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2015年11月

2015年11月20日

文化講座「俳句の楽しみ 俳句の魅力と、やさしい俳句の作り方」が開催されました!

みなさん、こんにちは
久喜図書館の芸術・文学資料担当です。

今日は、久喜図書館で毎年開催されている文化講座のご報告です。

今年は11月14日(土)に、俳誌「橘」主宰・埼玉県俳句連盟副理事長・俳人協会幹事の佐怒賀 直美(さぬか なおみ)を講師としてお招きし「俳句の楽しみ 俳句の魅力と、やさしい俳句の作り方」と題した講演を行いました

あいにくの冷たい雨で出足が鈍るのでは?という主催者側の心配もなんのその! 多くの方に参加していただき、楽しい時間となりました

先生は高校教師をされていたこともあり、お話がとてもユニークでわかりやすく、ホワイトボードを使って説明される姿はまさに教師!
写真1(DSCN1847).jpg

会場からは、笑い声や「うんうん」という声、「へぇ~」という声も度々聞かれ、参加された方も楽しんでいる様子が伺えました

日々の生活の中で「あれ?」と思ったこと= 心の揺れ を俳句という形にのせるというお話や、日記のように書き残せるため、ひとつの句でいろいろ思い出すことができるというお話に、「なんだか気軽に作れそう」と思った方も多いのではないでしょうか?

先生の人柄のせいか、質疑応答の時間もなごやかな雰囲気の中で質問が飛び交い、丁寧に応えていただきました。初歩的な疑問があっても身近に教えを請う人がいない・・・というような方にもご満足いただけたかと思います。
写真2(DSCN1851).jpg

俳句に興味が出た方は、現在開催中の資料展示をご覧ください
館内利用以外の資料は貸出可能で、入門書や歳時記も展示しています

資料展示「俳句のススメ。 ~誰でも作れる五・七・五~
期間 10月24日(土)~11月26日(木)
場所 県立久喜図書館 2階公開図書室

写真3(IMGP0158).jpg
残り期間わずかとなりましたが、みなさまのご来場をお待ちしております

2015年11月19日

「やって納得!情報の探しかた講座」を開催しました。

平成27年度「やって納得!情報の探しかた講座」(久喜図書館)を開催いたしました
第一弾として、今年度は10/17(土)に国立国会図書館職員の高品盛也氏をお招きして、「名著100万冊を使いこなす 国立国会図書館デジタルコレクション活用講座」を開催しました。

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当日は、100万冊のデジタル化資料の中から選りすぐりの楽しい資料をご紹介いただきました。
中でも鯰絵は、安政の大地震当時の風俗や世情をユーモラスに描いていて、ご参加いただいた20代から70代と幅広い年代の方々に好評でした。

ブログ2.jpg

県立図書館では、「国立国会図書館デジタル化資料提供サービス」「国立国会図書館歴史的音源の配信提供サービス」を実施しています。
ご自宅<県立図書館<国会図書館と、
利用できるデジタル化資料に違いがありますので、県立図書館も御利用ください
詳しくは、国立国会図書館デジタル化資料提供サービスの御案内と、国立国会図書館歴史的音源の配信提供サービスの御案内をご覧ください。



そして、10/15、10/30、11/6、11/7には、インターネットを使って、蔵書検索や健康医療情報を探す講座を開催しました。
「カラダと病気の情報を探そう」の講座では、今年度配布し、大変ご好評をいただいている『健康・医療情報リサーチガイド@埼玉』をもとに、健康・医療情報の調べ方のポイントやおすすめの図書、インターネットサイトなどをご紹介しました。

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どの講座も少人数制なので、ほぼマンツーマンでアシストさせていただきました。
普段からインターネットをお使いの方もいらっしゃいましたが、一つでも新しい使い方をマスターしていただけたら幸いです

2015年11月6日

牧野綾氏(調布デイジー代表)「ディスレクシアについて図書館員の人に知っていてほしいこと」を開催しました ~平成27年度10月定例職員研修会にて

県立久喜図書館では、10月23日(金)に牧野綾氏(調布デイジー代表)を招いて「ディスレクシアについて図書館員の人に知っていてほしいこと」を開催しました

調布デイジーのリンク先(http://www.chofu-daisy.org/)

DSCN1757.JPG

<研修会会場の写真>

ディスレクシア(識字障害)とは、知的にも、視覚や聴覚にも問題はないのに、文字の読み書きがうまくできない障害です。

3児のお母さんでもある牧野さんは、ディスレクシアのお子さんの成長過程を通じてその体験をもとに、ディスレクシアの特徴をお話してくださいました。

その中で、読書が好きでも一人で本を読むことが難しいお子さんが、実際にマルチメディアデイジー*1を利用することによって、いかに本を読むことが簡単にできるようになるのかビデオを通じて理解することができました。

また、ディスレクシアの方が図書館の本を探しやすくする方法を紹介してくださり、図書館員としてとても参考になりました。

講義を通して、マルチメディアデイジーによって図書館が苦手、本が苦手と感じているディスレクシアの方にも、本を読む楽しさを知ってもらうことができればと感じました

*1マルチメディアデイジーは、文字の大きさや画像の色を変えたり、音声のスピードを調整することで、一人一人にあわせた読書ができる録音図書です。また、文字の大きさ・色・行間などを変更することができるので、ディスレクシアや発達障害の方も読書を楽しむことができます。

当館が所蔵しているマルチメディアデイジーのリストです。ぜひ、ご利用ください (https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/shogai/multimedialist.pdf)

2015年11月5日

図書館お引っ越し日記1

こんにちは

埼玉県立熊谷図書館 再編整備担当です。

今回から「図書館お引っ越し日記」として、

熊谷図書館リニューアルオープンまでの移管業務を

ご紹介していきます。

第1回は、旧浦和図書館のいまをお伝えします。

去る平成27年3月31日、たくさんの来館者に見守られながら

閉館した浦和図書館。

実は、今もその建物の中では、職員が毎日資料を

熊谷図書館や外部書庫へ移すための作業をしています。

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新聞や電話帳の並んでいた2階閲覧室。

現在は仕分け中の資料置き場になっています。

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雑誌が並んでいた棚もからっぽに...

現在は、図書、雑誌、CDなど旧浦和図書館所蔵の資料をすべて

仕分けして、行き先ごとにどのくらいの量があるのかを測る作業

が進められています。

計測が済んだら熊谷図書館や外部書庫での受入れ準備を行い、

順次移動させることになります。

そうして、旧浦和図書館で扱っていた本たちはそれぞれの行き先

へと旅立っていくのです。

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今後もこのように、リニューアルに向けた作業の様子をお伝え

していきたいと思います。

資料や機能の引継ぎが終わるまではまだまだかかりますが、

新しい熊谷図書館にぜひご期待ください

おしらせ

熊谷図書館は、施設の改修や資料の移動・再配置のため、

平成27年11月4日(水)から平成28年3月下旬まで

休館いたします。

休館中は熊谷図書館・旧浦和図書館の所蔵資料は御利用いただけません。

御不便をおかけいたしますが、御理解くださいますようお願い申し上げます。