乳 牛もしあわせ!おれもしあわせ!』(佐藤慧/著 ポプラ社)
『架空の王国』(高野史緒/著 中央公論社)
『ゲームと生きる! 楽しいが力になる 3 ゲームとのスゴイ未来』(高橋浩徳/監修 フレーベル館)
「あした飛ぶ みどりの小鳥 青空に」
『あした飛ぶ』(束田澄江/作,しんやゆう子/絵 学研プラス)
『みどりの小鳥』(イタロ・カルヴィーノ/作 岩波書店)
『青空にキックオフ!』(菊地澄子/作,江島仁/絵 国土社)
「酒止めよう ついきのうのこと 二日酔い」
『酒止めようかどの本能と遊ぼうか 俳童の自画像』(金子兜太/著 中経出版)
『ついきのうのこと 續昔の子どもたち』(安野光雅/著 日本放送出版協会)
『二日酔いのバラード』(ウォーレン・マーフィー/著 早川書房)
「伝え継ぐ 技術に生きる 匠の技」
『全集伝え継ぐ日本の家庭料理 〔1〕 炊き込みご飯・おにぎり』(日本調理科学会/企画 農山漁村文化協会)
『技術に生きる現代数学』(若山正人/編 岩波書店)
『匠の技 歌舞伎座をつくる』(タミワオフィス/編 清水建設コーポレート企画室コーポレート・コミュニケーション部)
「ポケモンGO 人気のひみつ どこにある?」
『ポケモンGOからの問い 拡張される世界のリアリティ』(神田孝治[ほか]/編 新曜社)
『人気のひみつ、魅力のありか 21世紀こども文学論』(藤本英二/著 久山社)
『うまい日本酒はどこにある?』(増田晶文/著 草思社)
実際にやってみた感想
気に入ったタイトルを集めて組み合わせるだけで、思いがけない句を作ることができました。
今回は句を作ることはあまり意識せずに、本のタイトルを集めましたが、特定のテーマやジャンルの本のタイトルから句を作ったり、特に気に入ったタイトルの言葉を軸に据えて、それに合う言葉を含む本を探したりと、色々なアプローチで句を作ることができそうだと感じました。
あなたも「本のタイトルで一句!」を体験しませんか?
図書館の本を使って、句を作る楽しさをぜひ体験してください。
休館日特別イベント「本のタイトルで一句!」
日時:2026年8月17日(月曜日) 10:00~12:00(9:30受付開始)
会場:県立久喜図書館 2階研修室
定員:20名(事前申込制、先着順)
申込については、県立図書館ウェブサイトをご覧ください。
お申し込みをお待ちしております。
2026年7月31日
こんな本あります!ー久喜図書館の書棚からー
こんにちは。久喜図書館です。
このコーナーでは、所蔵する図書を図書館職員がご紹介します。
さて、今月は...
■No.1■
『貝の文化誌』(ファビオ・モレゾーン/著,伊藤はるみ/訳 原書房 2023)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:484/スセ>

海の思い出に美しい貝殻を持ち帰った経験のある人は、きっと少なくないだろう。本書によると、人類最初の芸術作品は、約五十四万年前に作られたジグザグ線を刻んだイシガイの貝殻であるらしい。人類は先史時代から、その美味しさから食料として、あるいは美しさから貨幣や装身具として、貝の仲間を利用してきた。本書ではそんな人と貝の関わりの歴史を、カラー図版と共に概説する。また、生物の貝についても分かりやすく解説しており、人類より遥か昔から存在し続ける貝が、地球の新参者たる人類の活動によって大きな影響を受けていることも知ることができる。島国に住む日本人にとって身近な存在である貝に、改めて目を向けてみてはいかがだろうか。
(A・Y)
■No.2■
『歴史の中の植物 花と樹木のヨーロッパ史』(遠山 茂樹/著 八坂書房 2019)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:470.4/レキ>

