図書館ブログ
2011年10月10日
「やって納得!情報の探しかた講座」がはじまりました!
こんにちは。
久喜図書館の情報・地域協力担当です。 情報・地域協力ってなんぞやってよく言われます (;^_^A アセアセ・・・
あなたもそう思ったでしょう?
おもに相互貸借(市町村立図書館への資料の貸出返却)、メール・レファレンスの受付・処理、「埼玉の類縁機関案内」などのインターネット上の情報源の提供等をしています。というとおわかりになるでしょうか。 えっ、わからないって (゚◇゚)~ガーン
かなりショックを受けましたが、業務の話は、あらためて別の機会に説明させていただくとしまして、今回は、利用者の皆さまに県立図書館のウェブサイトや蔵書検索をもっと使っていただきたいという熱い想いをこめて9月に開催した 「やって納得!情報の探しかた講座」についてお話したいと思います。
まだまだ、残暑厳しい9月9日(金)と10日(土)に「はじめてのインターネット」と「インターネットで本を探そう」の2コース4回の講座を催しました。 マウスの使い方、お気に入り機能の使い方から検索の方法、蔵書検索画面や県立図書館ウェブサイトの見方等についてインターネットの実習を行いました。 図書館の本を予約したい、パスワード申請を教わりたいなど目的を持って受講された方もいました。

インターネット上の玉石混淆の情報源の中から どの情報を選んだら良いかを「肉じゃがの作り方」で説明。
受講者5人に3人がアシストします。かなり充実してます。

満足して?お帰りに。
4回で14人の方が受講されました。 それぞれ休憩と質問の時間を含むあっという間の2時間でした。
12月には、「カラダと病気の情報を探そう」(12/2金、12/10土)と「時代劇やドラマの原作を探そう」(12/3土、12/9金)の2コース4回の講座を予定しています。
お申込みをお待ちしています!
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/sagashikata/sagashikata_kuki.html
2011年10月7日
特別整理期間って何をやっているの?
熊谷図書館は9月27日(火)から30日(金)まで、 特別整理期間のため休館していました。 さて、この「特別整理期間」。 いったい図書館では何が行われているのか? 今日は皆さんが普段目にすることのない、 休館中の図書館の様子をご案内しましょう。
1.蔵書点検
県立図書館の特別整理は何といっても「蔵書点検」です。
「蔵書点検」は1冊1冊の本が、 データどおり正しい場所にあるか確認する作業。 お店の「棚卸し」にあたるものです。 本に貼ってあるバーコードを読み取り、データと照らし合わせていきます。

今回点検したのは、約61,000冊。 熊谷図書館には45万冊以上の本・視聴覚資料がありますので、 全体の1/7ほどでしょうか。 1回で全て点検できればよいのですが、 機器や作業人員も限られていますので難しいのが実情です。 でも、どの図書も数年に1度は点検できるよう、 毎回計画的に進めています。
2.3階レイアウト変更
蔵書点検と並んで今回の目玉だったのが3階資料室のレイアウト変更です。 本棚を増やすのと合わせて、より使いやすくなるよう、レイアウトを変更しました。
まずは業者さんに入ってもらって工事 一部の本棚を撤去・移動します。 大きな音や舞い上がるほこりにびっくりです。

