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埼玉県立図書館 あなたの調べるを応援します

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図書館ブログ

2016年10月11日

熊谷商工会議所「創業塾」 ~あなたの夢、応援します!~

県立熊谷図書館ビジネス支援室です。

去る918日(日)、熊谷商工会議所主催「平成28年度 創業塾 ~あなたの夢、応援します!」で、図書館活用術の講義をさせていただきました

創業塾は、全6日間+フォローアップ1日間(全17講) 経営知識公的支援機関の活用法資金調達方法創業経験者の体験談など、盛りだくさん の内容で、各分野の専門家から創業に必要な知識を学ぶことができる講座でした。(今年度分は終了)

参加されたみなさんは、御自身の起業のために各講師のお話を真剣に聞いていらっしゃいました

創業塾ちらし.png

ビジネス支援室からは、調べ方案内 「起業に役立つ情報を調べる をもとに、ビジネス支援室の活用術&お役立ち情報をご紹介

創業塾写真.jpg

ここで当日お話したお役立ち情報をひとつ・・・

ビジネス情報を探しているとき、「ネットで調べただけだと、なにか物足りない・・・」と思われたことはありませんか?

それもそのはず、価値ある情報はたいてい有料です

そんなときは商用データベース が オススメですよ~

ビジネス支援室では、マーケティング、企業情報、経営情報や法律情報などの商用データベースを、なんと無料※でお使いいただけます。 ※プリントアウトは白黒110円・カラー130

なかでもイチオシ「市場情報評価ナビMieNa(ミーナ)」!

町丁・市町村・県単位で、商圏分析できるデータベースです。

MieNa町丁データ(総括).jpgMieNa町丁データ(購買力).JPGMieNa町丁データ(マーケット).JPG

起業時にはターゲットを見定めることが重要ですが、この「MieNa(ミーナ)」はどの地域に客層が多いか?や、カンに頼らない立地選びの参考にもなります。

そこで、創業塾ではMieNa商圏分析レポートを使って、ターゲット分析のかんたんな流れをご案内しました。

起業だけでなく、すでに経営されているかたにとっても強い味方 特に小売・飲食・サービス業の経営者のみなさま、年々変わっていく店舗周辺の商圏を改めてみてみませんか

商用データベースのほかにも、ビジネス書雑誌豊富な資料&情報でみなさまをサポートします。

「忙しいから図書館に行って調べられない!」というかたもご安心ください

ビジネス支援室では、起業や経営に関する調査を承っています。来館しなくてもご相談いただけます。 (来館・電話・ウェブサイトより)

"あなたの夢" 図書館からはじめてみませんか?

2016年10月10日

済生会栗橋病院で「健康・医療情報の探し方」ミニ講座を開催!

今週末の10月15日(土)、埼玉県済生会栗橋病院(久喜市)で「健康すくえあ」が開催されます。

kenkosukuea.jpg

歌・演奏・落語などパフォーマンスあり、地元野菜など物販あり、無料健康測定あり、と地域住民に開かれた楽しいお祭りです。

久喜図書館では毎年、健康・医療情報サービス紹介パネル展示で参加していますが、今年はミニ講座の講師としてもお招きいただきました。

「健康・医療情報の探し方 ~図書館を活用する~」

講師:久喜図書館司書

時間 12:4013:10

会場:講堂ステージ(東館5階)

お近くの方は、ぜひ足をお運びください。「健康・医療情報リサーチガイド@埼玉」も配布します。

埼玉県済生会栗橋病院「第12回 健康すくえあ」

テーマ 醸(かもす)

日 時 平成281015日(土)1030分~1630

会 場 埼玉県済生会栗橋病院(http://www.saikuri.org/)

詳しくは こちらへ(栗橋病院フェイスブックより)

さらに本格的な健康情報講座を受けてみたい方は..

テレビや新聞で毎日目にするサプリメントの広告、あなたはどう判断していますか?

ヘルスリテラシーを身につけて健康に長生きしましょう!

「知りたい」を応援!情報の探しかた講座 健康・医療情報コース

健康情報の『目利き』になりましょう1,2(10/2611/24開催)申込み受付中!

→ 他にも2コースあります。詳細、申込みはこちらへ

久喜図書館の健康・医療情報サービスのページはこちら

2016年10月6日

ウェブアンケート プレゼントのご紹介♪ ~ なつかしい昭和の県立浦和図書館の風景 ~

埼玉県立図書館ブログをご覧くださりありがとうございます。

熊谷図書館 システム管理担当です。

現在、旧浦和図書館を写真で振り返る「埼玉県立浦和図書館クリアフォルダ」(限定非売品)抽選で10名様に当たるウェブアンケートを(1115日(火曜日)まで)行っています。ぜひご意見をお聞かせ下さい。

