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2013年5月

2013年5月28日

熊谷図書館 資料展示「創刊雑誌 百花繚乱」開催中

熊谷図書館では、5月25日(土)から、資料展示「創刊雑誌百花繚乱」が始まりました! 熊谷図書館で所蔵している雑誌の創刊号を、明治から昭和40年代まで一挙公開します!

展示風景.jpg

これは今年1月久喜図書館で開催され、人気を博した資料展示「創刊号大集合!」の熊谷バージョンです。どの辺が熊谷バージョンかと言うと、熊谷図書館の雑誌の分担ジャンル「歴史、哲学、総合雑誌」が中心になっているところです。


「総合雑誌」とは、政治・経済記事や小説を1冊に盛り込んだ雑誌のことで、「ああ!よく読んでるあれとかこの雑誌のことね!」と思いつくものがあるかもしれません。そんな身近な雑誌も、創刊号が誕生するまで、そして誕生してからも、色んな歴史と様々な人たちの想いに彩られていることはあまり知られていないかもしれません。

雑誌ピックアップ
ほんの一部。実際の展示は身近な雑誌から、県立図書館ならではの学術的な雑誌までズラリ!


雑誌創刊はいわば雑誌にとっての誕生日。雑誌一冊一冊ごとに、誕生日というドラマがあります。また、雑誌の創刊号だけでなく、創刊雑誌に関する図書も一緒に展示しています。是非、お立ち寄りください。


開催期間:平成25年5月25日(土)~ 8月25日(日)
(休館日を除く)

開催場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー

詳しくはこちら https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/reference/list/magazine.html

2013年5月17日

埼玉資料室ミニ展示「埼玉県民の鳥 シラコバト」

浦和図書館埼玉資料室では、5月8日(水)からミニ展示「埼玉県民の鳥 シラコバト」を開催しています。
シラコバトに関する約20冊の資料を集めました。

展示風景.JPG

展示の様子

埼玉県のマスコット"コバトン"が活躍の場を広げる一方で、そのモデルとなった"シラコバト"の歴史や生態はあまり知られていません。
国内では埼玉県の東部地域を中心に生息し、昭和31年に「越ヶ谷のシラコバト」として国の天然記念物に指定されています。
また、昭和40年には「県民の鳥」に指定されました。

一時は絶滅寸前だったシラコバト。
現在は分布が回復したものの、県の絶滅危惧種になっています。

県民の鳥シラコバト.jpg

「県民の鳥 シラコバト」
埼玉県立浦和図書館所蔵

シラコバトは山鳩(キジバト)の仲間ですが、やや小型で尾だけが長く、ほっそりしています。
首に黒い横線が走っているのが特徴です。

埼玉県のマスコット コバトン.jpg

「埼玉県のマスコット コバトン」
ほっそり


展示では、写真集や調査報告書など様々な資料を揃えていますので、シラコバトについてもっと知りたい!という方は、ぜひ埼玉資料室へ足を運んでみてください。
お待ちしております

─ミニ展示「埼玉県民の鳥 シラコバト」─
期間:5月8日(水)~6月16日(日)
場所:浦和図書館3階 埼玉資料室入口

2013年5月8日

子ども読書の日記念『おおきなおはなし会』を開催しました!

こんにちは。
久喜図書館の子ども読書推進担当です。


4月27日、『おおきなおはなし会』を開催しました!!
「子ども読書の日」を記念して1年に1度行うこのイベント
いつもは小さな「おはなしのへや」で行っている「おはなし会」ですが、この日だけはおおきな視聴覚ホールで行いました。

今年は午前の部86名、午後の部78名とたくさんの参加がありました。

お出迎え.jpg
天気がいいので、「おはなし会」でおなじみのしろくまさんが外でお出迎えです。
常連の姉弟が一緒に写ってくれました。


前半のおはなしの部
おはなしボランティア「トムの会」の皆さんと職員は、この日のために絵本の読み聞かせの練習をしたり、おはなしを覚えたりとたくさん準備をしてきました。
どんなおはなしが聞けたのでしょう?

