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図書館ブログ

2011年8月19日

土地の記憶と古地図

少し前の話になりますが、5月10日に県立浦和図書館からNHKゆうどきネットワークの生中継が行われました。
この放送以外にも各局の情報番組や朝のニュース番組、読売新聞を始めとする新聞各紙で、埼玉資料室と古地図が取り上げられました。

それは「現在の南栗橋駅周辺にあったといわれる沼の名前と位置を確認したい。」という質問から始まりました。
郷土資料の中には、沼の点在を語った古老の記録がありますが、折々の土地の経過を表す地形図から、沼の名前や位置を読み取ることはできませんでした。
唯一明治期に作成された迅速測図のみが古老の記録を裏付ける痕跡を示していました。

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<取材のきっかけになった展示「いざという時のために-知って備える 埼玉県防災資料-」>

この迅速測図がその後話題を呼び、埼玉資料室に多くのお客様が訪れるきっかけとなり、冒頭で御紹介した生中継にもつながったのです。
迅速測図は現代の測量につながる地図として、また大規模な開発が行われる前の埼玉県をうつす地図として、郷土史を研究される方に良く知られている地図です。

自分の住む場所にはどんな歴史があるのか。過去に何が起こったのか。古い地図をはじめ、土地条件図や地質図から、土地に刻まれた歴史を読み取ることが出来ます。また過去の災害史は未来への予測ともいえます。

ご参考に、
埼玉資料室でご覧いただける地図の案内です。
「土地の昔、土地の現在を知るには」
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/saitama/pdf/tizuannai.pdf

また、県立久喜図書館で所蔵している
『日本の液状化履歴マップDVD 745-2008』
(東京大学出版会 2011)
※貸出はできません。図書館内でご覧ください。
も、過去の地震で起きた液状化の地点など履歴がわかります。


東日本大震災以降、家族や地域のつながりの重要性が再認識されてきました。
9月1日防災の日を前に、水や食料の確保と一緒に、ぜひ知識も備えて下さい。地域の特色に応じた備えはそれぞれに異なるはずです。

各市町村のハザードマップの確認とともに、家族で、地域で、土地の昔とこれからを知るきっかけに、図書館を訪ねてみませんか。
県立図書館のみならず、お住まいの地域の図書館もあわせてご利用下さい。思いがけない発見があるかもしれません。

埼玉資料室からでした。

2011年8月11日

夏休みの子ども室

久喜図書館子ども室です。

夏休みは、一年でいちばんにぎやかな時期。

いつも来てくれる「常連さん」だけでなく、
普段は忙しくてこられない「時折くん」や
宿題やらなきゃの「はじめてちゃん」まで
毎日、たくさんの子どもたちがきてくれます。

そんな子どもたちを
子ども室では、あの手この手でお出迎え。

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<ミニ展示「でかけよう!うみ・やま・キャンプ」>

季節にぴったりの絵本をあつめました。
本の中では、どこへでも出かけられますよ。



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<窓辺の緑のカーテン>

毎朝、ポカリポカリと咲く朝顔

よ~く見ると、ニガウリの赤ちゃんや葉っぱの裏にバッタがひそんでますよ。

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<おはなしの部屋のしろくまさん>

8月10日(水)は、毎月2回の小さい子向けおはなし会の日
8組20人の方が親子で参加してくれました。
絵本や手遊び、わらべうたであっという間の20分。
小さなおはなしの部屋がぎっしり、熱気であふれました。

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絵本『ひとつひまわり』

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わらべうた「ちゃぷちゃぷ小波」

<今日のプログラム>

絵本 『ひとつ ひまわり』
絵本 『せんべ せんべ やけた』
わらべうた 「ここはとうちゃんにんどころ」「ももやももや」「ちゃぷちゃぷ小波」「もどろもどろ」「ぞうきんがけ」

おはなし会は、毎週土曜日15時から
小さい子向けおはなし会は、第2・4水曜日の11時から
やっています。

猛暑が続く夏、楽しみをみつけに、ぜひ子ども室におこしください。

2011年8月4日

本の修理ボランティアに参加しました

「諦めない」震災復旧に立ち向かう茨城県立図書館
~本の修理ボランティアに参加しました~

久喜図書館のよーかん&ぺこです。

8月3日(水)、東日本大震災の影響で休館が続く茨城県立図書館に行って、
本の修理ボランティアに参加してきました。

付近には、茨城県指定史跡の「水戸城跡(塁及び濠)」、
水戸藩の藩校であった旧弘道館があります。

同館は旧県議会議事堂を改修した建物で、震災の被害に関しては
蔵書ももちろんですが、建物の被害も大きかったそうです。

館内を見学させていただいたところ、
壁材の落下箇所等を工事するための足場が組まれており、
今なお復旧工事が続いていました。

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<復旧工事中の館内>


今回参加したのは、
「Help-Toshokan 図書館支援隊」 (http://www.jla.or.jp/home/earthquake/tabid/346/Default.aspx)
という、日本図書館協会の被災地図書館への支援活動の一つ。