次は新しい本棚を設置してもらいます 耐震のための補強もやってもらいました。

さらに、新しいレイアウトに合わせて本を移動します
これは職員のみの作業です。全て手作業・力仕事。本は意外に重いので体力勝負です。


本の移動が終わって、新しい案内板を付けて、開館です!
入口近くの海外資料コーナーは、 低い本棚が増えたので広々とした印象に。

電話帳や新聞縮刷版は座席の近くに移動したので、すぐに座って見ることができます。
新聞雑誌コーナーは座席が6席増えました。
大きな机なので、新聞もゆったり広げてご覧になれます。
3 そのほかにも
古い雑誌やカセットテープを書庫にしまったり、視聴覚機材の点検をしたりとあっという間の4日間でした。
休館中の図書館の様子を少しは感じ取っていただけたでしょうか? 「特別整理期間」は図書館をより快適にお使いいただくためのものです。 ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、 どうぞご理解のほどよろしくお願いします。
点検やレイアウト変更をしてちょっぴりこざっぱりした熊谷図書館。 皆様のご来館をお待ちしています!
2011年9月30日
4日から浦和図書館で「はたらく気持ち応援フェア」はじまります!
この秋、県立浦和図書館・県立熊谷図書館・県立久喜図書館では「働く」をキーワードに
イベントを開催します。
名付けて「はたらく気持ち 応援(バックアップ)フェア」
「働く」ことや「仕事」のことで、"もやもや"している方、とりあえず軽~い気持ちで図書館に来てみませんか?
イベントのポイントは4つ。

その1 仕事に関する本1500冊
期間中貸出はしないのでじっくりご覧いただけます。
就活中・起業検討中の方から転職考慮中の方まで様々なステージに対応した切り口でご紹介します。
もちろん、お探しの本が見当たらない時は常駐の司書がお手伝いいたします。

その2 無料でキャリアカウンセリング
対応するカウンセラーは、県の「中高年就職活動支援コーナー埼玉」などで活動している専門家。
事前予約ができますので、ご希望の方は日程をご確認の上、お早めに各図書館までご連絡をお願いします。

その3 無料で商用データベース検索
「○○会社の決算情報」や「埼玉県内の○○業界の企業」など、全国の企業情報や業界情報などが入手できる商用データベースが無料でお使いいただけます。
(情報のプリントアウトは有料となります。)