DSCF1118.jpg
大型絵本『えらいえらい!』の読み聞かせ
仲直りができたふたりに「えらいえらい!」
たのしいおはなしに、みんな笑顔になりました。

おべんとうばこ.jpg
「おべんとうばこ」のてあそび。
みんなで大きなおべんとうを作っています。


後半は音楽の部です。
吹奏楽部.jpg
今年も埼玉県立久喜高校の吹奏楽部の皆さんが来てくださいました!!
「クラリネットをこわしちゃった」や「となりのトトロメドレー」など親しみやすい曲がいっぱい。

演奏中.JPG
吹奏楽部の皆さんも、参加してくれた皆さんも一緒に音楽に合わせて歌いました。

午前の部も、午後の部もたくさんの方に参加していただきました。
ありがとうございました。


来年もたのしい『おおきなおはなし会』を企画いたしますので、ぜひご来場ください。

また、久喜図書館子ども室では、
毎週土曜日ひとりで聞ける子のおはなし会(14時から14時30分)
毎月第2・第4水曜日小さい子向けのおはなし会(11時から11時20分)を行っています。

こちらもぜひご参加ください。

2013年5月2日

展示「~新美南吉生誕100周年~ 新美南吉とごんぎつね」

埼玉県立浦和図書館のこども室から展示のお知らせです。
4月23日は子ども読書の日にちなんで、今年は「~新美南吉生誕100周年~ 新美南吉とごんぎつね」と題して、県立図書館で所蔵している新美南吉のお話を中心に展示しています。

ごんぎつね展示1.jpg

新美南吉といえば「ごんぎつね」という方も多いのではないでしょうか。
小学校の教科書にも載っており、長い間たくさんの人々に愛されている作品です。
「ごんぎつね」は、いたずらっこのきつね「ごん」が登場しますが、日本の昔話や、絵本にも、きつねは多く登場しています。
今回の展示では、きつねが登場する絵本やお話、図鑑も一緒に展示しています。

ごんぎつね展示3.jpg
新美南吉が生まれ育った愛知県の半田市でも、100周年をお祝いしているそうです。
今回展示にあたり、半田市の新美南吉記念館様からパンフレットを送付していただきました!
展示の準備をしているなかで、新美南吉が29歳で生涯を終えたことを初めて知りました。
短い人生の中で、病気や苦労と戦ってきた背景を知って「ごんぎつね」を読み返すと新しい感動があります。
いつか、半田市を訪れてみたいと思います。

展示の期間中、資料は館外への貸出しはしておりませんので、予約はカウンターまでお申し付けください。ご来館お待ちしております!

2013年5月1日

『川沿い作品展』に行ってみよう!

毎年、熊谷図書館近くを流れる成田用水沿いで『川沿い作品展』が開催されます。

今回で14回めを数える、この作品展。
成田用水沿いにある箱田神社や民家などをギャラリーとして、絵画・彫刻・書など地域の方々の作品が展示されます。

熊谷図書館では開催を記念して、昨年までの様子を写真で紹介したり、『川沿い作品展』のあゆみや新聞記事などをパネルで紹介します。

川沿い作品展1.jpg


川沿い作品展2.jpg


熊谷図書館に勤務して7年め・・・、なかなか付近を歩く機会はありませんでしたが、 この『川沿い作品展』を機に、図書館周辺を初めて(!!)散策してみました。

熊谷の空襲の時に、神職の祈りにより夕立が起こって消失をまぬがれたと言われる箱田神社や、熊谷直実にゆかりのある「くまん堂」など身近な見どころスポットを廻っていると、いつの間にか季節が変わっていて、薔薇の花がちらほら咲き始めていることに気づきます。

新緑の季節、風を感じながら、川沿いの道をゆっくり歩いてみてはいかがでしょう。

今年の『川沿い作品展』は、511日(土)・12日(日)に開催されます。