本棚から落下して壊れた大量の本を修理してほしい、
という茨城県立図書館からの要請にこたえて、
修理ボランティア隊として9名が派遣されました。
うち3名がよーかん、ぺこを含む埼玉県立図書館の職員でした。

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<修理はこつこつ地道な作業>

1冊ずつ、手作業で本を修理するのはたいへん時間がかかりますが、
茨城県立図書館の職員や修理ボランティアの方々と共に、
計180冊を修理することができました。

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<生き返った本たち>

同館の修理ボランティアの方々は熱意にあふれ、修理の方法についてもたくさんの質問があり、
熱気のこもったアツ~い1日となりました(^^)

「こうして人と人が支え合っていることに希望を感じました。」

同館職員の方の言葉に、よーかん&ぺこの心もあたたかくなりました。

茨城県立図書館は、9月上旬の開館を目指しているとのことです。
みんなの熱意によってよみがえった本が、早く茨城県民の皆さまの手に届きますように...

なお、茨城県立図書館の修理作業については、
『茨城新聞』2011年7月31日19面の記事「1300冊超の修理急ピッチ 慣れぬ作業「諦めない」」
でも紹介されています。
(※Webサイト 茨城新聞 http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13120352556184)
(※『茨城新聞』原紙は浦和図書館所蔵(2年保存))


(文責 ぺこ)

2011年8月4日

緑のカーテンで暑い夏を乗り越えましょう

こんにちは 熊谷図書館総務担当です。埼玉県立熊谷図書館では、ゴーヤで緑のカーテンを育成中です。この猛暑の中すくすくと育っています。

設置に当たっては、総合教育センター江南支所の皆様に御協力をいただきました。改めて御礼申し上げます。

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「こんなに大きくなりました!でも......やっぱり 熊谷の夏は暑すぎる!!」

2011年7月29日

「知っていますか?なでしこジャパンは埼玉発」

「知っていますか?なでしこジャパンは埼玉発」
おめでとう「彩の国スポーツ功労賞」


埼玉資料室の入り口に、先週から、いつもと違う
真っ赤なミニ展示のコーナーを始めました。
赤は浦和レッズのチームカラー、展示タイトルは、
お客さまからの質問「なでしこジャパンの中心に
埼玉の選手や監督がいます。資料はありませんか?」
から、そのまま頂いたものです。


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なでしこJAPANは埼玉にゆかりの深いチーム
PK戦の決勝ゴールが印象的だったDFの熊谷紗季選手
(現在ドイツチームに移籍)、GKの山郷のぞみ選手、
DFの矢野喬子選手の3選手は「浦和レッズレディース」出身。
チームを優勝に導いた佐々木監督は小学校・中学校ともに
川口市出身。大宮アルディージャの初代監督をつとめ、
現在はさいたま市にお住まいです。
埼玉資料の中から「浦和レッズレディース」の関連資料を
中心に集めてみました。


「そのまま行け」佐々木則夫
展示の中の1冊に、『荒れ地に花は咲く』池田浩美著があります。
佐々木監督は、この本の中で、なでしこジャパンのコーチを
引き受けた時のことを「日本女子代表の伸びシロは魅力で、フィジカルに
頼れない反面、パスを丁寧に繋ぐ自分のポリシーが活かせる」と思い、
サッカーをやっている高校生の娘から「パパならきっと大丈夫だよ」
と応援されてその気になったと語っています。
著者池田(旧姓磯崎)選手(元なでしこジャパン・キャプテン 本庄第一
高校出身)への監督のアドバイスはいつも「そのまま行け」だったそう
です。

「チームに必要とされる存在になりたい」熊谷紗季
もう一つのおすすめは、
浦和レッズレディースの『MATCH DAY NEWS NO. 48』
この資料は、マッチデープログラムといわれる試合当日に
入場者に配られる冊子。
わずか8ページの小さな冊子ですが、大切な埼玉資料の一つです。
ご紹介する号は2009年6月14日、対東京電力女子サッカー部マリーゼ戦
で配布されました。
熊谷紗季選手のインタビューが掲載されています。
「これまで以上に選手としても人としても必要とされる存在になりたい
です。」
と新人18才の大型MF(当時)は語っています。
なお、この資料をはじめ浦和レッズ関係の資料収集には、
埼玉とサッカーをこよなく愛する方々(職員含め)にご協力頂いて
います。

「埼玉を制する者は全国を制す」と言われた高校サッカーをはじめ、
埼玉県はサッカーの盛んな歴史を持ちます。今回のなでしこジャパン
の活躍は、埼玉の女子サッカー「未来のなでしこ」の層をさらに
広げてくれることでしょう。
子ども向けのサッカーの本は、県立久喜図書館に揃っています。
県立浦和・熊谷の各館でも取り寄せて、借りることが出来ます。
どうぞあわせてご利用下さい。


https://www.lib.pref.saitama.jp/licsxp-opac/WOpacTifSchCmpdDispAction.do
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以上、県立浦和図書館 地域資料担当 hでした。