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2012年2月23日
レファレンス協同データベース 100万アクセスに迫る!

国立国会図書館では、全国の図書館等と協同で、調べ物のためのデータベース「レファレンス協同データベース」http://crd.ndl.go.jp/jp/library/index.htmlを構築しています。埼玉県立図書館もこれに参加しており、県立図書館で調査したレファレンス事例を多数登録しています。

そもそも「レファレンス」って何?って思いますよね。

図書館が行っている「レファレンスサービス」とは、図書館の資料を使って、資料や情報を探すお手伝いをするサービスです。各館の窓口やウェブサイトでお受けしたご相談の一部をこの「レファレンス協同データベース」に登録していますが、この事例はインターネット上で、どなたでもご覧になることができます。

平成23年に埼玉県立図書館の登録データを参照された件数(年間被参照数件数)は996,490件で、この事業に参加している図書館556館中トップでした。
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/thanks_H23.html#list

たくさんの方にレファレンス事例をご覧いただき、とてもうれしく思っています。

「レファレンス協同データベース」には、公共図書館だけでなく、大学図書館や専門図書館も参加しているため、身近な事例から専門的な事例まで、様々な事例が登録されています。

その登録された様々な事例について、平成23年「レファレンス協同データベース」年間アクセストップ10が発表されました。
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/access_top10.html

そこでは、当館の事例が第8位にランクインしています。

「さいたま市の地盤(液状化)がわかる地図を探している。」2005915日作成
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000029740

昨年の東日本大震災の影響ですね。

ランクインはしませんでしたが、当館では新聞記事にも取り上げられた久喜市南栗橋の液状化に関連して、古い地図や地質図が見たいというご質問をたくさん受けました。

「旧栗橋町大字河原代に明治以前にあった沼、「内沼」「外沼」の位置がわかる地図を見たい。」2011419日作成
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000089486

みなさんの多様な興味・疑問にお答えできるよう、私たち図書館員は日々奮闘しています。「レファレンス協同データベース」の事例が、お役に立てれば幸いです。

なお、今年も昨年に引き続き国立国会図書館から御礼状をいただきました。

久喜図書館 情報・地域協力担当