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小学校3,4年生むけ 平成30年度紹介

へいせい31年春紹介(しょうかい)

あたらしくでた本(ほん)から

13800000000ねん きみのたび

坂井治/さく・え 倉持利明/監修 光文社 2018年
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きみは「げんし」っていう、小さなつぶでできている。「げんし」という小さなつぶが生まれてから、長い長い旅の後に、今のきみがいる。その旅の長さは138億年。

うちゅうが生まれて約138億年、地球が生まれて約46億年、生命が生まれて約40億年。きみの「げんし」は知っている。138億年の歴史、この世界の歴史を。

うちゅうも太陽も地球も、いろんな生き物も、みんなきみにつながっている。だから今、きみがここにいるんだね。138億年の長い旅をたどってみようよ。

季節のごちそう ハチごはん

横塚眞己人 写真・文 ほるぷ出版 2018年
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「ハチごはん」の"ハチ"とは、岐阜(ぎふ)県の郷土(きょうど)料理である「ヘボの甘露煮(かんろに)」のこと。「ヘボ」とは、クロスズメバチという種類のハチのことで、ハチの幼虫の甘露煮をおいしそうに食べている女の子の写真から始まります。本当においしいのか、どうして虫を食べるのか、人々のくらしを紹介(しょうかい)するとともに、そのなぞを解(と)き明かしていきます。

ながくよみつがれた本(ほん)から

びりっかすの神さま

岡田淳 作 偕成社 2006年

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転校生の始(はじめ)は、転校初日に、いきなりすきとおった小さな男が、教室の中を飛び回っていることに気が付いた。でも、他の誰(だれ)も気が付かない。

そのうち、心の中で話しかけると、その男の声が聞こえるようになった。

始は、4年1組でびりっかすの子のところにその男があらわれることがわかったので、「びりっかすの神様」とよぶことにした。

「びりっかすの神様」を通じて41組のみんなは大切なものをみつけていく。

へいせい30年秋紹介(しょうかい)

あたらしくでた本(ほん)から

もぐらはすごい

アヤ井アキコ 著 アリス館 2018年

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もぐらは一生をほとんど地下で生活する動物です。だから「なぞ」がたくさんあります。

たとえば、もぐらはほとんど目が見えません。そのかわり、鼻先に「アイマー器官」がついていて、かすかにふれただけで、さわったものが何かを知ることができます。

そしてもぐらは大食い。毎日体重の半分ぐらいのえさを食べるそうです。

みんなが知らないもぐらの生活を のぞいてみましょう。

ながくよみつがれた本(ほん)から

おじいさんのランプ

新美南吉 作 篠崎三朗 絵 小峰書店 2004年
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東一(とういち)君がみつけた古いランプをみて、東一君のおじいさんは、自分がまだわかかったころのなつかしい思い出を話します。

それは、おじいさんがまだ13才の少年で「巳之助(みのすけ)」とよばれていたころの話でした。巳之助は商売をして生きていくきっかけを、いつも探していました。そしてある時、ランプが巳之助の人生を大きく変えるきっかけとなったのです。

おじいさんの言葉が心にひびいてきます。

ネコのタクシー

南部和也/さく さとうあや/え 福音館書店 2001年

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のらネコのトムは、タクシー運転手のランスさんに拾われて、ついに、飼(か)いネコになりました。ある日、ランスさんが大けがをして仕事ができなくなり、トムが代わってかせぎに出ることに。仕事は、自慢(じまん)の足をつかったネコのタクシー。お客はもちろんネコで、運賃(うんちん)は1ポンド。タクシーは、たちまち町のひょうばんになりました。ケーキを運び、救急車になり、どろぼうを追いかけ、トムのタクシーは大いそがしです!

へいせい30年夏紹介(しょうかい)

カイとカイサのぼうけん

エルサ・ベスコフ/さく・え まつむらゆうこ/やく 福音館書店 2016年

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カイとカイサの二人の兄弟は、いつも家の近くにある かれ木で遊んでいました。

あるとき、そのかれ木は まほうをかけられて 本物の空とぶかれ木のドラゴンに...。

カイとカイサは、空とぶかれきドラゴンの せなかにとびのって、さけびました。

「さあ、出発だ!」

めざすは 海の向こうにある「おはなしのくに」。「おはなしのくに」で カイとカイサを待ちうけているのは、どんなぼうけんでしょうか。

拝啓、お母さん

佐和みずえ 作 かんべあやこ 絵 フレーベル館 2017年

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「私、もう、妹なんていらない!」

ひどいことを言ってしまった夏休み、小学四年生の ゆなは一人、九州にある じいじの家にあずけられます。そこで目にしたのは、数えきれない量の金属(きんぞく)でできた活字(かつじ)でした。じいじの家は、昔ながらの手作業で印刷をおこなう、活版(かっぱん)印刷所だったのです。

じいじの活版印刷を手伝ううちに、ゆなは お母さんに、自分の思いを伝える方法を思いつきます。

大根はエライ

久住昌之 文・絵 福音館書店 2018年

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大根はエライ!って 思わない?

みんなのごはんには、毎日のように大根が登場します。

まずは、大根といえば、「大根おろし」。おしょうゆをかけただけでもおいしいし、焼き魚、たまご焼き、ステーキやハンバーグも大根おろしと食べると、さっぱりしておいしいね。おでんに、つけもの、みそしる、わきやくだけど、さしみのツマの大根は、かかせません。こんなに活やくしているのに、大根は目立たない。

そこが、大根のエライところ。