2024年2月20日
「令和5年度海外資料普及事業」を開催しました
こんにちは! 熊谷図書館の海外資料担当です。
2月11日(日)に熊谷図書館で、令和5年度海外資料普及事業「多文化共生社会と図書館の役割 図書館の多文化サービスを考える」を開催しました。
当日の講義とワークショップの様子をご紹介します!
図書館の多文化サービスとは?
まず初めに、日本図書館協会多文化サービス委員会前委員長で国際図書館連盟(IFLA)多文化社会図書館サービス分科会メンターの平田泰子氏を講師にお招きし、図書館の多文化サービスについてご講義いただきました。
図書館で多文化サービスを提供する意義や、日本の公共図書館における多文化サービスの歩み、多文化サービスの現状と課題など、貴重なお話を聴かせていただきました。
参加者の皆さんが、メモを取りながら興味深そうにお話を聴いている姿が印象的でした。講義後には質問もたくさん挙がりました。
ワークショップの前にアイスブレイク!
休憩を挟み、後半のワークショップに入る前に、自己紹介とアイスブレイクを行いました。アイスブレイクでは、グループごとに、「輪ゴムの使い方」を考えていただきました。
初対面の方がほとんどでしたが、皆さんすぐに打ち解けて、アイデアを出し合っていました。
髪の毛を結ぶ、パチンコにする、といった定番のものから、釣り竿にする、虫を仕留める、といった斬新なものまで、様々なアイデアが挙がりました。
白熱!? ワークショップ
アイスブレイクで場が和んだところで、次はいよいよ本番のワークショップです。
「令和4年度埼玉県外国人住民意識調査」から在住外国人のニーズを1つ取り上げて、その対応等について考えていただきました。
アイデア出しから模造紙にまとめるまで、とても熱心に取り組んでいただき、立ち上がって作業をするほど白熱していました!
たくさん挙がった意見やアイデアをグルーピングし、発表用に模造紙にまとめていきます。
そして完成したものがこちら!
どのグループも素晴らしい発表をしていただきました。
お出しいただいたアイデアは、今後の業務の参考にさせていただきたいと思います。
終了後には・・・
最後に、講師を務めていただいた平田先生に大きな拍手が送られ、講座は終了しましたが、その後も会場は、他のグループの成果物をご覧になったり写真を撮ったりされる方、名刺交換やお話で盛り上がる方などで、しばらく賑わっていました。
お帰りの際には、「とても勉強になり、参加して良かったです」、「他の参加者の方との交流の機会になりました」などの嬉しいお言葉をいただきました。海外資料担当として、より良い多文化サービスを提供できるよう、更に努力をしなければならないと、身の引き締まる思いがしました。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。