2016年2月
2016年2月2日
資料展示「災害を記憶する」
こんにちは。
久喜図書館新聞・雑誌担当です。
埼玉県立久喜図書館では資料展示「災害を記憶する」を開催中です。
東日本大震災が発生してから、早くも5年が経とうとしています。
震災の節目となるこの時期に、改めて過去の災害をふりかえり、防災意識を高めるきっかけになっていただければと考え、地震や水害など災害に関する資料を集めてみました。
図書館正面玄関を入った1階ロビーでは、関東大震災、西埼玉地震、阪神・淡路大震災、カスリーン台風の水害や平成27年9月関東・東北豪雨に関するパネルを展示しています。
これらのパネルは、埼玉県立図書館で収集した資料だけでなく、国土交通省利根川上流河川事務所からお借りしたパネルや、兵庫県神戸市がウェブ上で公開しているオープンアクセス可能な画像データ、久喜市公文書館所蔵資料などの写真パネルです。
過去の災害を思い起こし、また、改めて知る機会としてください。
2階閲覧室では、地震や水害などに関する図書、雑誌、新聞縮刷版を展示しています。
雑誌資料は、東日本大震災の特集記事を掲載した雑誌を集めてみました。
各雑誌とも、それぞれ専門分野の視点から震災を捉え、被害状況や復旧・復興状況、震災で得られた防災上の課題や知見を伝えています。
私たちが体験した災害の記憶は月日と共に薄れていきます。しかし私たちが忘れてしまっても、図書館は災害を記憶しています。そして、災害は忘れた頃にやってきます。
図書館には、防災対策のヒントになる資料がたくさんあります。皆様のご来館お待ちしています。(担当:松村)
資料展示「災害を記憶する」
期間 1月15日(金)~2月14日(日)※休館日を除く
場所 埼玉県立久喜図書館 1階ロビー、2階閲覧室
資料展の案内はココをクリック!
2016年2月2日
図書館お引っ越し日記5
こんにちは!
新しい年を迎えてから早くも1か月が過ぎました。
インフルエンザの流行期もついに到来したとのことで、当館にもマスク姿の職員が少しずつ増えてきました。
先日(18日)には、熊谷で10cmを超える雪が積もり、図書館の改修工事が遅れるかとヒヤヒヤしましたが、現在も順調に作業は続いております!
今日は、前回お伝えした工事の状況からの進捗をお知らせします。
まず、熊谷図書館東側駐車場の事務棟です。
以前はこんな状態でしたが・・・
基礎工事を経て・・・
ついに、事務棟が出来ました!
上から見ると、このようになっています。
この日は、屋根まで取り付け終えた段階で、これから内装を整備していくのですが、あっという間に事務棟が立ってしまうことにとても驚きでした!(基礎完成からおよそ7日でここまで・・・
次に、閲覧室の状況です。
本がなくなったことは、先日お伝えしましたが、現在ある書架を少し移動してできたスペースに、新たな書架を設置します。
これで、配架できる資料の数も増えます。また、閲覧室の数自体も増やしております。
よりボリュームを増す閲覧室に、今後どんな資料が入るのかお楽しみに!
そして、最後に天井です。
館内全体ではありませんが、部分的にリニューアルされています。
きれいな天井はとても明るく見え、写真のように明るくなったエントランスで皆様を迎えられるようになります!
その他の工事箇所も段々と形になり、この工事が終われば、今度は資料移動が待っています。
まだまだやることは山積みですが、一日一日とリニューアルオープンの日が近づいていることを実感しています。
以上、現場より工事の進捗状況の報告でした。