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2018年12月26日
「図書館と県民のつどい埼玉2018」を開催しました。

平成30年度の「図書館と県民のつどい埼玉」は、1216日(日)に北本市文化センターで開催いたしました。

ご来場いただいた方は延べ3,013名と、「図書館と県民のつどい」が始まって以来最多を記録しました。

今年の記念講演は、作家の朝井リョウさんをお招きし、「朝井リョウの図書館ラジオ~質問にひたすら答えます~」と題し、事前にお寄せいただいた質問に答えていただく形でお話しいただきました。作家でありながらラジオ番組のレギュラーパーソナリティも務める朝井リョウさん、軽妙な語り口で客席からはたびたび笑い声が沸きました。軽妙な中にも、自身の図書館との関わりや良書との出会いなどの体験談が含まれており、参加者からも「笑いを挟みながら、ハッとさせられることをたくさん話していただき本当に良い時間を過ごすことができた」という感想が聞かれました。

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ビブリオバトルは、予選会を勝ち抜いた中学生3名と「彩の国高校生ビブリオバトル」ファイナリスト2名、計5名によるバトルが繰り広げられました。生徒の皆さんに緊張した様子も伺えましたが、堂々と発表していました。「自分の言葉で自分の『おすすめ本』の良さを伝えようと語る若者に胸が熱くなった」「若者の読書離れが心配されている昨今であるが、今日のビブリオバトルを見て安心した」といった感想が聞かれました。

来場者による投票により見事チャンプ本を獲得したのは、さいたま市立日進中学校の樽本咲月さんです。チャンプ本は「蜜蜂と遠雷」(恩田陸 著/幻冬舎)でした。

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このほか子供の読書振興をテーマとした、こども読書交流集会の三つの講座、こどもの本のひろば、大学・高校・公共図書館の展示も行われ、ゲームなども取り入れた趣向を凝らした内容で参加の皆さんに楽しんでいただきました。

また、各展示会場をスタンプポイントとしたスタンプラリーも行い、完走した方には協賛企業(キハラ株式会社、社会福祉法人埼玉福祉会)から提供いただいた景品をお渡ししました。

おかげさまで盛況のうちに今年の「図書館と県民のつどい」を終えることができました。

参加の皆様並びに御協力いただいたスタッフ、企業の皆様、ありがとうございました。

こども読書活動交流集会講座の様子

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こどもの本のひろば

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展示会場の様子

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展示会場の様子

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