県立図書館ウェブアンケートのお知らせへ

さて、今回プレゼントするクリアフォルダ。浦和図書館の閉館記念に作成したもので、浦和図書館の歩みがわかる写真の数々がプリントされています。

ura2.jpg

今回は、掲載写真の中からいくつかを紹介します。

県立図書館は、大正11年に県教育会立埼玉図書館が開設され、大正14年には浦和の旧女子師範学校校舎(鳳翔閣)に模様替えして移転。

その後、昭和263月に図書館法に基づく「埼玉県立図書館」となりました。

【鳳翔閣】

【印刷済】県立埼玉図書館玄関付近外観【昭和9年】.jpg

施設の老朽・狭隘化が進み、昭和35年に新館として建築されたのが、旧浦和図書館でした。

【新館開館のころ】
6 県立図書館新館.jpg

まだ旧浦和市に図書館がなく、開館を待つ人で列ができています。

3階カウンター】

9 3階カウンター.JPG

閉館までこの場所に変わりはありませんでした。

その後、昭和45年に熊谷図書館、昭和50年に川越図書館、昭和55年に久喜図書館が設置され、4館体制となりました。

専門的な資料の収集・提供だけではなく、市町村立図書館がまだ十分整備されていない地域へ移動図書館車を運行するなど、一般的な図書の貸出などの地域住民への直接サービスや市町村立図書館の整備の後押しを行ってきました。

【移動図書館】

11 移動図書館.jpg

マイクロバスを改造した移動図書館での貸出サービス。

現在では、県内市町村立図書館の整備が進み、そのサービスも充実しています。

一方、県立図書館に求められる役割も変化し、市町村立図書館では充足しない専門的な資料・情報を充実し、県民だけでなく企業・団体の利用や調査相談に応じるとともに、市町村立図書館支援を通じて、県域全体にそのサービスをお届けしています。

【旧埼玉資料室(3階)】

13 埼玉資料室.JPG

その後、旧浦和図書館は施設の老朽化が進むとともに、耐震性の課題から適切な工事を行わない限りサービスが継続できない状況となり、平成26年度末をもって廃止となりました。(その資料と機能は熊谷図書館が継承)
【旧浦和図書館】
16 現在の県立浦和図書館.jpg

現在は解体工事中です。

県立図書館は熊谷と久喜の2館体制となりましたが、今後のよりよい図書館サービスの提供のため、みなさまのご意見をお待ちしております。
県立図書館ウェブアンケートのお知らせへ

2016年9月30日

旧浦和図書館の解体工事が始まりました。

平成27年3月に浦和図書館は閉館しましたが、現在は、県立図書館資料の貸出・返却窓口として浦和分室(埼玉県立熊谷図書館浦和分室)を県立文書館建物内に開設してサービスを行っています。

https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/access/bun_shisetsu.html

閉館後の旧浦和図書館内では、一年間かけて蔵書等の引っ越しを行い、このほど、建物の解体工事が本格的に始まりました。

IMG_1187SS.jpg

窓部分にシートが張られています。

平成29年5月までの工期で、建物解体と整地などをするとのことです。

解体直前の館内の様子をご案内します。

蔵書や書架・備品類の引っ越しは昨年度終了しているので、中は広々とした感じです。

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書架を撤去した3階閲覧室。

壁や天井が「時代」を感じさせます。

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2階(新聞・雑誌室)の壁

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3階(閲覧室)の壁

IMG_1152SS.jpgIMG_1153SS.jpgIMG_1159SS.jpg

天井3態(木・竹・萱?)

旧浦和図書館は"昭和"を感じる図書館として、映画のロケも行われました。

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映画「北のカナリアたち」冒頭の図書館シーンに使われた回廊

http://libprefsaitama.seesaa.net/article/301603106.html

IMG_1172SS.jpg

映画「ソロモンの偽証」警察署シーンで使われた階段

なお、解体後も敷地内に立つ明治天皇「行在所記念之碑」や「浦和一女子発祥の地碑」はそのまま残るとのことです。

IMG_1189SS.jpg

「浦和一女子発祥の地碑」(左端)、「行在所記念之碑」(右)

2016年9月28日

「図書館で、がん相談」開催しました

去る9月6日、久喜図書館で「図書館で、がん相談」→詳細はこちら を開催しました。

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埼玉県立がんセンター 地域連携・相談支援センター の相談員による 出張相談 です。

がん患者が増え続けている社会状況を受けて、全国の「がん診療連携拠点病院」「地域がん診療指定病院」には、「がん相談支援センター」が設置されています。

がん治療や療養生活全般、社会制度の利用などについて、看護師やソーシャルワーカーが無料でお話を伺い支援する窓口です。

→埼玉県内のがん相談支援センターはこちら

がんに関する図書や情報提供に力を入れている当館でも、時折、がん患者さんやご家族から 深刻なお悩み を相談されることがあります。

「どこに相談すればいいかわからない」という方、がん相談支援センターを知っていても「病院に行くのは ちょっと敷居が高くて..」という方も。

そこで、今年初めて、みなさまが気軽に利用できる図書館での出張相談を試みました。

当日は4名の方が相談に来られ、「とても参考になりました」「安心しました」との感想をいただきました。

今回の相談員さんは、国家資格である「社会福祉士」を持つ ソーシャルワーカー でした。

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相談の一例として、退院後在宅治療 について相談を受けると、お困りごとを解決できるような 制度情報提供、その方がお住まいの地域にある 医療機関 訪問看護ステーション、相談先 などを紹介し、支援してくれます 。

がん相談支援センターでは、できるだけ個々のがん患者さん の 病状や希望に沿う 支援が紹介できるよう、地域の医療・福祉情報を収集しているそうです

当日相談に見えた方のなかには、帰りがけに当館の「がん情報コーナー」を熱心に読んで、「これでドクターと相談できます」 と喜んで帰られた方もいらっしゃいました。

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久喜図書館 がん情報コーナー 詳しくはこちら

がんは「情報戦」と言われます。

医療機関、相談窓口や支援制度、図書や情報を上手に使って闘病に役立てていただければ幸いです。