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2012年8月1日
「資料展 音楽で世界を旅しよう~イギリス編~」

いよいよロンドンオリンピックが開幕しました。浦和図書館ではオリンピックにちなんで、「音楽で世界を旅しよう~イギリス編~」と題し、イギリス音楽を視聴覚資料(主にCD)にて紹介しています。展示中のCDはお借りいただけます。
この機会にクラシックから民謡・ブリティッシュロックまで、イギリス音楽の豊かな広がりに触れてみてはいかがでしょうか。

期間 8月26日(日)まで[月曜日は休館]
場所 埼玉県立浦和図書館2階ロビー
さいたま市浦和区高砂3-1-22(浦和駅西口下車徒歩8分)

展示のようす.JPG
(展示の様子)

♪今年はエリザベス女王が即位して60年の記念の年です。記念のお祝い「ダイヤモンド・ジュビリー」では、ロンドンを流れるテムズ川で水上パレードが行われました。テムズ川でパレードが行われたのはなんと350年ぶり。1717年に当時の国王ジョージ1世の川遊びの際に演奏されたといわれているのが、ヘンデル作曲『水上の音楽』です。

オックスフォードの風景.JPG
(オックスフォードの風景)

♪イギリスの国歌というとあまり知られていませんが、第2の国歌といわれているエルガー作曲『威風堂々』は日本でもおなじみです。毎年夏にロンドンで開催される音楽祭BBCプロムス。最後の夜のコンサート"プロムスラストナイト"では、これがクラッシックコンサート?と思うくらい盛り上がります。思い思いの格好をした聴衆が国旗を振りながら、大合唱です。

オックスフォード大学.JPG
(オックスフォード大学)

♪「組曲惑星」を作曲したホルストはイギリス生まれ。冨田勲がシンセサイザーで編曲した「木星」、平原綾香が日本語で歌った「ジュピター」は日本でも有名ですね。 ♪イギリスの音楽といえば、ビートルズやローリングストーンズでおなじみのブリティッシュロック。オリンピック開会式で、ビートルズのメンバー、ポール・マッカートニーが「ヘイ・ジュード」を熱唱しました。またイギリス選手団入場の際に流れた曲はデビット・ボウイの「ヒーローズ」でした。どの曲も永遠の名作です。メロディーはもちろん、その詩の世界もお楽しみください。

湖水地方の景色.JPG

(湖水地方の風景)

♪イギリスの民謡は日本でもおなじみのものがたくさんあります。「蛍の光」はスコットランド民謡、「埴生の宿」はイングランド民謡です。明治時代から唱歌として日本でも歌われてきました。
かつてイギリスを訪れたハイドン、ベートーベン、ウェーバー等の大作曲家も、「民謡曲集」をだしています。
アイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」は「ダニー・ボーイ」、イングランド民謡「スカボロフェア」は映画『卒業』の挿入歌として有名になりました。

ミニ合唱コンサート
今回の企画にあわせて、8月16日(木)に県立川口北高校コーラス部によるミニコンサートを開催します。当日はイギリスゆかりの歌を中心に「クラシックからビートルズ」まで9曲の合唱をお楽しみいただけます。

日時:8月16日(木)12時45分から13時15分(開場は12時15分)
場所:浦和図書館1階鑑賞室。定員は40名、先着順。
ランチタイムのひととき、高校生の美しい歌声を聞きながらイギリスの地に思いを馳せてみませんか?

映画会
8月16日はイギリス映画「バルカン超特急」(アルフレッド・ヒッチコック監督)の上映もございます。
日時:8月16日(木)14時から15時35分(開場は13時30分)
場所:浦和図書館1階鑑賞室。定員は50名、先着順。

こども室
1階こども室でも「イギリスに関する本」のミニ展示を行っています。『不思議の国のアリス』、『くまのプーさん』、『ハリーポッター』などの物語や絵本もたくさんあります。 皆様の御来館をお待ちしております。

(浦和図書館 産業資料担当 小林・山本)