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2015年2月

2015年2月25日

「平成26年度埼玉県推奨図書」を展示しています!

こんにちは

県立浦和図書館の社会科学資料担当です


県立浦和図書館こども室では埼玉県のおすすめ本「平成26年度埼玉県推奨図書」の展示をしています。

「平成26年度埼玉県推奨図書」展示.JPG 「平成26年度埼玉県推奨図書」展示2.JPG

展示「平成26年度埼玉県推奨図書」

期間:2月20日(金)~3月5日(木) 9時から17時まで

(図書館休館日を除きます)

※展示している資料は貸出できません。


「埼玉県推奨図書」とは、毎年、読書週間や彩の国教育週間に向けて、県民や出版社から推薦のあった本の中から、青少年の皆さまに読んでいただきたい本を選定委員(学校の先生や学校司書、図書館司書)が選び、最終的に埼玉県青少年健全育成審議会での審議を経て決定したものです。

「乳幼児」「低学年」「中学年」「高学年」「中学生」「高校生・一般」と6つの対象別になっており、それぞれ4~5冊選ばれます。事業が始まったのは昭和59年度から、乳幼児向けは平成17年度から始まりました。

埼玉県民と子どもの本のプロが選んだイチオシ本を、この機会にぜひお手にとって、ご覧ください。


「平成26年度埼玉県推奨図書」の詳細につきましては、埼玉県のホームページ

「平成26年度埼玉県推奨図書」(埼玉県県民生活部青少年課)

(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0307/jourei/suisho-h26.html)

をご覧ください。


また、こども室では、「乳幼児」「低学年」の絵本を中心にミニ展示「過去の埼玉県推奨図書」も開催中です。こちらもあわせて、ご覧ください。


「過去の埼玉県推奨図書」展示.JPG


過去の推奨図書一覧はこちら

現在平成27年度推奨図書の候補図書大募集しています

平成26年1月以降に出版された本でみんなにも教えてあげたい!」、「子どもたちにぜひ読んでほしい!」という本がありましたら、ご応募ください。応募締め切りは、平成27年3月13日(金)です。

詳しい応募方法につきましては、埼玉県のホームページ

「埼玉県推奨図書」(埼玉県県民生活部青少年課)

(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0307/jourei/yu-ryou.html)

をご覧ください。


皆さまからのご応募、お待ちしています

2015年2月20日

レファレンス協同データベースのはなし

こんにちは。

久喜図書館 情報地域協力担当です。

今回は、国立国会図書館が提供している"レファレンス協同データベース事業"に埼玉県立図書館が参加していることについて、ご紹介します。

レファレンス協同データベースとは・・・

全国のさまざまな図書館(公共図書館・大学図書館・専門図書館など)でうけた、図書館の資料やデータベース等を使った調べもののご相談(これをレファレンスといいます)や、病気やビジネスといった特定のテーマを調べるためのツールを集めた調べ方マニュアルを調べることが出来るデータベースなのです。

レファレンス協同データベースにはこんなに可愛いイメージキャラクターのれはっちもいるんですよ。

2015-02-20-01.png

埼玉県立図書館は2004年からこの事業に参加し、図書館で調査したレファレンス事例を多数登録しています。

埼玉県立図書館が登録した今までのレファレンス事例一覧

2015年1月末時点での登録件数は累計9,385!

(一部公開していない事例もあります)

たくさんの事例をレファレンス協同データベースに登録しているので、国立国会図書館から御礼状を毎年いただいています

なんと今年で7年連続!!

2015-02-20-02.png

また、2014年1月から12月までの一年間で埼玉県立図書館が登録したレファレンス事例へのアクセス総数は2,017,711件、データベース登録図書館の中でのアクセス総件数が1位となりました

インターネットの検索結果にヒットしたレファレンス事例に興味を持ってくださる方が

増えたのかなと嬉しく思っています。

アクセス件数TOP3の事例

埼久-2009-020 デイサービスでのレクリエーションについてやり方等を知りたい。例:風船バレー、スリッパとばしなど。

埼熊-2012-177 右利きの人と左利きの人の割合を知りたい。世界および日本における割合もわかるとよい。

埼熊-2005-067 「後閲」という語の意味・読み方・典拠を大至急知りたい。自治体の事務決裁規程にある言葉。

このほかにも、 埼浦-2012-104 「専業主婦の割合(人数)」と「子育てをしながら働く女性の割合(人数)」について、埼玉県と全国の比較が分かる資料と埼玉県内の市町村別の統計がみたい。

埼浦-2012-102 さいたま市見沼区の江戸時代の様子を知るために、江戸時代の古地図が見たい。

埼熊-2013-126 大正6年6月29日に熊谷で大きな雹が降った。そのことについての新聞記事を読みたい。朝日新聞は確認済みなので、それ以外の新聞記事を調べてほしい。

といった、埼玉県に関するレファレンスも多く登録しています。

埼玉県立図書館では、お役立ちレファレンスを図書館ホームページのレファレンス事例紹介でも公開しています。是非、みなさんも調べものの機会に活用してみてください!

2015年2月11日

二胡鑑賞会を開催しました

1月18日(日)に、県立熊谷図書館で「二胡鑑賞会~馬高彦二胡の調べVII 中国の昔話とともに~」を開催しました。

今回は、より多くの方に外国の文化に触れていただきたいと思い、中国のおはなしと中国の楽器・二胡の演奏をあわせて開催しました。



鑑賞会タイトル.jpg 二胡展示.jpg

左:鑑賞会の看板 右:会場資料展示「二胡を聴き、中国語で読もう」



おはなしの部

語り手は、当館で定期的におはなし会をしていただいているボランティアグループ「おはなしの会「虹」」から、新田美保子さん。

物語を覚えて語る「素ばなし」で、中国に伝わるお話「9人のきょうだい」(岩波書店『白いりゅう、黒いりゅう』より)を語ってくださいました。

新田さんの巧みな語りで、わくわくとした雰囲気が会場に広がり、お話の世界に入りこめたようでした。



二胡の部

中国の伝統的な弦楽器・二胡の演奏とお話は、二胡奏者の馬高彦(マ・ガオイェン)さん。

今回は、おはなしとあわせての開催ということで、民謡や歌謡曲を中心に10曲ほど演奏してくださいました。
演奏曲を、一部ご紹介します。

・競馬 (黄海懐 モンゴルの民謡です。)

・マイラ (ハサコ族の民謡です。) など

そして、アンコールにはしっとりとした穏やかな、「草原情歌」(王洛賓)。会場が、心に響く美しい音色で満ちあふれていました。



この会が、多様な文化と笑顔で出会うきっかけとなれば幸いです。

御出演いただいた新田美保子さん、馬高彦さん、そしてお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

(文責 T)