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2025年3月27日
「はやい」は「早い」「速い」と書き分けるのに、「おそい」は「遅い」だけしかない理由とは。

こんにちは。久喜図書館 情報・地域協力担当です。

皆さんは、「はやい」は「早い」「速い」と書き分けるのに、「おそい」は「遅い」だけしかない理由をご存じでしょうか。(そういえば知らないと思った方も多いのでは?担当は知りませんでした)

こちらは今年度、久喜図書館で対応した調査・相談(以下レファレンス)内容です。専任の司書たちが図書館で所蔵している辞典類、データベース、インターネットを利用して回答を導き出しました!

Xユーザーの国立国会図書館レファ協公式さん: 「「はやい」という言葉は「速い」「早い」と意味に応じて漢字の書き分けできるが、「おそい」はslowとlateの違いを漢字で書き分けができないのはなぜか知りたい。(埼玉県立久喜図書館) https://t.co/Y5iEXoxwmZ」 / X

このレファレンスは国立国会図書館レファ協公式Xにも取り上げられ、約5万のいいね!をいただき(3月25日現在)、いくつかのサイトでも紹介されました。今回のレファレンス事例が注目されたことで、回答した内容は質問者に届くだけでなく、事例を登録・公開したことで、多くの人に見ていただけることを改めて実感しました。

回答に対する反応イメージ.png

調査のプロセスなど、詳しくはこちらをご覧ください。

https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000352240

情報・地域協力担当の仕事紹介は以前もご案内しましたが、

情報・地域協力担当の仕事について - 埼玉県立図書館

国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築しているレファレンス協同データベース(以下、レファ協)に、レファレンス内容を事例として登録・公開することを担当しています。

埼玉県立図書館に寄せられるレファレンス件数は年間約25,000件あります。蔵書の有無などのすぐお答えできるご質問から、広くて深いリサーチを必要とするご質問まで承っており、図書館の資料やデータベース、インターネットで得た情報を提供しています。これらの事例を元にレファ協への登録・公開をしています。実際に調査した内容をそのまま載せているわけではありません。ウェブサイトを見た人にとって読みやすいように調査プロセスなどを編集しています。

わからないことを調べるときに、検索エンジンで簡単に答えが得られるものもあります。

ですが、どれが本当の情報かわからないときや、調べたい情報がなかなか見つからないときはありませんか?その時は、レファレンスサービスをぜひご利用ください。

調査・相談(レファレンス)の内容についてはこちら

https://www.lib.pref.saitama.jp/reference/guidance.html