2021年1月18日
「図書館と県民のつどい埼玉2020」を開催しました。
「図書館と県民のつどい埼玉2020」は、2020年12月14日から2021日1月11日までオンライン公開にて実施しました。
(当初は桶川市民ホール・さいたま文学館での開催に向けて準備を進めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を鑑み、会場での開催を中止しました。)
今回の記念講演は、幅広い年齢層の読者に愛されている重松清さんにお越しいただきました。無観客でお話しいただいたものを動画で撮影し、オンラインで公開しました。
「『ことばの力』特別バージョン IN さいたま」と題し、事前に皆様から寄せられたたくさんの質問にお答えいただきながら、受け取り易いことば、わかり易いことばで、私たちを重松ワールドに誘い入れてくれました。
アンケートでは「オンラインでしたが重松さんのお人柄がよく出ていらした、素晴らしい講演でした。」「お話も分かり易く心に伝わる言葉をたくさんいただきました。」など大変好評でした。
県内の各図書館などが、毎年趣向をこらして各館の取組などを紹介する展示では、例年実施してる体験型の展示を実施することができませんでしたが、少しでも展示の雰囲気をお伝えできるよう、各展示の全体写真と細部の写真をそれぞれ掲載し、全景と細部も拡大して確認できるようにしました。
また、会場にお越しいただかなくても参加できるイベントとして、重松さんへのメッセージやPOPなどを皆様にお送りいただき、1つの展示を作りあげる「みんなで作る!重松清展」を実施しました。
全部で87点の応募をいただき、とても素敵な展示ができあがりました。御覧いただいた重松さんも大変喜んでいらっしゃいました。
わらべうた講座では、児童文学研究者の落合美知子さんに『講演 心をはぐくむわらべうた』と題し、コロナ禍でのわらべうたの重要性などを御講義いただきました。無観客でお話しいただいたものを動画で撮影し公開しました。
また、こども向けの簡単な工作としてストローと画用紙から作る「ぱたぱた羽ばたくチョウ」の作り方の動画も撮影し公開しました。
急遽会場での開催を中止しオンライン公開のみでの開催となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。ぜひ次回は、会場で皆様にお会いできたら嬉しいです。