ヨーロッパに咲く花や樹木は植生が違う日本とは種類が異なる。洋画や欧州の小説で植物が出てくるとその形や意味などをなんとなく想像で補完しながら読み進めてしまうことがある。この本では、最初にヨーロッパ原産の植物にまつわる神話や逸話を紹介している。また、神話が描かれることの多い西洋絵画にも触れ、モチーフとして描きこまれる植物がどのような意味を持つのかを知ることができる。
中盤から後半では、ヨーロッパに持ち込まれた植物や持ち込んだプラントハンターたちが紹介されている。世界中を駆け巡ったプラントハンターたちの旅の様子と、持ち込まれた植物がヨーロッパ内の様々な場所で栽培され、愛された様子がわかる。本書を通じて、当時のヨーロッパの人々の新しいものに対する情熱を感じて欲しい。
(T.O)
プラントハンターとは食料・香料等に利用される有用植物や、観賞用植物の新種を求め世界中を探索する人のこと。
■No.3■
『完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語』(エイミー・B.グリーンフィールド/著,佐藤桂/訳 早川書房 2006)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:753.8/カン>

なんとわくわくするタイトルだろう。彼らが求めた「完璧な赤」とは一体どのようなものなのか。
中世ヨーロッパでは、赤い布を纏うことは、富と権力の象徴であったという。当時の染色技術では、鮮やかな真紅を作り出すことは困難だったためである。そのような折、新大陸から衝撃とともに未知の「赤」がやってきた。
著者は赤色を求めて奔走する人々を、多くの資料に基づいて生き生きと描き出している。副題のとおり、本書には染色家以外にも多くの人間が登場する。皇帝、征服者(コンキスタドール)、海賊、化学者......これほどまでに多くの人々を駆り立てた赤は、まさしく「欲望の色」と呼ぶにふさわしい。ぜひ、本書でその正体を確かめていただきたい。
(R・M)
それでは、次回もお楽しみに。
2026年7月25日
令和8年度16ミリ映写機技術講習会を開催しました!
こんにちは。
埼玉県立熊谷図書館 視聴覚資料・図書館振興担当です。
去る5月29日(金)と30日(土)の2日間、熊谷図書館では16ミリ映写機技術講習会が開催されました。
本講習会は、16ミリフィルムを上映するため、映写機に関する技術を習得するためのものです。
講習会を修了すると修了証が交付されますが、そのためには実技試験に合格しなければなりません。
今回は、講習会がどのように行われたのか、その様子を紹介します。
果たして、受講者の皆さんは無事に合格できたのでしょうか。
1 「16ミリフィルム」とは
講習会の様子を紹介する前に、簡単に16ミリフィルムについて説明します。
皆さんは、16ミリフィルムやその上映作品を見たことがあるでしょうか。恐らく、多くの人は最近全く見かけない、もしくは存在すら知らなかったのではないでしょうか。
正直なところ、私も図書館で16ミリフィルムを扱う前は「昔、金曜の21時にシルクハットのおじさんが回してたやつ」程度の認識しかありませんでした(若い方には伝わらない話ですみません)。
16ミリフィルムとはその名のとおり「16ミリメートル幅の映画・写真フィルム」のことで、このフィルムを映写する装置が「16ミリ映写機」と呼ばれます。これらは高価かつ繊細なもので、映写技師と呼ばれる職業もあるほど、操作には専門的な知識が要求されます。金曜のおじさん(2021年に宮崎駿監督によって「フライデーおじさん」と名付けられたようです)もこの映写技師で、昔は国家資格だったようです。
16ミリは誤った使い方をすると、上映中にフィルムが切れたり、映写機が壊れたりといったおそれがあります。だからこそ、講習で正しい使い方を身につける必要があるのです。


