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小学校3,4年生むけ 令和3年度紹介

れいわ4年春紹介(しょうかい)

『ちいさな虫のおくりもの アリスの心とファーブルの目』

谷本雄治/文・写真 文研出版 2021年

虫はわたしたちにとって身近な生き物の一つです。

家の庭、通学路、近くの公園、あたりを見ればすぐ近くにいますが、その虫の名前や巣、卵〈たまご〉などを知っていますか?

庭にたくさんの穴〈あな〉をあける虫、羽がやぶれているように見える虫、ふだん見なれているはずでもじっくり見てみると、面白い虫がたくさんいます。

知っているようで意外と知らない、歩いて出会える虫たちを、いっしょに観察してみましょう。

『チョコレートタッチ』

パトリック・スキーン・キャトリング/作 佐藤淑子/訳 伊津野果地/絵 文研出版 2021年

ジョンは、おかしが好きでなかでもチョコレートが大好きな男の子。おかしの食べすぎだと医者から注意を受けてもチョコレートが一番と思っていました。

そんなある日、ジョンは遊びに行くと中で不思議なコインを拾います。そのコインで買ったチョコレートを食べると、次の日からジョンは、歯みがきこや朝ごはん、水など口に入れるもの全てがチョコレート味に!最初はよろこんでいたジョンだったけれども...。

『ぼくんちのねこのはなし』

いとうみく /作 祖敷大輔 /絵 くもん出版 2021年

ぼくんちのねこのはなし

ぼくんちのねこ、ことらは少し前まですごくいたずらだった。でも最近は丸くなってねてばかり。ある日、ごはんを食べなくなったことらを病院に連れていくと、治らない病気だと言われて...。

どんな治療(ちりょう)をしてもらったらいいのか、病院に通うお金をどうするのか、分からないことばかり。でも、ことらにとってなにがいちばん幸せなのかを考えて、決めなきゃいけない。

ぼくんちのねこの、命を考える物語。

れいわ3年秋紹介(しょうかい)

オーケストラをつくろう

メアリー・オールド/文 エリーサ・パガネッリ/絵 レイチェル・リーチ/監修
いわじょう よしひと/訳 さとう せいこ/日本語版監修 BL出版 2020年

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ひとつの音楽を、いくつもの楽器(がっき)でかなでるオーケストラ。

オーケストラでは、たくさんのメロディが重なりあって、感情(かんじょう)や物語を音で表していきます。

美しいメロディをかなでるヴァイオリンや、はなやかな音のトランペット。

その他にも大小さまざまな楽器の音を、ぜひ付属(ふぞく)のCDで聞いてみて!

指揮者(しきしゃ)、サイモンといっしょにオーケストラの世界をのぞいてみませんか?

フン虫に夢中

いどきえり/著 くもん出版 2020年

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フン虫って知ってる?

フン虫は、動物のフンを食べる昆虫(こんちゅう)で、コガネムシのなかまです。

カブトムシと同じように前羽がかたくて、宝石(ほうせき)のように、きらきらかがやく虫もいます。

そんなフン虫に夢中(むちゅう)になって、フン虫の博物館をつくったのが、ならまち糞虫(ふんちゅう)館館長の中村圭一(けいいち)さん。

中村さんのフン虫との出会いから博物館をつくるまでを紹介(しょうかい)します。

町にきたヘラジカ

フィル・ストング/作 クルト・ヴィーゼ/絵 瀬田貞二/訳 徳間書店 2021年

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なかよしの男の子、イバールとワイノはある冬の日、うまやにおなかをすかせたヘラジカがまよいこんでいるのを見つけます。

牛よりもはるかに大きいヘラジカに、イバールのおとうさんも、駐在〈ちゅうざい〉さんも、町長さんもビックリ!もう町中が大さわぎです。

ヘラジカを山にもどしたい大人たちと、なかよくなりたい子どもたち。

アメリカで本当にあったできごとをもとにして書かれた、おもしろくて心あたたまるおはなしです。

れいわ3年夏紹介(しょうかい)

かじ屋と妖精たち イギリスの昔話

脇 明子/編訳 岩波書店 2020年
かじ屋と妖精たち

ある日の夜、かじ屋〈や〉のアラスデアの息子〈むすこ〉、ニールがようせいにさらわれてしまいました。

アラスデアはニールをとりもどすため、満月〈まんげつ〉の夜にようせいのすみかである、みどりの塚〈つか〉にむかいます。(かじ屋〈や〉と妖精〈ようせい〉たち)

「ゆかいで短〈みじか〉いお話」、「こわくてドキドキするお話」など、イギリスのむかし話をたくさんあつめました。ぜひお気に入りのお話をみつけてください。

ねえさんの青いヒジャブ

イブティハージ・ムハンマド/文 S・K・アリ/文 ハテム・アリ/絵 野坂 悦子/訳
BL出版 2020年

ファイザーのねえさん、アシヤは、きょうはじめてヒジャブをつけて学校に行く。ヒジャブは、イスラム教の女の人が髪(かみ)の毛をおおいかくすのに使うスカーフのような布(ぬの)のこと。

海と空のような青いヒジャブをつけたアシヤは、プリンセスみたい。だけど...。ヒジャブをつけた大好きなねえさんがほかの人にどう見られるのか、ファイザーは心配です。

自分とはちがう文化を持つ人に出会ったとき、あなたならどうしますか?

ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビアトリクス・ポターものがたり

リンダ・エロビッツ・マーシャル/文 イラリア・アービナティ/絵 おびかゆうこ/訳
廣済堂あかつき 2020年

『ピーターラビットのおはなし』という絵本を生み出したビアトリクス・ポターという人を知っていますか。

ポターは、今からおよそ150年前にイギリスで生まれた女の人です。女の人が仕事につかない時代でしたが、ポターは、大好きな自然や動物の絵をえがき、プロの絵かきになることをあきらめませんでした。

「ピーターラビット」のふるさとでもあるイギリスの自然を守り続けた、ポターのものがたりです。