2018年12月27日
資料展「越後の龍 上杉謙信」開催中!(県立熊谷図書館)
こんにちは!
熊谷図書館 人文・社会科学資料担当です。
寒さも厳しくなってせわしなく、まさに年末!といったところですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
現在、熊谷図書館では、資料展「越後の龍 上杉謙信」を開催しています。もう御覧になった方ももちろん、これから御覧になる方は1月6日(日曜日)まで開催中ですので是非ご来館ください!
こちらの展示は11月3日(土曜日)に開催された当館の文化講座「上杉謙信と武蔵の国衆」及び、嵐山史跡の博物館で12月1日(月曜日)から平成31年2月17日(日曜日)まで開催中の企画展「越山―上杉謙信侵攻と関東の城―」との連携展示となっております!
文化講座は満員御礼の大盛況で終了しましたが、嵐山史跡の博物館の企画展はまだまだ開催中ですので、ぜひ資料展を御覧になってから足を運んでみてください。
上杉謙信といえば、川中島の戦いで武田信玄と戦った名将として有名です。
しかし、活躍の場はそれだけではありません。
今回の資料展では、上杉謙信の生涯、関わりのあった人物や出来事、時代背景のわかる資料を「謙信の生涯」「謙信とゆかりのある人物たち」「謙信の生きた戦国時代」「謙信と関東の城郭」の4つのテーマに沿って紹介しています。
それでは、展示テーマごとにどのような資料が展示されているか、一部を御紹介します。
「謙信の生涯」
まずは、上杉謙信という人物についての本を集めました。
物語のようにすらすらと読める伝記から、研究者による論文をはじめとする専門書まで余すことなく一堂に会しております。
資料集も参照することで、より詳しく謙信を知ることができます。
「謙信とゆかりのある人物たち」
普段は保存のために貸し出しをしていない古い書物も、こうした展示によって皆さんにご覧いただけるようにしております。
有名な川中島の戦いは、付録の地図も一緒に御紹介しています。
「謙信の生きた戦国時代」
当時ほかの土地ではどんな戦いが繰り広げられていたのか。
当時の人々はどんな生活をして、何を考えていたのか......と、戦国時代に思いをはせる手助けとなる本がずらり。
「謙信と関東の城郭」
謙信と言えば、資料展のタイトル通り「越後」のイメージが強いのではないでしょうか?しかし、関東......埼玉のお城にも進軍しているのです!
こちらは嵐山史跡の博物館の企画展「越山―上杉謙信侵攻と関東の城―」と関わりの深い資料を数多く展示していますので、予習としても大変おすすめです。逆に、先に博物館の企画展を御覧になってからこちらの資料に当たる、という方法も......!
これは資料の付録である鉢形城の地図(一部)です。普段はなかなか見ないところまでお見せできるのが展示の良いところです。
こちらの展示で御紹介している資料は、貸出禁止のものを除き、展示終了後に借りることができます。気になる資料は是非予約してみてくださいね。また、貸出禁止の資料につきましては、館内で御覧になることができます。閲覧を御希望される方は、お気軽に職員までお申し付けください。
資料展 「越後の龍 上杉謙信」
期間 平成30年10月27日(土)~平成31年1月6日(日)(※休館日を除く)
場所 埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー
皆様の御来館をお待ちしております!