▲16ミリフィルム(左)と16ミリ映写機(右)
なぜ16ミリフィルムが必要なのか?
昨今、映画はDVDやブルーレイ、配信サービスでの視聴が主流となりましたが、なぜ映画会では16ミリフィルムを使うのでしょうか。
その理由は主に2つあります。
1つは、図書館が所蔵する映像資料の中には、16ミリフィルムでしか見ることができないものが多くあるからです。
昔の埼玉県に関する映像や過去のテレビ番組など、現在は入手困難な映像も、16ミリフィルムとして残されているものが数多くあります。
もう1つは、16ミリフィルムは上映を目的として制作され、権利者の許諾を得ている資料であるからです。
そのため、映画会でも問題なく上映することが可能です。
これらの理由から、16ミリフィルムは現在も需要があり、講習会も例年多くの方から申込みをいただいています。
2 講義
さて、16ミリの簡単な説明も済んだところで、早速講習会の様子を見てみましょう。
講習会ではまず、講師である北辰映像株式会社代表取締役 樋口一雄様より講義をいただきました。

▲まずは座学から。初めて聞く言葉も多いです。(5月29日)
講義の冒頭、講師から実技試験の説明がありました。
「皆さんには講座の最後に、実技試験を受けてもらいます。90点が合格ラインです」
試験がある。そう聞いて、受講者の皆さんの背筋が一斉に伸びた気がしました。
「採点基準は既に配ったとおりです。手順もテキストどおりに、フィルムの映写機にセットするところから映写、片付けまでを行います」
とはいえ、受講者には手順がしっかり書かれたテキストが配られていました。これならテキストに沿って操作すれば大丈夫そうだと、皆さんも少し安心したようです。
「試験はひとりひとり、何も見ずに行います」
ちょっと話が変わってきました。
先ほどの安心した様子から一転、何も見ずに試験に臨むと聞いて、皆さん戦々恐々としています。
その後の講義では、映写機の基本的な説明の後、実際の映写機を用いて映写機の構造や映写の原理について説明していただきました。
講義中は質問も飛び交い、皆さん気を引き締めて臨んでいたようでした。

▲映写機の説明の様子。皆さん席を立って真剣に聞いています。(5月30日)
3 実技練習
講義の後は、実際に映写機を動かす練習時間となります。
講師から助言をいただきながら、皆さん真剣に取り組んでいました。
講義を受けていても、やはり実物を触ると不安な気持ちがよぎります。それでも、回数を重ねていくと徐々に操作に慣れてきた様子でした。
しかし、実技試験では何も見ずに最初から最後まで操作を1人でやらなければなりません。練習時間はあっという間に過ぎていきました。

▲グループで教えあいながら猛練習! 全員合格を目指します。(5月29日)
4 実技試験
そして、いよいよ実技試験が始まります。
練習中は慣れていた人でも思わぬミスをしてしまうのが試験というもの。皆さん修了証を無事に持ち帰ることができるように、緊張感を持って取り組んでいました。
果たして、採点の結果は......?
ドキドキの結果発表の前に、映写機やフィルムの取り扱い方などを分かりやすく解説している16ミリフィルム作品を上映し、受講者全員で鑑賞しました。
5 閉会式
鑑賞が終われば、講習会の閉会式となります。
閉会式ではいよいよ修了証の交付があります。気になる実技試験の結果は......?
全員合格!
5月29日・30日共に、受講した全員が90点以上を獲得し合格となりました。
合格者には、修了証が渡されます。
これがなければ上映ができない、そのプレッシャーもあったことでしょう、受け取る人は皆心の底から安堵した様子でした。
こうして、今年も16ミリフィルムを映写できる人が増えました。

▲合格発表の後、埼玉県立図書館の16ミリフィルムの利用方法などを案内しました。
これから皆さんが素敵な映画会を開催してくれるのを楽しみにしています!(5月30日)
埼玉県立熊谷図書館では、県内の機関・団体を対象に16ミリフィルム・映写機等の貸出を行なっております。
今回、この講習会を終えた皆様の所属する団体は、当館のフィルム・映写機等を借りての上映会が可能となりました。
16ミリ映写技術講習会は来年度も開催予定ですので、16ミリフィルムの上映会を行ってみたいという団体の皆様がいらっしゃいましたら、ぜひ御応募ください。
