2024年10月4日
「貸出文庫」を知っていますか?
こんにちは。
県立熊谷図書館の図書館協力担当です。
皆さんは、「貸出文庫」をご存知ですか?
「貸出文庫」とは、同じ本(ほとんどが小説)を20冊セットで購入し、読書会等の集団読書用として、市町村立図書館を通じて
県内の読書グループや学校に提供しているものです。
通常、県立図書館の本は2週間の貸出期間ですが、貸出文庫については2か月間あるため、
ゆっくりじっくり読み込んで、仲間たちと感想を共有しあう時間が持てます。
県立熊谷図書館では毎年2回、概ね7タイトルずつ計14タイトルを選定し、
年間280冊(14タイトル×20冊)を新しく購入しています。
購入するのは、直木賞、芥川賞、本屋大賞他、主要な文学賞の受賞作やその候補作など、
皆さんに喜んでいただけるような作品を選定するよう心掛けています。
今年度も、いよいよ10月16日より新しい貸出文庫の予約受付が始まります!
【令和6年度第1回購入作品】
1.『八月の御所グラウンド』 万城目学著 文藝春秋 2023.8
2.『成瀬は天下を取りに行く』 宮島未奈著 新潮社 2022.9
3.『ファラオの密室』 白川尚史著 宝島社 2024.1
4.『スピノザの診察室』 夏川草介著 水鈴社 2023.10
5.『ともぐい』 河﨑秋子著 新潮社 2023.11
6.『水車小屋のネネ』 津村記久子著 新潮社 2023.3
7.『くもをさがす』 西加奈子著 河出書房新社 2023.4
以上7作品です。
予約方法など詳しくは、下記バナーからご覧ください。
ぜひ、貸出文庫を利用して、読書の秋を満喫してください。