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2013年1月4日
資料展『新島襄とその妻八重』 開催中です!

熊谷図書館人文科学資料担当では、年4回(5月、8月、11月、2月)資料展の展示替えを行っています。

現在の資料展示は、昨年11月23日から今年2月21日まで『新島襄とその妻八重』を開催しています。歴史分野を所蔵している熊谷図書館の特徴を活かし、大河ドラマ(平成25年1月6日(日)放送開始)「八重の桜」の主人公新島八重を夫新島襄や兄山本覚馬の資料、会津戊辰戦争資料など多角的な資料から掘り下げて、紹介しています。

展示に先立ち、ずっと行ってみたかった会津に行ってきました!ここで、実際に肌で感じた八重の魅力をほんの一部分でも紹介できればと思います。

さる11月3日、会津磐梯山に前日雪が降ったとかで紅葉&雪化粧した風景を車窓に見ながら、会津に到着。まず、白虎隊藩士たちも通っていた学問所「日新館」に行きました。元々は城下に建てられていた学問所ですが、残念ながら会津戊辰戦争の際に焼けてしまい、現在の学問所は別の場所に復元されたものです。この学問所の特徴は、なんといっても、天文台が置かれていたこと。当時は非常に珍しいことでした。

入口.jpg

そこから、会津城下に移動し、鶴ヶ城すぐ近くの住宅地の中に立っている八重と兄覚馬生誕の碑に立ち寄り、いよいよ会津鶴ヶ城へ。平成23年に幕末当時の赤瓦への葺き替えを完了したばかりの鶴ヶ城はそれはそれは美しい姿を見せてくれました。八重に関するイベントも大小様々な形で行われており、本でしか知ることができなかった八重の姿を遺品や写真などを通して、とても近くに感じることができました。

鶴ガ城.jpg

駅を始め、街中ではあちこちに「八重の桜」ののぼりがはためいており、大河ドラマの影響力の大きさを改めて知った感じがしました。 資料展では、八重本人に関する資料は決して多くはありませんが、襄の没後「同志社新聞」に掲載された回想録や研究資料など他の周辺資料と合わせて、今まであまり知られていなかった八重を知っていただければと思っています。

ぜひ、ご覧ください。