その4 仕事に関する各種窓口をご案内
国や県、民間で開設している仕事に関する無料相談サービスのパンフレットを集めました。
あなたのニーズにぴったりな相談窓口をお探しいただけます。
ご来場をお待ちしています。
詳しくは県立図書館Webページ↓
(https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/news/hataraku/hataraku_top.html)
をご覧ください。
開催情報 開催時間は各館とも9時~17時
・浦和図書館(Tel:048-829-2821)
10月4日~11月4日(10月11・17~21・24・28・31日を除く)
・熊谷図書館(Tel:048-523-6291)
11月8日~11月14日
・久喜図書館(Tel:0480-21-2659)
11月22日~11月27日(11月25日を除く)
2011年9月30日
休館日は職員研修
変則勤務の多い図書館の現場では、職員が一同に会するチャンスがなかなかありません。
月に1度の館内整理日の合間に、会議を開いたり、職員研修を行っています。
9月22日の館内整理日、久喜図書館の職員研修は「資料補修研修会」を行いました。
なぜ、図書館で資料補修研修をやるのでしょう。
陽がさんさんとあたったり、温度差が激しいところに置いておけば、
ただ、それだけでも、本は傷みます。
大勢の人が、長い期間にわたって、何回も利用する図書館の本は、なおさら。
その間には、ページが破れる、はずれる、形がゆがむなど、だんだんと
傷みが進行していきます。
一方、図書館の本は、
「長く、大切に保存して、必要な時に、必要な人に利用してもらう」
ためにあるので、
職員が保存や修理に関する知識・技術を習得することは、
必要不可欠になってきます。
そこで、県立図書館では、定期的に研修会を行って、職員のスキルアップに努めています。
今回の研修は、初心者のための基礎編を行いました。
講師も受講生も職員です。
まずは、講義
「県立図書館における保存についての考え方」
長く保存していくためには計画的に!
治すより予防が大事!
正しい取り扱いで、本の寿命をのばす! 
つづいて、実技
修理の基礎
修理に適した材料や道具の使い方の説明のあと、
くしゃくしゃにになったページのしわのばし方や
和紙とでんぷん糊を使った簡単なやぶれの修理を実習しました。
お手本を見て・・・。
よーく見て・・・。
やってみました。
職員のカメさん、研修の感想をどうぞ。
「まずは、毎日のケア、そして、何度でもやりなおせる修理をすることが大切、
と丁寧に教えていただきました。本にも無添加がやさしいんですね。」
13時15分から3時間、講義中心の充実した研修でした。
(文責 よーかん)
2011年9月21日
新聞・雑誌担当のマニアックな仕事
皆さまこんにちは。久喜図書館の新聞・雑誌担当です。
バックヤードに徹し謎に包まれた新聞・雑誌担当の業務について、数話に分けてご紹介いたします。
今日は第1話。どうぞ最後までお付き合いくださいませ
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新聞・雑誌担当のマニアックでディープな話 ≪第1話≫
~華々しく生れ、活躍する雑誌。その一生とともに~
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雑誌は、図書のように一度刊行されれば終わり、ではなく長期間刊行され続けます。
毎年幾多の雑誌が生れては、その長い一生の間に別々の雑誌が一緒になったり、
名前(誌名)が変わったり、一つの雑誌から別の雑誌が生まれたり、
華々しく活躍し、そして役目を終え静かに休刊したり...
と、人の一生のようです
〈今も現役。長寿の雑誌〉
刊行中は、他にも様々な変化があります。
雑誌担当は、そうした細かい変化の一つ一つに対応し、自館蔵書データや総合目録等データベースの修正、雑誌現物の管理をしています。
★誌名や出版社などが変わったとき、放置するとどうなるでしょうか
蔵書検索をしてもヒットせず、「本当はあるのに無い」状態になってしまいます。
膨大な資料がある図書館では、蔵書データの修正と現物管理は非常に重要です。
「データが無い=現物が無い」状態になってしまうからです。
★たとえば誌名が変わったら
まずは、蔵書目録や総合目録等のデータベースの修正です。変更後の新しい誌名のデータを独立させ、変更前後のデータと連携させます。
たとえ古い誌名・新しい誌名のいずれかしか覚えていなくても探せるように...
データの修正が済んでも、まだまだ作業は終わりません
★雑誌を書庫に収める
公開閲覧室にある雑誌は、一定期間が過ぎると書庫内に収めますので、このための書棚スペースが必要になります。
県立図書館では、雑誌を誌名の50音順に並べています。
そこで新しくなった雑誌を、50音順に収めようとすると、たいてい...
「スペースがないっっ!!」
〈いつも雑誌でいっぱいな棚〉
★書棚との果てしない闘い
空きスペースを確保するため、前後の雑誌をずらします。
ふにゃふにゃで結構重い雑誌たちは、自立できず、あちこちで倒れては雪崩をおこします。闘います。
そして多くの場合、もう前後にずらせるスペースはありません。
永年保存している県立図書館の棚は、いっぱいいっぱいです
弱気な気持ちを抑え、遙か先を見渡すと... 一番奥に誠に素晴らしい、空きスペースがあります。
〈スペース発見。〉
雑誌担当はちょっぴり息を吐き、そして決意します。
「は~い! 頑張ってずらしま~す ('0^)/」
★迅速にご提供するために
無駄な作業に見えますが、これには訳があります。
それは、出納のご要望があった場合、迅速にご提供できるようにすることと、資料群として適正に管理するためです。
雑誌は薄く他に紛れ不明になりやすいため、群れとして扱う必要があります。
棚との格闘。タップリ汗をかき、ついに雑誌を収めることができました。こうして小さな変更に伴う一連の作業が終わります。
☆*☆*☆*☆*☆*☆
雑誌の"一生"とともに...
次回は、市町村図書館が廃棄した雑誌をもらい受け、一度終わりを迎えた雑誌をよみがえらせる、「移管雑誌」の仕事についてお話します。
情報を速報することが目的の雑誌は、その時代、その瞬間を映します。
1冊だけでは一滴の水であっても、雑誌はその蓄積によって川のように過去から現在を流れ、"今"を感じることができます
これにどっぷり浸るロマンチスト集団。それが新聞・雑誌担当です。
(文責:久喜図書館新聞・雑誌担当 S)
