図書館ブログ
2026年10月15日
埼玉県立久喜工業高等学校の生徒さんに図書館オリジナルキーホルダーを製作していただきました!
こんにちは。久喜図書館 新聞・雑誌担当です。
埼玉県立久喜工業高等学校の生徒さんに、埼玉県立図書館及び県立久喜図書館のオリジナルキーホルダーを製作していただきました。
10月8日木曜日に、図書館事業に貢献された同校に対し、埼玉県立久喜図書館長(埼玉県図書館協会会長)から感謝状を贈呈しました。


製作したのは、同校の機械科3年生で、課題研究「金属工芸班」の生徒10人です。

贈呈式では、キーホルダーの製作過程や苦労された点、製作にあたっての想い等についてお話いただきました。

キーホルダーを手に取ってくれる方たちをイメージして、ステンレスの表面が滑らかになるまで、一つ一つ丁寧に磨きあげ、仕上げてくれたそうです。

いただいた150個のキーホルダーは、埼玉県立久喜図書館主催の「情報の探しかた講座」や埼玉県図書館協会主催のイベント参加者の方にお配りする予定です。
《「情報の探しかた講座」(県立久喜図書館開催分)》(https://www.lib.pref.saitama.jp/reference/programs/kuki.html 埼玉県立図書館)

《図書館と県民のつどい埼玉2026》(https://www.sailib.net/tudoi2026 埼玉県図書館協会)


県立久喜工業高等学校の皆さま、キーホルダーを製作いただきありがとうございました。
生徒の皆さんの想いのこもったキーホルダーをゲットするため、ぜひ県立久喜図書館「情報の探しかた講座」、埼玉県図書館協会「図書館と県民のつどい埼玉2026」(スタンプラリーの記念品としてプレゼント)に御参加ください!
2026年9月25日
こんな本あります!ー久喜図書館の書棚からー
こんにちは。久喜図書館です。
このコーナーでは、所蔵する図書を図書館職員がご紹介します。
さて、今月は...
■No.1■
『民藝の歴史』(志賀直邦/著 筑摩書房 2016)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:B750.21/ミン>

「民藝」とは「民衆の手で民衆のために作られる実用品」を意味し、この言葉と思想は1926年(大正15年)民藝運動の主唱者である柳宗悦らによって提唱された。
本書は雑誌『白樺』が関わる民藝運動のはじまりから現代までの歩みを、テーマ別かつ時系列で記述している。著者は志賀直哉の甥で、柳宗悦らとともに民藝運動に深く関わった人物。当事者だからこそ知り得る、民藝に関わった人々のエピソードが随所に織り込まれている。
表紙は染色家・柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)によるもの。民藝のデザインに惹かれた人の入門書としても、体系的、横断的に学び直すための資料としても、おすすめしたい一冊である。
(K・U)
■No.2■
『図説ギターの歴史』(ぺーター・ペフゲン/著 現代ギター社 1997)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:763.55/スセ>

ギターは、クラシックやフォーク、ポップスやロックなど様々な音楽ジャンル、そしてレコーディングからライブまで多くの音楽シーンで活躍している楽器の一つ。本書は、そのギターの誕生から現代に至るまでの歩みを、豊富な図版とともに詳解した歴史書である。
古代の弦楽器からリュートやビウェラといった楽器を経て、今の姿へ進化を遂げたプロセスを解説。また、演奏の面では、王侯貴族の宮廷を彩った華やかな姿や、大道芸人による恋歌の伴奏楽器としての姿など、多彩な顔を持つ楽器として紹介。さらに、その進展を支えた名ギタリストたちの足跡についても、ギター史年表で網羅されており、視覚的にも理解しやすい構成となっている。
学術的な要素がありながらも読みやすく、ギターに親しまれている方はもちろん、興味のある方にも、お読みいただきたい一冊。
(T.S)
■No.3■
『地震学の歴史からみる地震防災』(上沼克伊/著 丸善出版 2024)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:453/シン>
近年、大きな地震が頻発している。この本は地震への備えとして、地震に遭遇しても犠牲者にならないようにすることを目的として書かれている。
私たちは、地震がいつ起こるかということに関心を持ってしまいがちだが、前半部分に書かれている過去の地震の状況や研究の歴史などを読み進めると、地震が起きる時期を予知することは現在でも困難であることがわかる。
そこで、自分の生活地域で過去にどのような地震が起こり、どのような被害があったのかを知っておき、地震に遭遇しても命を失わないようにする「抗震力」と被災後の避難所・食料・トイレ等の問題に対処するための「防災力」こそが大事であると著者は述べている。人間は、地震の発生を防ぐことはできないが、地震が起きても生き延びるための方策は、私たち一人一人の備えにあると、改めて考えさせてくれる。
(M・O)
それでは、次回もお楽しみに。
2026年9月17日
令和8年度外国語資料普及事業 講演会「カナダから埼玉まで 世界を写すカメラマン」を開催しました
こんにちは。熊谷図書館多文化サービス担当です。
熊谷図書館では、9月6日(日曜日)に令和8年度外国語資料普及事業として、講演会「カナダから埼玉まで 世界を写すカメラマン」を開催しました。

