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2021年5月7日
ミニ展示「埼玉の偉人 渋沢栄一を知る」開催中です。

熊谷図書館 地域行政・資料担当です。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」がはじまり、埼玉の偉人、渋沢栄一がいま注目を集めています。
渋沢栄一といえば、令和6年から使用される新一万円札の肖像にも採用されることが決まっていますが、彼の業績が非常に多岐に渡っていることをみなさんご存知でしょうか。

今回のミニ展示「埼玉の偉人 渋沢栄一を知る」はそんな彼の功績を知るのにうってつけの展示となっています。前期「入門編」と後期「社会事業家として」の2部構成ととなっており、4月24日から後期展示がはじまっています。前期では入門編として多岐にわたる功績や人物像について解説した資料を中心にご紹介しました。

前期展示2階の画像

▲前期展示2階ロビーの様子

前期展示3階の画像1前期展示3階の画像2

▲前期展示3階埼玉資料室の様子

日米関係が緊張した大正末年から昭和初期にかけて、渋沢が中心となって民間レベルで平和友好関係を築いた日米人形交流が行われました。後期展示では、外交面だけでなく、福祉・医療・教育など渋沢の社会事業家としての姿に注目した資料をご紹介しています。

後期展示2階の画像1後期展示2階の画像2

▲後期展示2階ロビーの様子

後期展示3階の画像

▲後期展示3階埼玉資料室の様子

渋沢は、企業の利益追求の基盤に、しっかりと道徳を置き、営利活動と道義が一致する社会の実現を終生追い求めました。「道徳経済合一論」呼ばれる考え方です。
2階ロビーでは、当館所蔵資料『肉声で聞く渋沢栄一の思想と行動』より講演「道徳経済合一論」を再生しています。渋沢栄一83歳当時の肉声をぜひお聞きください。

2階ロビー渋沢栄一の講演を再生している画像

▲渋沢栄一の肉声を聞くことができます(2階ロビー)

埼玉資料室では、渋沢栄一関連図書コーナーもございますのでこちらも併せてお楽しみください。

渋沢栄一関連図書コーナーの画像

ちなみに、「埼玉の偉人 渋沢栄一を知る」という展示は実は2009年にも一度開催しています。
資料展示目録はこちらです。
12年の時を経て、当館の渋沢栄一関連資料も増大しました。新しいお札の顔になると決まった2019年以降出版された図書のうち県立図書館の資料として受け入れたものはどれくらいになるのか調べてみました。結果はこちらから、ご確認ください。

前期・後期の資料展示リストは下記からご確認ください。

前期「入門編」資料リスト

後期「社会事業家として」資料リスト

みなさまのご来館をお待ちしております。

※埼玉資料室の資料はすべて館内利用(貸出不可)です。館内で複写サービスをご利用いただけます。同一資料が県立久喜図書館または外部書庫にある場合は、取り寄せのうえ貸出ができます。お気軽にカウンターまでお尋ねください。

ミニ展示「埼玉の偉人 渋沢栄一を知る」 後期「社会事業家として」

開催期間:令和3年4月24日(土)~5月30日(日) (図書館休館日を除く)
開催場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー及び3階埼玉資料室