2023年7月13日
資料展「古墳人の装い―美しき装身具―」開催中!
こんにちは。
熊谷図書館の人文・社会科学資料担当です。
現在、熊谷図書館2階ロビーでは資料展「古墳人の装い―美しき装身具―」を開催中です。
先日行われました、歴史と民俗の博物館共催講座
「出張講座 あなたの街にも『れきみん埼玉』」の関連展示として
「古墳時代」と「装身具」をテーマに資料を集めました。
展示は
・古墳時代の装身具 ・古墳時代と埼玉県 ・装身具から見る人物埴輪 ・古墳時代の玉類 |
の4つのテーマに分かれており、また、中央には玉作りに関するパネルも展示しています。
以下に、簡単にではありますが、資料展の概要を御紹介させていただきます。
1 古墳時代の装身具
古墳時代には様々な装身具がつくられていました。
翡翠(ひすい)・碧玉(へきぎょく)・ガラス玉をもちいた各種玉類が中心だった前期から、
金属製のものが見られ始めた中~後期まで、
古墳時代の装身具を見て、楽しむことができる資料を中心に集めています。
2 古墳時代と埼玉県
埼玉県には古墳がたくさんあるのを御存知でしょうか。
こちらのコーナーでは埼玉古墳群をはじめとした
県内の古墳やその出土品を紹介した資料を展示しています。
3 装身具から見る人物埴輪
人の形を模した人物埴輪には、よく見るとアクセサリーをつけているものがあります。
埴輪たちから当時の人々の姿を想像することができそうですね。
4 古墳時代の玉類
古代の玉類といえば真っ先に思い浮かぶのは、まが玉でしょうか。
まが玉は埼玉県の県章にもなっていますよね。
その素材は碧玉(へきぎょく)製・瑪瑙(めのう)製・水晶製など、様々なものが見つかっています。
展示している資料は展示期間中でも貸出できます (一部を除く) ので、
ご希望の資料がございましたら職員にお声がけください。
展示期間は7月30日(日)までです。
まだご覧になっていない方も、既にご覧いただいた方も、みなさまの御来館をお待ちしています!
期間:5月27日(土)~7月30日(日)※休館日を除く 場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー |