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2017年3月

2017年3月30日

資料展示「漱石ってどんな人?~夏目漱石生誕150年~」

みなさん、こんにちは。
久喜図書館の芸術・文学資料担当です。

今年2017年は、明治を代表する文豪・夏目漱石の生誕150年
あたります。昨年は没後100年にあたり、書店や図書館
では夏目漱石の関連資料の出版や展示などをよく見かける
ようになりました。

埼玉県立図書館では夏目漱石の作品はもちろん、研究資料も多く
所蔵しています。その中から夏目漱石の人となりがわかるような
図書を中心に現在資料展示を開催しています。

漱石展示風景.JPG

来館された方が展示コーナーで足を止め、資料をご覧になって、
そのまま借りていかれることが多く、夏目漱石に対する関心の
高さを知り、漱石をテーマに開催してよかったと思っています。

担当も展示資料を選定していく中で、物憂げなイメージのあっ
た夏目漱石に、ユーモアがあったりなど、新たな一面に触れるこ
とができました。

漱石は東京都新宿区で生まれ育ち、新宿区には漱石が晩年
暮らした「漱石山房」があり、敷地の一部は、新宿区立漱石
公園として整備されています。下の写真はその様子です。
平成29年9月24日には同敷地に新宿区立漱石山房記念館がオー
プンします。
※現在は記念館の建設に伴い、平成29年3月6日から9月23日
(予定)まで、全面休園中です。

漱石公園風景.jpg

(写真はありませんが)公開図書室中央のガラスケースには
漱石公園の写真やグッズなどを展示しましたので、そちらも
ご覧ください。

最新の情報を求めに図書館にいらっしゃる方も多いと思い
ますが、新年度を迎えるこの時期、過去の人物や作品に触れる
ことで新たな発見をしてみてはいかがでしょうか。

資料展「漱石ってどんな人?~夏目漱石生誕150年~」
期間 3月18日(土)から4月16日(日)
場所 県立久喜図書館 2階公開図書室

2017年3月28日

国立国会図書館から御礼状をいただきました!

埼玉県立図書館では、資料や情報を探すお手伝いをするレファレンス(調査・相談)を受付けています。
レファレンスサービスで回答した事例は、国立国会図書館が提供するレファレンス協同データベース(レファ協)を通じ、インターネット上に公開しています。

今年もデータベース事業に年間データ登録数・アクセス数ともに貢献したことから、国立国会図書館より御礼状をいただきました。

2017レファ協御礼状.png



埼玉県立図書館がこれまでにインターネットで公開してきたレファレンス事例はレファレンス事例データベースから検索できます。(レファ協からも検索できます。)
また、埼玉県立図書館ウェブサイトトップページのレファレンスいろいろでは、レファレンス事例をランダムで3件ずつ紹介しています。気になる事例はぜひクリックしてみてください。

「レファレンスいろいろ」掲載案内.png




レファレンス事例の中から災害・事故に関する事例をいくつかご紹介します。
※調査内容は事例作成日当時のものです。

東日本大震災における被害状況に関する数値を知りたい。1全壊家屋数 2半壊家屋数 3一部損壊家屋数 4流出・消失自動車数 5流出・消失船舶数 6避難者数(2012年03月07日作成)

1923年の関東大震災で、旧大宮市(大宮駅周辺)ではどのような被害があったか、被害者数や建物の被害状況、震災直後の暮らし、鉄道の運行への影響などを確認できる資料はあるか知りたい。(2014年09月17日作成)

日本の工場災害、工場火災についての事例研究がみたい。原因の分析と対策について考えられている研究が知りたい。(2014年07月02日作成)

介護施設(特に特別養護老人ホーム)における事故の統計について書かれている資料を見たい。(2011年08月26日作成)

高齢者施設での避難訓練について、実際に起きた災害(阪神大震災など)をふまえた事例が載っているものを見たい。(2011年05月26日作成)

公共施設等における事故を防ぐための事例集のようなものを見たい。(2009年06月05日作成)

児童から大人までの交通安全指導に使うため、交通事故の絵や写真、事故の起きやすい場所が載っている資料が知りたい。(2013年06月20日作成)

関連リンク
「調査・相談(レファレンス)」について
レファレンスのお申込み

2017年3月24日

新たな「おはなしボランティア指導者」が誕生しました!

こんにちは。
こどもの読書を応援する久喜図書館の子ども読書支援センターです。

当センターの今年度一大事業「おはなしボランティア指導者養成講座」が2月16日に終了しました

県内で読み聞かせ等の活動をしているボランティアの方に、読み聞かせや語り
(ストーリーテリング)の基本をアドバイスする「おはなしボランティア指導者」を
養成する本講座は、講義あり、座学あり、実技あり、話し合いあり、実習ありの全17講座、とっても盛りだくさん。

ちょっと内容をご紹介すると・・・
●子供の読書の意義
●絵本を選ぶ
●語ること
●わらべうた
●乳幼児への読み聞かせ
●指導実習


講座.jpg話し合い.jpg意見交換.jpg

全17講座9日間を終えて、受講者20名が一人も欠けることなく、無事に修了証を受け取ることができました。
新たな「おはなしボランティア指導者」の誕生です

修了式集合写真.jpg

初日は固かった表情も最後は皆さん、笑顔でにっこり。キラキラと輝いていました。

来年度からは、県内各地のボランティアさんの勉強会、研修会にお邪魔して、
読み聞かせの基本やストーリーテリングについてアドバイスをいたします。

「読み聞かせボランティアのための講師派遣のご案内」はこちらをご覧ください。
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/ko_shien/koshihaken.html


「おはなしボランティア指導者」は県内各地にお住まいの約50名が登録しています。
3人以上そろったら、県内のどこでも「おはなしボランティア指導者」を派遣します。
新年度、読み聞かせデビューを迎える前に、勉強会を開いてみませんか?
お申し込み、お待ちしています!

2017年3月1日

ミニ展示「雛祭り 桃の節句」(久喜図書館)

こんにちは。
久喜図書館新聞・雑誌担当です。


埼玉県立久喜図書館ではミニ展示「雛祭り 桃の節句」を開催中です。

3月3日は雛祭り・桃の節句です。今回の展示では、雛祭りに欠かせない雛人形に関する資料をメインに展示しています。今日に遺された古今東西の雛人形に関する資料や、埼玉県内の雛人形の産地に関する資料など、今も昔も変わらない、子どもの成長を願う人々の思いや、一つ一つの雛人形を精魂こめてつくりあげた匠の技を感じてみてはいかがでしょうか。
また、雛祭り・桃の節句を題材とした文学作品で、この季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。


ミニ展示「雛祭り 桃の節句」

DSCN2886.JPG

期間 2月25日(土)~3月12日(日)※休館日を除く
場所 埼玉県立久喜図書館 2階閲覧室