小学校1,2年生むけ 平成30年度紹介
へいせい31ねん春(はる)紹介(しょうかい)
あたらしくでた本(ほん)から
イースターのたまごの木
キャサリン・ミルハウス 作・絵 福本友美子 訳 徳間書店 2018年
「イースター」というのは、キリスト教で春をいわう おまつりのことです。イースターの日には、イースターうさぎが、にわにやってきて、たまごをかくしていく、といわれています。
ケイティとカールは、いとこたちといっしょに イースターうさぎがかくした たまごをさがします。はじめてたまごさがしをするケイティは、きれいな色のイースターのたまごを みつけることができるのでしょうか。
ふたごのカウボーイ
フローレンス・スロボドキン 文 ルイス・スロボドキン 絵 小宮由 訳 瑞雲舎 2018年
ふたごのネッドとドニーはカウボーイごっこが大すきです。
ある日、二人はうちのにわから とおりをわたって、カウボーイの「スティーブ」と「ジム」になって、ぼうけんに出ました。二人だけできた商店街(しょうてんがい)は、ぼうけんにはおあつらえむきでした。
しかし、おなかがへった二人が、うちに帰ろうとすると、道がわからなくなりました。
「スティーブ」と「ジム」は、ぶじにネッドとドニーの家に帰れるでしょうか?
ながくよみつがれた本(ほん)から
ぼく、だんごむし
徳田 之久 ぶん たかはし きよし え 福音館書店 2005年
やあ! こんにちは。ぼくのこと なんだかわかる? ぼくは だんごむし。
ぼくたちのしょくよくは、すごい。おちばや虫ばかりでなく、石やコンクリートもたべるんだ。いろんなものをたべるから、"しぜんの そうじや"ってよぶ人もいるんだよ。
そうそう、ぼくたちのこと こん虫と思っている人、たくさんいるでしょ。でも、ちがうんだ。じつは...。
大人も知らないことだらけ!みんなは、どれくらい知っているのかな?
へいせい30ねん秋(あき)紹介(しょうかい)
あたらしくでた本(ほん)から
なきたろう
松野正子 作・文 赤羽末吉 絵 復刊ドットコム 2017年
ずうっとむかし、なにをしてもないている なきたろうがいました。あんまりなくので、おとうさんに 山でしゅぎょうして つよくなるように いわれました。
しかし、なにをしてもなみだはとまりません。ついには、てんぐに山からおいだされてしまいます。
そんななきたろうですが、ぐうぜん見かけたこびとたちをまもるため、はじめてなくのをこらえました。すると、なきたろうのからだに ふしぎなことがおこります。
くるみのなかには
たかおゆうこ 作 講談社 2017年
かたいくるみのからの中には、なにがあるのかしっている?
もしかしたら、りすのちいさな さいほうばこかもしれないし、ちいさなちいさな おじいさんとおばあさんの家かもしれない。
そして、くるみを土にうめたら、どうなるのだろう。
みんなもくるみを見つけたら、手にとってそっと耳をすませてごらん。
ながくよみつがれた本(ほん)から
もりのへなそうる
わたなべしげお さく やまわきゆりこ え 福音館書店 1971年
てつたくん(5才)とみつやくん(3才)の兄弟が、地図とおべんとうをもって、森にたんけんに出かけます。そこで「でっかい、たがも」(大きなたまご)を見つけます。次の日にたまごのところへ行ってみると、たまごのかわりに、大きな動物がいます。
「ぼか、へなそうるのこどもだい」
くいしんぼうでおくびょう、でもとてもやさしい へんなかいじゅう「へなそうる」と森の中で、時のたつのもわすれて遊びます。
へいせい30ねん夏(なつ)紹介(しょうかい)
あたらしくでた本(ほん)から
くらやみのなかのゆめ
クリス・ハドフィールド 作 ザ・ファン・ブラザーズ 絵 さくまゆみこ 訳 小学館 2017年
クリスは うちゅうひこうしにあこがれている男の子。でも くらやみがこわくて 一人でねむれません。まっくらだと、ぶきみなエイリアンたちが やってくるのです。
そんなクリスでしたが、あるテレビでのできごとをみて、クリスは くらやみがこわくなくなっていました。
クリスは、ものの見方がかわることで、きょうふに うちかつゆうきを 見つけます。
うちゅうひこうしに なるゆめを かなえた人のおはなしです。
夏がきた
羽尻利門/作 あすなろ書房 2017年
あさから げんきな セミのこえ
ことしも あえた なつのおと
ちりん ちりりん なつがきた
夏は いろいろな音がします。むぎちゃは からんころろん。うみのいえを くみたてるトンカチは、とんとんとととん。そして、ともだちの「あーそーぼー!」という 元気なこえ。
スイカをたべたり、花火をしたり、夏はたのしいことがいっぱいです。あつくて たのしい夏の音、いっしょにきいてみませんか。
ながくよみつがれた本(ほん)から
こぎつねコンチ 子どもとお母さんのおはなし
中川李枝子 さく 山脇百合子 え のら書店 1987年
こぎつねのコンチと、おかあさんの小さなおはなし集。
第1話は「ポケット」。おかあさんが 大きなポケットのついた エプロンを作ると、コンチも 大きなポケットがほしくなります。そこで おかあさんが作ってくれたのは、特製(とくせい)ポケット型(がた)手さげぶくろでした。
家族や、なかよしのお友だちといっしょにすごす おだやかな日々が、12か月、12話のおはなしになっています。