2012年2月16日
2月 如月(きさらぎ)
暦の上では、二十四節気のひとつである雨水(うすい:今年は19日)も近づき、だんだん寒さも和らいできて、春が近づいているのを実感できます。
日本には、古くから受け継がれてきた季節をあらわす美しい言葉や習慣があります。しかし、現代に暮らす私たちは、昔のように自然が豊かにあふれた環境にはなく、子どもたちの生活もスケジュールに追われ慌ただしくなっています。
だからこそ、日本の四季を肌で感じる季節の行事を日々の生活に積極的に取り入れてみませんか。
熊谷図書館子ども読書室では、季節の行事をとりあげたミニ展示やテーマ展示をしています。
<ミニ展示・ひな祭り>
内裏(だいり)びなだけをかざる「親王かざり」の様子
ひな祭りに関する本を集めたミニ展示
<テーマ展示・科学えほん>
えほんに「科学」がつくと、何か難しそうと思われるかもしれません。
でも、実際に読んでみると科学の本は面白くて、楽しくて、そして、ゆったりと考えをめぐらせる豊かな時間をもたらしてくれます。生きもの、植物、宇宙、自然など。子どもの科学よみものは、科学の本質的な事柄をわかりやすく、興味を引き出すように工夫して書かれています。
木の芽や花のつぼみが少しずつふくらみはじめるこの季節。科学の本といっしょに外へ出かけたら、新たな発見があるかもしれません。
ぜひ、この機会に科学よみものの楽しさに触れてみてください!
今年は、4年に一度のうるう年。オリンピックの年。
また、「金環日食」も日本の広い地域で見られるようです。(5月21日)
由来や本質的な意味を知れば、季節の行事などますます楽しくなります!四季折々の楽しみとともに、これからも図書館がみなさんの暮らしに寄り添えますよう願っております。
子ども室の利用案内はこちら
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/kodomo/index.html