2017年2月23日
資料展示「いつまでも、私らしく、生きる ~今、知っておきたい「認知症」と「回想法」~」 (久喜図書館)
久喜図書館で3月11日(土)に開催される講演会、「思い出語りで元気になる!脳を活性化する回想法入門」に先立ち、2階公開図書室と1階ロビーで「認知症」と「回想法」に関する資料展示を行なっています。
回想法とは、1960年代にアメリカの精神科医であるバトラーが提唱した、高齢者を対象とした心理療法です。過去を思い出して語り合ったり、人生を振り返ることで、心身ともに元気になれるー。その効果が注目され、地域グループや公共施設、介護ケアの現場で回想法の取り組みが広がっています。
今回の資料展示は、担当者の熱量たっぷり「認知症」と「回想法」の豪華2本立てです!
「認知症」資料展示のコーナーでは、認知症の病理、病院、保険・制度、施設、ケア、若年性認知症など幅広い図書資料やパンフレットを紹介するとともに、近隣の市町村で作成した「認知症ケアパス」をお手にとってごらんいただけるコーナーも設置中!
「認知症ケアパス」とは、いつ、どこで、どのような認知症に関する医療・介護サービスを受けることができるのか、地域の具体的な機関名やケア内容等を記したものです。
これは一見の価値あり!です。
「回想法」資料展示のコーナーでは、回想法について知るための図書資料のほか、「久喜図書館でタイムスリップ!昔なつかしモノ図鑑」と題し、とってもなつかしい「あんなもの、こんなもの」を多数展示しています! 県立図書館所蔵の昔の教科書や紙芝居をはじめ、職員が今回の展示のために持ち寄ったなつかしいグッズが所狭しと並んでいます。
お手にとって遊んでいただける体験コーナーもありますので、ぜひぜひ久喜図書館で昔なつかしい気分を味わっていただけたらと思います。
1階ロビーでは「認知症」「回想法」関連パネルの展示もありますので、ご来館の際やお帰りのときにぜひこちらもごらんください。
(展示期間:2月11日(土)~3月12日(日)まで)