多文化サービス担当では、毎年「外国語資料普及事業」と題して、多文化への理解を深めるための講座を実施しています。
今回は、カナダ出身の風景写真家・Peter Skov(ピーター・スコーヴ)氏を講師としてお迎えしました。

開催前からお問い合わせを多くいただき、ありがたいことに当日は満員となりました。
講演では、スコーヴさんが今まで撮影されてきた世界中の自然風景を収めた写真が登場!
次々と映し出される写真を、みなさん真剣に見つめます。
個々の写真についてのお話と共に、ベストショットを撮影するための苦労も語られました。

後半では埼玉の写真も登場。
「なにもないところ」とも言われる埼玉ですが、スコーヴさんは本当にそうでしょうか、と問いかけます。
スコーヴさんが撮影された埼玉の風景は、不思議と壮大な魅力に溢れています。
▲稲荷山古墳から見たさきたま古墳群
(Peter Skov(ピーター・スコーヴ)氏 2014年11月30日撮影)
質疑応答の時間では、次々と手が挙がり参加者から絶え間なく質問が続きました。
スコーヴさんは一つ一つ丁寧にお答えくださり、質疑応答の時間が和やかな交流の時間にもなりました。

参加者からは「写真を見て思わず声が出そうになりました」「自然の美しさ、神秘さを改めて感じました」などの感想をいただきました。
スコーヴさん、そしてご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。
今回の講演会は、10月1日(木曜日)から期間限定で後日配信を予定しております。
好評につき、9月27日(日曜日)まで受け付けを延長いたしました。ぜひお申し込みください!
電子申請サービス(後日配信)
また、図書館2階ロビーでは、今回の講演会に併せた連携展示を行っています。
スコーヴさんからお借りした写真や著作も展示しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
資料展「世界を写す外国語資料 写真で巡る風景」


2026年9月15日
「オカリナ・ミニコンサート」を開催しました!
こんにちは!熊谷図書館の視聴覚資料・図書館振興担当です。
8月8日(土曜日)に熊谷図書館1階鑑賞室で、「オカリナ・ミニコンサート」を開催しました。

アットホームな雰囲気で、小さなお子さんから大人まで楽しめるコンサートです。
コンサートの前には、ストーリーテリングや絵本の読み聞かせを楽しむ「おはなし会」もあり、多くの方が続けて参加してくださいました。

今回の出演は、オカリナとギターを中心に素敵な演奏をしてくださる「たまごさんど」のおふたりです。
会場の前方には楽器が並んでいて、子どもたちは興味津々です。
演奏が始まる前に、「オカリナの穴はいくつ?」、「ギターの弦は何本?」といったクイズをして盛り上がり、たまごさんどさんと子どもたちはすぐに仲良くなっていました。
最初は「アンパンマンのマーチ」「夢をかなえてドラえもん」といった、子どもたちになじみのある曲から始まり、皆さん集中して聴いていました。
次に登場したのは三線(さんしん)とオーシャンドラムです。
「三線」は沖縄など日本の南の地域に伝わる弦楽器で、蛇の皮が張られています。「何の動物の皮かな?」と聞かれると、子どもたちはトラなどいろいろな動物の名前を答えていました。答えが蛇だと知ってびっくりしている子もいました。
「オーシャンドラム」は丸い平たい筒の中に粒が入っていて、ゆっくり傾けると「ザザーッ」と波の音が聞こえます。面が透明なドラムもあり、中の粒が動く様子に大人も子どもも夢中になっていました。
なんと、このコンサートでは、オーシャンドラムの演奏体験もありました。
ドラムが客席に順番に回っている間、たまごさんどさんは「さとうきび畑」と「涙そうそう」を演奏します。
三線とオカリナの音に、皆さんが作る波の音が重なって、とても夏らしい音楽が会場に響きました。皆さん譲り合いながら楽しく演奏し、会場は一体感に包まれていました。


