2020年1月11日
「図書館と県民のつどい埼玉2019」を開催しました。
令和元年度の「図書館と県民のつどい埼玉」は、12月15日(日)に桶川市民ホール・さいたま文学館で開催しました。
今年の記念講演は、作家の須賀しのぶさんにお越しいただきました。
「本と埼玉と私」と題し、埼玉愛や御自身の本に関する経験、作品についてのお話しなど、貴重なお話しをたっぷり語ってくださいました。
講演後には、会場からたくさんの質問があがり、そのひとつひとつに丁寧にお答えくださいました。
中学生ビブリオバトルでは、予選会を勝ち抜いた6名によるバトルが繰り広げられました。
生徒のみなさんの堂々たる発表に、来場者の方々からも称賛する感想が多く聞かれました。
「ビブリオバトルを見ました!! 本当に同じ中学生!?と疑うほどすごい演説でした!!」
「ただただすごい。全て読みたいなと思いました。」
来場者による投票により見事チャンプ本を獲得したのは、熊谷市立熊谷東中学校の瀬山 雄太さんです。チャンプ本は『我が名は秀秋』(矢野 隆 著/講談社)でした。
この他、子供の読書振興をテーマとした、こども読書交流集会の2つの講座、こどもの本のひろば、大学・高校・公共図書館の展示も行われました。
展示会場では、各図書館の多彩な取り組みの紹介、本の修理体験やしおり作り体験などの参加型の展示など、趣向を凝らした内容で参加された皆さんに楽しんでいただきました。
また、会場をめぐるスタンプラリーも行い、スタンプを全て集めた方には協賛企業から提供いただいた景品とオリジナル缶バッジをお渡ししました。
おかげさまで盛況のうちに今年の「図書館と県民のつどい」を終えることができました。
ご来場いただいた方は延べ3,457名と、「図書館と県民のつどい」が始まって以来最多を記録しました。
ご参加いただいた皆様、また、御協力いただいた関係者の皆様、大変ありがとうございました。