2012年5月
2012年5月30日
防犯・不審者対応・護身訓練
5月25日(金)、浦和図書館にて防犯・不審者対応・護身訓練を行いました。 まず、今回講師をお願いしました浦和警察署署員の方に防犯、不審者対応について御講義いただきました。自分の身の守り方、警察が到着するまでに何ができるのか?など職員一同緊張して聴き入っていました。 さて、続いて実技の護身術訓練です。今回は「さすまた」を使用して武器を持った犯人を取り押さえる(制止)訓練です。
犯人を壁に追いやります。2人の時は協力して前後から取り押さえます。ここでは、相手との距離が重要です。
次は素手での護身訓練です。
腕を捕まれた時の振り切り方です。案外力を入れることなく誰でも簡単にできます。 最後にカウンターでの対応訓練です。
ナイフ(模型)を持った犯人(役は浦和警察署の方)の迫真の演技に最初はみんなびっくり!!
でも、防犯用の笛を吹き周りに危険を知らせたり、110番通報をしたり、「さすまた」や近くに置いてある椅子を使ったり、他のカウンターの職員と協力したり、冷静に対応ができました。
本当は、こういう事態がないと良いのですが、いざとなったら今日の訓練がきっと生きてくると思います。最後に、今回の訓練に御協力をいただきました浦和警察署署員の皆様、お忙しいところ、ありがとうございました。
2012年5月23日
デイジー(DAISY)について
こんにちは。
久喜図書館の障害者サービス担当です。
今回は、前回のブログで予告しておりました、デイジー(DAISY)
について、紹介します
デイジー図書とは、視覚障害者や印刷物を読むことが困難な
人々のためのカセットテープに代わるデジタル録音図書です。
世界的な統一規格となっています。
デイジー図書の特徴
・ 頭出しが簡単にできる。
・ 章や節や項など任意のページに飛ぶことができる。
・ 音声をデジタルデータで蓄積するため、音質が劣化しない。
・ 最新の圧縮技術によってCD1枚に50時間程の朗読を入れることができる。
当館で制作したデイジー図書。
利用者の皆様や全国の図書館で利用されています。
ご参考に、
県立図書館で所蔵しているデイジー図書などのリストの一部です。
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/shogai/kenmoku2012.html
写真のように、デイジー図書は、
郵送箱などに保護されて郵送されます。
ある日の久喜図書館障害者サービス担当宛に
届いた資料。
この日は、郵便局から5箱届きました
これらは、デイジー図書やカセット、
点字資料などです。
視覚に障害のある方へ郵送で貸出します。
郵送料はかかりません
また、寝たきりや手の不自由な方など何らかの障害で
活字による本が読みにくい方など、視覚に障害のある方
以外でも資料の利用ができます。
利用をお考えの方は、電話などでお気軽にご相談ください。
また、皆様の身近な方に、デイジー図書などが必要で、
まだご存じでない方がいらっしゃいましたら、是非お知らせ
ください
図書館では、いつでも皆様のご利用をお待ちしております。
2012年5月22日
図書館新任職員研修を実施しました
5月11日と5月18日の2日間、さいたま市内で「図書館新任職員研修」を実施しました。(県立図書館と埼玉県図書館協会の共催事業です。)
県内の市町村図書館職員の方に御参加いただく研修を企画するのも、県立図書館の重要な仕事となっております。
自画自賛で恐縮ですが(^_^;)、非常に内容のある研修だったと思います。 はじめに立命館大学教授の常世田良先生から、現代の公立図書館のあり方について御講義いただいた後、児童サービス・障害者サービス・図書館協力・地域資料・レファレンスについて、エキスパートの図書館職員が理論と実務を講義するという贅沢な内容でした。 図書館勤務がはじめて、という方には、とても参考になったのではないでしょうか。 (関西からお越しいただいた常世田先生、また業務が忙しい中で講師をつとめていただいた図書館職員の皆さま、ありがとうございました。)
たくさんの方に御参加いただきました。100人ほど入る会場に参加者がぎっしりです。
かたい内容の講義が続く中、児童サービスの手遊びの実演でひとときリフレッシュ。
2012年5月20日
追悼展示『モーリス・センダックのいるところ』開催中!
こんにちは、、久喜図書館子ども室です。
絵本作家のモーリス・センダックさんが2012年5月8日に83歳でなくなりました。
ご冥福をお祈りいたします。
センダックさんは
『かいじゅうたいのいるところ』
『まよなかのだいどころ』 をはじめ、子どもから大人まで 世界中の人たちに愛されている作品を たくさん残してくれました。
追悼と感謝の気持ちをこめて、久喜図書館子ども室では、県立図書館で所蔵作品をあつめて、追悼展示をしています。
展示『モーリス・センダックのいるところ』
展示期間:5月20日(日)~6月17日(日)
※資料はすべて貸出しています。
センダック作・絵の絵本や物語だけでなく、
『こぐまのくまくん』(ミナリック)のように他の作家とのコラボレーション作品、
グリム童話やマザー・グースに絵をつけたものなど、
その幅広い活動が感じ取れる展示になりました。
映画化された『かいじゅうたちのいるところ』のストーリー・ブックや小説版。
『センダック絵本論』、センダックの伝記など、センダックの人となりが
わかる本もあつめました。
展示はしていませんが、洋書版を所蔵している作品もあります。
ご希望の方は、子ども室カウンターまでお問い合わせください。
ブックトラック1台だけの、ミニ展示ですが、
ぜひ、この機会にセンダックの世界をお楽しみください。
お待ちしています。
2012年5月10日
今年も「川沿い作品展」に協賛します
県立熊谷図書館の近くを流れる成田用水沿いでは、近隣にお住まいの方々が中心となって、自作の書や絵の展示、史跡の紹介などを通じて、地域のことを見つめる「川沿い作品展」が毎年開催されています。
過去の「川沿い作品展」の様子です
今年は5月12日(土)・13日(日)に開催されるのに合わせ、県立熊谷図書館でも5月11日(金)~18日(金)の間、展示「川沿い散策 -図書館の周辺-」を行います。 この展示では、県立熊谷図書館の周辺にある史跡や散策スポットを、写真パネルや県立図書館の所蔵資料で御紹介します。
中央公園にあるモニュメント。何の記念でしょう?
県内最初の百貨店・八木橋の入口には、2つの碑が仲良く並んでいます。写真右奥に進むと...!?
また、県立熊谷図書館が制作した、熊谷市街から成田用水の源流・六堰頭首工(深谷市)までをたどる『川沿い散策マップ』も配布します。
図書館で展示や資料を見てから行くも良し。散策した後で図書館の資料を見るも良し。5月の風薫る中、小川のせせらぎを聞きながら、書や絵・史跡を楽しみつつ、のんびり散策などいかがですか?