図書館ブログ
2023年9月22日
「オカリナ・ミニ・コンサート」を開催しました!
こんにちは。久喜図書館 芸術・文学資料担当です。
8月25日(金曜日)に久喜図書館の視聴覚ホールで「オカリナ・ミニ・コンサート」を開催しました。
夏休みということもあって、お子さんの参加もあり、たくさんの方に来場していただきました。
音楽デュオ「たまごさんど」のお2人が、オカリナやギターなど、様々な楽器を演奏してくださいました。
オカリナについて説明してくださる場面もあり、オカリナの意味が「小さなガチョウ」である
ということや、同じオカリナでも1つ1つ音色が違うというお話をされていました。
今回は、3つのオカリナを使っており、低い音や澄んだ音といった様々な音色で楽しませてくださいました。
「さとうきび畑」や「涙そうそう」といった沖縄の音楽では、オカリナの他に三線や鉄琴、
波の音を再現したオーシャンドラムという楽器で演奏をされました。
〈オーシャンドラムと三線を使った演奏の様子〉
他にもYOASOBIの「ツバメ」や米津玄師の「Lemon」「パプリカ」といったJ-POP、「となりのトトロ」「いつも何度でも」といったジブリ音楽の演奏がありました。耳にしたことがある音楽が多かったのか、皆さん楽しそうにオカリナの世界に浸っていました。
コンサートの終わりには、オーシャンドラムなどの楽器を見せてくださり、参加された皆さんが興味津々で見ていました。
「たまごさんど」のお2人、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました!
2023年8月30日
Start up!!ビジネス支援室の広報キャラクター「スターピー」だよ!
こんにちは。
熊谷図書館のビジネス・産業支援担当です。
突然ですが、皆さんはこの写真のキャラクターをどこかで見たことがありませんか?
ビジネス支援室の入口にある黒板、展示資料リスト、職員の名札の横...(!?)と図書館のあちこちに登場し、広報のお手伝いをしている不思議なキャラクター。
本なの?パソコンなの?食パンなの?
いえいえ、この子はビジネス支援室の公式広報キャラクター「スターピー」です。
企画、デザイン、命名、実際のイラスト作成やキャラクターの立体化など、ビジネス・産業支援担当の職員一人一人が得意分野を活かし、令和4年度末に公式キャラクターとして誕生しました。
今回は、この「スターピー」の誕生から現在のお仕事、そして今後の活動までを簡単に御紹介します!
1 「スターピー」が誕生するまで
「スターピー」が誕生するまでの流れをまとめました。デビューはビジネス支援室入口の黒板だったんですね。
≪令和4年≫
・10月4日:初めて黒板に「スターピー」が描かれる
・10月8日:ビジネス支援室の入口でデビュー
・11月9日:X(旧Twitter)でビジネス支援室入口の黒板が紹介される
★クリックすると、外部サイト「X(旧Twitter)」のビジネス支援室入口の黒板紹介のページへ移動します
≪令和5年≫
・1月19日:職員による投票で名前が「スターピー」に決定する。
・3月29日:「スターピー」がビジネス支援室公式広報キャラクターとなる。
・5月31日:X(旧Twitter)で「スターピー」が紹介される
★クリックすると、外部サイト「X(旧Twitter)」のスターピー紹介のページへ移動します
2 名前と由来
名前: 「スターピー 」
由来:開業、創業を意味する"Start up"から名付けられました。ビジネス支援室を起点にして、空高く輝いてほしい、という想いが込められています。
また、名前の文字に半濁音を使うことで、キャラクターを見た人に軽やかな印象を与えています。
3 「スターピー」のひみつ
ビジネス支援室にある「本」や「雑誌」と、「データベース」
「インターネット情報」などの電子のイメージを掛け合わせた形をしています。
通常はふわふわと浮いていて、感情に合わせて表情や頭の上のアンテナが変化します。
本を読む時や手を振る時には手が生えてくる、自由なキャラクターです。
皆さんへ必要な情報を届けられ、嬉しくて頭に花が咲いてしまうことも...!
