2011年12月6日
パネル展示 本を治す
久喜図書館では、パネル展示「本を治す ~震災からの小さな復興~」を開催しています
東日本大震災により、図書館では多くの本が落下しました。
震災後は、散乱した本を元の場所に戻すため、職員が復旧作業にあたりました。
(並べ直しながら棚に戻します)
落下の衝撃に耐えられず、壊れてしまった本もたくさんありました。
(背が割れてしまいました)
今回の展示では、久喜図書館の被災資料に多くみられた症状から、壊れた本の特徴と、実際に図書館で行っている修理方法を、パネルでご紹介します。
実際に使用している材料や道具も展示していますので、あわせてご覧ください。
(主な材料&道具類)
修理は、コツコツと地味で地道な作業。
時間はかかりますが、一冊ずつ丁寧に心を込めて仕上げています。
修理をすれば、壊れて利用できない本も、またよみがえらせることができます
(表紙がとれた本を修理中。未来に残すために...)
展示期間は12月27日(火)までです
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。