2015年2月11日
二胡鑑賞会を開催しました
1月18日(日)に、県立熊谷図書館で「二胡鑑賞会~馬高彦二胡の調べVII 中国の昔話とともに~」を開催しました。
今回は、より多くの方に外国の文化に触れていただきたいと思い、中国のおはなしと中国の楽器・二胡の演奏をあわせて開催しました。
左:鑑賞会の看板 右:会場資料展示「二胡を聴き、中国語で読もう」
おはなしの部
語り手は、当館で定期的におはなし会をしていただいているボランティアグループ「おはなしの会「虹」」から、新田美保子さん。
物語を覚えて語る「素ばなし」で、中国に伝わるお話「9人のきょうだい」(岩波書店『白いりゅう、黒いりゅう』より)を語ってくださいました。
新田さんの巧みな語りで、わくわくとした雰囲気が会場に広がり、お話の世界に入りこめたようでした。
二胡の部
中国の伝統的な弦楽器・二胡の演奏とお話は、二胡奏者の馬高彦(マ・ガオイェン)さん。
今回は、おはなしとあわせての開催ということで、民謡や歌謡曲を中心に10曲ほど演奏してくださいました。
演奏曲を、一部ご紹介します。
・競馬 (黄海懐 モンゴルの民謡です。)
・マイラ (ハサコ族の民謡です。) など
そして、アンコールにはしっとりとした穏やかな、「草原情歌」(王洛賓)。会場が、心に響く美しい音色で満ちあふれていました。
この会が、多様な文化と笑顔で出会うきっかけとなれば幸いです。
御出演いただいた新田美保子さん、馬高彦さん、そしてお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
(文責 T)