4 スターピーの使命
ビジネス支援室の広報担当として、以下の使命を持って活動をしていきます。
- ビジネス支援室が親しみやすい場所になるよう皆さんをお迎えする
- ビジネス支援サービスについて皆さんに分かりやすく周知する
- ビジネス支援サービスをたくさんの方に知ってもらえるよう、
図書館内外の様々な場で広報する - ビジネス支援室を利用するきっかけ作りに貢献する
5 これまでの活動、そしてこれから
これまでの「スターピー」の活動の一部を御紹介します。
・ビジネス支援室の入口で皆さんをお出迎え
・ビジネス・産業支援担当職員の名札に愛らしく登場
・県立熊谷図書館だより第91号で「令和 5 年度女性創業相談会 in 埼玉県立熊谷図書館」を広報
★クリックすると、「県立熊谷図書館だより 第91号」を御覧いただけます
・県立熊谷図書館だより第92号で「女性のためのプチ起業セミナー&交流会in埼玉県立熊谷図書館」を広報
★クリックすると、「県立熊谷図書館だより 第92号」を御覧いただけます
・ミニ展示「Let's コミュニケーション!」の展示資料リストで資料紹介
★クリックすると、「ミニ展示「Let's コミュニケーション!」の展示資料リスト」を御覧いただけます
・ミニ展示の閲覧時に数取り機を押すよう呼びかけ
・令和5年6月20日(火曜日)「女性のためのプチ起業セミナー&交流会in埼玉県立熊谷図書館」を取材
・令和5年7月21日(金曜日)「仕事に役立つ!「官報」を知ろう」で文書館のキャラクターもんじろうとコラボレーション
この他、ビジネス・産業支援担当が作成したチラシやポスターでも、公式広報キャラクターとして活躍しています。
講座に出張したり、展示を盛り上げるために本にそっと寄り添ったり、スライドに登場したりと、様々なシーンで活動中です。
これからも「スターピー」は様々な講座やセミナー等の事業で広報担当として活躍してくれる予定です。
「スターピー」に会いに、ビジネス支援室へ足を運んでいただけると嬉しいです。
ビジネス支援室に入ったことがない方も、既に利用されている方も、皆さんの御来館をお待ちしています!
令和5年8月30日
2023年8月8日
こんな本あります!―久喜図書館の書棚から―
こんにちは。久喜図書館です。
このコーナーでは、所蔵する図書を図書館職員がご紹介します。
さて、今月は...
■No.1■
『じっくり見たい『源氏物語絵巻』』
(佐野みどり著 小学館 2000)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:721.2/シツ>

「国宝源氏物語絵巻」と言えば日本の四大絵巻の一つで、その成立は十二世紀中ごろと推定される。本書は現存する「国宝源氏物語絵巻」を実物大図版を用いて解説している。源氏物語の登場人物やあらすじについても紹介されており、源氏物語になじみのない読者でも安心して読み進めることができる。
国宝源氏物語絵巻はただ物語を絵画化しているのではなく、絵画がもたらす効果によって登場人物の心情を描き出している。そこに本作品の面白さがある。作者の源氏物語への深い理解と共感が生んだ最高傑作を、あなたも堪能してみてはいかがだろうか。
(紹介者:S・O)
■No.2■
『宮沢賢治はなぜ教科書に掲載され続けるのか』
(構 大樹著 大修館書店 2019)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:910.268/ミヤ003>
「やまなし」、「永訣の朝」、「雨ニモ負ケズ」など、私たちが教科書で読み親しんできた宮沢賢治の作品は多い。
本著は宮沢賢治の作品が、過去から現代に至るまで幅広く受容され続けてきた理由について、時代背景や同時代評を用いながら考察する。戦時下における「雨ニモ負ケズ」の評価の高まり、また近年のポップカルチャーに登場する賢治作品については、特に興味深く読んだ。
宮沢賢治について、時代性という切り口から考える1冊。かつて読んだ作品を懐かしみながら、手にとってみてはいかがだろうか。
(紹介者:M・T)
■No.3■
『すごすぎる天気の図鑑』
(荒木健太郎著 KADOKAWA 2021)
<所蔵館:久喜図書館 請求記号:451/スコ 児童書>
夏になると、空が気になる機会が増える人も多いのではないだろうか。青い空に湧き立つ入道雲は、夏の風物詩の一つだ。近年ではゲリラ豪雨や線状降水帯など、命に関わる話題も多い。本書はそんな天気に関する様々なトピックについて、イラストや例え話で分かりやすく解説している。児童書ではあるが、大人でも読み応えのある内容となっている。
著者によると、坊主頭の入道雲は成長すると髪の毛が生え、別の名前の雲になるそうだ。これがどういうことなのか、ぜひ本書で確認してみてほしい。他にも天気急変の予兆となる雲や、雨が降っていない時に見られる虹など、興味深い現象を紹介している。本書を読んでから空を眺めてみると、それまでと違った景色が見えるかもしれない。
(紹介者:A・Y)
それでは、次回もお楽しみに。
2023年7月18日
障害者が使えるさまざまな形の資料があります 動画でご紹介!