楽しい時間は早いもので、残念ながら終わりの時間が近づきます。
ここで、とても大きなオカリナが登場しました。大人が両手で持ってもはみ出るサイズです。
ジブリの作品でおなじみの「さんぽ」や「となりのトトロ」などが演奏され、大人も子どもも全員で歌い、大いに盛り上がりました。
最後に、図書館で借りられる楽器のことが分かる本や、楽器の工作本、CDの紹介をして終了です。

終演後も、楽器を近くで見たり触ったりしたい人が集まり、たまごさんどさんと楽しく交流していました。
アンケートでは「いやされました!!」、「子どもが参加できるプログラムでとても良かった」、「またオカリナコンサートに参加したいです」と、大変好評をいただきました。
素敵な演奏をしてくださったたまごさんどさん、そして参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
熊谷図書館では、子ども向け事業として毎月第2・3・4土曜日におはなし会も開催しています。詳細は子ども室のお知らせ・イベント のページや、埼玉県立図書館公式Xでご確認いただけます。
ご参加お待ちしております!
2026年9月1日
休館日特別イベント「本のタイトルで一句!」を行いました
こんにちは。久喜図書館の芸術・文学資料担当です。
8月17日(月)の休館日特別イベント「本のタイトルで一句!」では、図書館内の本のタイトルを組み合わせて五・七・五の句を作りました。
「書名川柳」、「タイトル川柳」、「背表紙川柳」などとも呼ばれるこのイベント、短時間にもかかわらず多くの力作が生まれました!
句の作り方については、8月7日のブログ「本のタイトルで句ができる?実際に挑戦してみました」をご覧ください。

作品と本の紹介
作成した句は、短冊に記入して発表しました。句を用いた本とともに紹介します。
「チョコレート おいしくたべる これでいい」
『ひと粒のチョコレートに』(佐藤清隆/文,junaida/絵 福音館書店)
『おいしくたべる』(松本仲子/監修,朝日新聞出版/編著 朝日新聞出版)
『これでいいのだ。』(赤塚不二夫/著 メディアファクトリー)
「あきらめない きれいな人の 歩き方」
『名医に聞くあきらめないがん治療』(田口淳一/著,あきらめないがん治療ネットワーク/監修 ブックマン社)
『きれいな人』(高橋たか子/著 講談社)
『マンガの歩き方』(オフサイド・ブックス編集部/編 彩流社)
「かくうの町 おばけ町の 雪女(おんな)」
『書物の王国 1 架空の町』(『書物の王国』編纂委員会/〔編〕 国書刊行会)
『お化けの真夏日』(川端誠/作 BL出版)
『雪、おんおん』(八木忠栄/著 思潮社)
小学生が作ってくれた句ですが、「ゆきおんな」は、『「ゆきお」んおん』と、『おばけのま「な」つび』を組み合わせて作るという、非常にテクニカルな句になっています。
「うみざざざ イルカとウミガメ きっとあえる」
『うみざざざ』(東直子/作,木内達朗/絵 くもん出版)
『現代日本生物誌 4 イルカとウミガメ』(林良博/編,武内和彦/編 岩波書店)
『きっとあえる』(はらまさかず/文,石川えりこ/絵 ひだまり舎)
「わたしはわたし 気の向くままに お茶のある暮らし」
『熊谷守一 わたしはわたし』(熊谷守一/著 求龍堂)
『気の向くままに 同時代批評1943-1947』(ジョージ・オーウェル/著,オーウェル会/訳 彩流社)
『お茶のある暮らし』(谷本陽蔵/著 草思社)
「雷の あとに青らむ 空の虹」
『雷のあとに』(中山聖子/作,岡本よしろう/絵 文研出版)
『青らむ空のうつろのなかに』(篠田節子/著 新潮社)
『虹 その文化と科学』(西條敏美/著 恒星社厚生閣)
いずれもすばらしい句ができました!
タイトルを上手く組み合わせて言葉を作り上げたり、自分の心情を形にしたり、気に入った本のタイトルを活かしたりするなど、参加者の皆さんが熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。
このイベントの魅力は、句を作る楽しさだけにとどまりません。タイトルを探して句を作る過程で、普段は見ることのない分野の本棚に目が向くようになります。参加者の中には「いろんなタイトルの本を探すうちに、読んでみたいと思う本が見つかった」と話していた方もいました。
よく知らない分野でも、面白そうなタイトルを見つけたら、ぜひ手に取ってみてください。新しい本との出会いが、あなたを待っています。












