2026年8月28日
視覚障害者の読書方法をご紹介します!
皆さんこんにちは。
久喜図書館バリアフリー読書推進担当です。
暑い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
猛暑の日はおうちや図書館でゆっくり読書をするのはいかがでしょうか。
新たな発見があるかもしれません。
ところで、皆さんは目の不自由な方がどのように読書をしているのかご存じですか?
今回は視覚障害者の読書方法を二つご紹介したいと思います。
視覚障害者の読書方法 その1 「手で読む = 点字」
皆さんご存じの点字です。
点字は指先で触って読む文字です。六つの点の組み合わせで文字を表します。
自分のペースで読めるため、点字での読書は目で読む読書に近いと言われています。
点字には漢字とカタカナがなく、全てかなで書きます。そのため、一般の図書よりページ数が増え、本が分厚くなります。分冊されることが多いです。

- 点訳をして4分冊になった図書と原本の比較
活字と点字が印刷されているユニバーサル絵本は、目で絵や文字を読むことが難しい子も一緒に楽しむことができます。

- ユニバーサル絵本『ぐりとぐら ( てんじつきさわるえほん )』(中川李枝子さく 福音館書店 2013)資料番号:800417636
視覚障害者の読書方法2 耳で読む = デイジー(DAISY)
デイジーとは、Digital Accessible Information SYstemの略で、アクセシブルな情報システムの略称です。録音図書の国際標準規格なので、世界中で使われています。
見た目はCDと同じですが、1枚に何十時間も収録することができます。章やページ単位で移動ができ、再生スピードも変更することができます。
専用の再生機、パソコンやタブレット等で再生します。

- デイジー再生機「プレクストーク」
バリアフリー読書推進担当の貸出の9割がデイジーです。
デイジーには音声デイジー、マルチメディアデイジー、テキストデイジーがあります。音声デイジーは人の声で読んでいるもの、マルチメディアデイジーは画像付きで読んでいる部分をハイライトでき弱視の人が分かりやすくなっています。テキストデイジーは合成音で読んでいるデイジーのことです。
デイジー音声はこちらから聞くことができます。ぜひご視聴ください。
埼玉県立久喜図書館で発行した『健康・医療情報リサーチガイト@埼玉 改訂3版』デイジー版の冒頭約1分です。

- 『健康・医療情報リサーチガイト@埼玉 改訂3版』(埼玉県立久喜図書館 2024年発行)とデイジー版
いかがでしたか。
バリアフリー読書推進担当では、点字資料とデイジー資料の貸出も行っています。
点字資料やデイジー資料などについてもっと詳しく知りたい方は、県立図書館ウェブサイトをご覧ください。
「(動画あり)障害者サービスのための資料とバリアフリーの施設設備」
活字による読書が困難な方であれば、障害者手帳がなくてもどなたでもご利用いただけます。
ご興味のある方は、久喜図書館バリアフリー読書推進担当(電話 0480-21-2659)まで、
お気軽にご連絡ください。