こんにちは!久喜図書館バリアフリー読書推進担当です。
突然ですが、皆さん、YouTubeはご覧になりますか?
いろいろな動画が公開されていて、おもしろいですよね。
実は埼玉県立図書館でも動画をYouTubeで公開しています。
この度、バリアフリー読書推進担当では、埼玉県立図書館の障害者サービスと点字資料や、
デイジー資料を紹介する動画を作成しました!
動画は全部で6種類!
- 障害者サービスのご紹介(約4分)
「障害者サービス」埼玉県立図書館 YouTube
(https://www.youtube.com/embed/Ry-2Xy_DMNQ)
- 音声デイジーのご紹介(約10分)
「音声デイジー」埼玉県立図書館 YouTube
(https://www.youtube.com/embed/XdGg9Ow0MDE)
- マルチメディアデイジーのご紹介(約3分)
「マルチメディアデイジー」埼玉県立図書館 YouTube
(https://www.youtube.com/embed/GyYvT-ktdY8)
- 点字図書のご紹介(約4分)
「点字図書」埼玉県立図書館 YouTube
(https://www.youtube.com/embed/fFW-NNaC5MI)
-
布絵本のご紹介(約3分)
「布絵本」埼玉県立図書館 YouTube
(https://www.youtube.com/embed/pqgemjCc_tI)
- LLブックのご紹介(約3分)
「LLブック」埼玉県立図書館 YouTube
(https://www.youtube.com/embed/74M2a8ueNe4)
それぞれの資料についてもっと詳しく知りたい方は、久喜図書館バリアフリー読書推進担当まで、
お気軽にお問い合わせください。
2023年7月13日
資料展「古墳人の装い―美しき装身具―」開催中!
こんにちは。
熊谷図書館の人文・社会科学資料担当です。
現在、熊谷図書館2階ロビーでは資料展「古墳人の装い―美しき装身具―」を開催中です。
先日行われました、歴史と民俗の博物館共催講座
「出張講座 あなたの街にも『れきみん埼玉』」の関連展示として
「古墳時代」と「装身具」をテーマに資料を集めました。
展示は
・古墳時代の装身具 ・古墳時代と埼玉県 ・装身具から見る人物埴輪 ・古墳時代の玉類 |
の4つのテーマに分かれており、また、中央には玉作りに関するパネルも展示しています。
以下に、簡単にではありますが、資料展の概要を御紹介させていただきます。
1 古墳時代の装身具
古墳時代には様々な装身具がつくられていました。
翡翠(ひすい)・碧玉(へきぎょく)・ガラス玉をもちいた各種玉類が中心だった前期から、
金属製のものが見られ始めた中~後期まで、
古墳時代の装身具を見て、楽しむことができる資料を中心に集めています。
2 古墳時代と埼玉県
埼玉県には古墳がたくさんあるのを御存知でしょうか。
こちらのコーナーでは埼玉古墳群をはじめとした
県内の古墳やその出土品を紹介した資料を展示しています。
3 装身具から見る人物埴輪
人の形を模した人物埴輪には、よく見るとアクセサリーをつけているものがあります。
埴輪たちから当時の人々の姿を想像することができそうですね。
4 古墳時代の玉類
古代の玉類といえば真っ先に思い浮かぶのは、まが玉でしょうか。
まが玉は埼玉県の県章にもなっていますよね。
その素材は碧玉(へきぎょく)製・瑪瑙(めのう)製・水晶製など、様々なものが見つかっています。
展示している資料は展示期間中でも貸出できます (一部を除く) ので、
ご希望の資料がございましたら職員にお声がけください。
展示期間は7月30日(日)までです。
まだご覧になっていない方も、既にご覧いただいた方も、みなさまの御来館をお待ちしています!
期間:5月27日(土)~7月30日(日)※休館日を除く 場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー |