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« こんな本あります!―久喜図書館の書棚から― | 図書館ブログ | 第1部第1回「県民とともにつくる新県立図書館ワークショップ」が開催されました。 »

2022年8月10日
中学生が職場体験学習にやって来ました!

久喜図書館では7/21(火)、7/22(水)の2日間、伊奈学園中学校の生徒1 名の職場体験学習を実施しました。

2日間のスケジュールは、図書館の基本的な仕事であるカウンターでの返却処理や書架整頓(本が決められた順番(分類)どおりに並んでいるかを確認して、間違って配架してある本を戻したり、本棚がみだれているのを直したりする作業)、各担当が行っている図書館サービスなど内容は盛りだくさん。

その中から今回は、情報・地域協力担当の業務のひとつである図書館協力業務の体験の様子についてご紹介します。

図書館協力業務は、みなさまからリクエストされた本などを集めて県内の図書館へ「協力車」(搬送車)に積んで送り出し、また久喜図書館に届いたリクエストの本などを各カウンターに届けるという仕事です。「協力車」は県立図書館2館に加え、市町村立図書館や大学図書館、図書館類縁機関を巡回しています。「協力車」が運行していることにより、埼玉県内全ての公共図書館等が蔵書を共有し、図書館間で本を貸し借りすることができます。「協力車」については、詳しくはこちらをご参照ください。


まず、担当が毎日必ず最初に行うことは、「協力車」が到着する前にリクエストされた本やCDなどの資料を棚から探します。中学生には、2階公開閲覧室の本棚からリクエストされた本を探してもらいました。

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資料を集めてきたら、貸出処理をして資料を入れるオリコン(折りたたみコンテナの略)に詰めます。

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オリコンに詰め終わったら車庫に運び、協力車の到着を待ちます。市町村立図書館行き、県立熊谷図書館行き、浦和分室行きとオリコンを分け、この日送るのは合わせて全部で13箱でした。

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「協力車」が到着しました。集めた資料を車に載せて、県内各図書館へと出発します。

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「協力車」から受け取った久喜図書館宛てのオリコンは、この日11箱でした。

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届いた資料はリクエストの資料と返却資料に仕分けして、返却資料は返却処理を行ってから各カウンターへ届けます

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ここまでで時間がきてしまい、情報・地域協力担当の仕事の体験は終了です。飲み込みが早く、仕事も丁寧で大変助かりました。

今回のいろいろな体験を通して図書館や本により興味を持ち、今後利用者として図書館を使ってもらえたら嬉しいです。2日間、お疲れさまでした。