2016年9月30日
旧浦和図書館の解体工事が始まりました。
平成27年3月に浦和図書館は閉館しましたが、現在は、県立図書館資料の貸出・返却窓口として浦和分室(埼玉県立熊谷図書館浦和分室)を県立文書館建物内に開設してサービスを行っています。
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/access/bun_shisetsu.html
閉館後の旧浦和図書館内では、一年間かけて蔵書等の引っ越しを行い、このほど、建物の解体工事が本格的に始まりました。
窓部分にシートが張られています。
平成29年5月までの工期で、建物解体と整地などをするとのことです。
解体直前の館内の様子をご案内します。
蔵書や書架・備品類の引っ越しは昨年度終了しているので、中は広々とした感じです。
書架を撤去した3階閲覧室。
壁や天井が「時代」を感じさせます。
2階(新聞・雑誌室)の壁
3階(閲覧室)の壁
天井3態(木・竹・萱?)
旧浦和図書館は"昭和"を感じる図書館として、映画のロケも行われました。
映画「北のカナリアたち」冒頭の図書館シーンに使われた回廊
http://libprefsaitama.seesaa.net/article/301603106.html
映画「ソロモンの偽証」警察署シーンで使われた階段
なお、解体後も敷地内に立つ明治天皇「行在所記念之碑」や「浦和一女子発祥の地碑」はそのまま残るとのことです。
「浦和一女子発祥の地碑」(左端)、「行在所記念之碑」(右)